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くろべ (訓練支援艦)
海上自衛隊の訓練支援艦。ドローンを管制し、対空射撃訓練を支援する。 ウィキペディアから
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くろべ(ローマ字:JS Kurobe, ATS-4202)は、海上自衛隊の訓練支援艦[1]。艦名は黒部峡谷に由来する。 2022年12月に制定された防衛力整備計画で、2027年度までに除籍することが発表された[2]。
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概要
対空射撃訓練支援用の艦で、無人標的機を射出・誘導することを主目的とする[1]。経空脅威および防空兵器の高性能化、先代の訓練支援艦「あづま」の旧式化に伴い、それを補完するものとして建造された。
平甲板型の艦型であり、前甲板には76mm単装砲1基を装備する。標的機はBMQ-34AJファイアービー、BQM-74EチャカⅢをそれぞれ4基ずつ、計8基搭載する[1]。これらの標的機は後部甲板より発射され[1]、艦上構造物トップの4面フェーズドアレイレーダーにより最大3機の同時誘導・管制が可能である[1]。
艦首側から見た「くろべ」(右)と「てんりゅう」 艦尾側から見た「くろべ」(左)と「てんりゅう」 標的機の発射準備をしている「くろべ」
艦歴
要約
視点
「くろべ」は、中期防衛力整備計画に基づく昭和61年度計画訓練支援艦4202号艦として、日本鋼管鶴見造船所で1987年7月31日に起工され、1988年5月23日に進水、1989年3月23日に就役し、自衛艦隊に直轄艦として編入され呉に配備された。
1990年9月、海上自衛隊の艦艇として初めて女性自衛官(通信士・松尾直子3尉[3])が乗組みとなった[4]。
2008年3月26日、護衛艦隊隷下に第1海上訓練支援隊が新編され「てんりゅう」とともに編入された。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東日本大震災に対し、災害派遣のため被災地、宮城県女川町に向けて出港する。
2022年12月に公表された防衛力整備計画で、2027年度までに除籍することが発表された[2]。
現在は第1海上訓練支援隊に所属し、定係港は呉である。
歴代艦長
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登場作品
- 『SFX巨人伝説ライン』
- 第10話に登場。冒頭にて、舞鶴東港から出港し能登半島沖で体験航海を行っていた最中、突如として出現した怪獣バグズンの襲撃を受け、撃沈されてしまう。
脚注
参考文献
外部リンク
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