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しまゆき (練習艦)

はつゆき型護衛艦の12番艦、後に練習艦へ種別変更(しまゆき型練習艦1番艦) ウィキペディアから

しまゆき (練習艦)
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しまゆきローマ字JS Simayuki, TV-3513DD-133)は、海上自衛隊練習艦はつゆき型護衛艦の12番艦。1999年に艦種変更され、しまゆき型練習艦の1番艦となった。艦名は「島に降る雪」即ち「島雪」に由来する。なお、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。

概要 しまゆき, 基本情報 ...
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艦歴

要約
視点

「しまゆき」は、中期業務見積りに基づく昭和57年度計画3,000トン護衛艦2221号艦として、三菱重工業長崎造船所で1984年5月8日に起工され、1986年1月29日に進水、1987年2月17日に就役し、第3護衛隊群に直轄艦として編入され佐世保に配備された。 同年2月20日、第3護衛隊群隷下に第45護衛隊が新編され、同日付で就役した「あさゆき」とともに編入された。

1988年遠洋練習航海に参加。

1990年環太平洋合同演習 (RIMPAC) に参加。

1992年、練習艦「かとり」、護衛艦「しらゆき」とともに遠洋練習航海に参加。6月3日横須賀基地出港後、太平洋各地に寄港し、11月15日に横須賀基地に帰港。

1997年3月24日、隊番号の改正により第45護衛隊が第7護衛隊に改称。

1998年3月20日第2護衛隊群第2護衛隊に編入。

1999年2月に日立造船因島工場において練習艦への種別変更のため、ヘリコプター格納庫内に実習用講堂を設置する等の工事が施された。

同年3月18日、練習艦に種別変更され、艦籍番号がTV-3513に変更、練習艦隊第1練習隊に編入され、定係港がに転籍。

2002年2007年2009年2012年、遠洋練習航海に参加。

2013年3月22日、練習艦としては海上自衛隊初となる女性艦長が練習艦「せとゆき」と同じく着任[1]

同年6月11日20時50分ごろ、佐世保基地に向け航行中に関門海峡下関市六連島沖)で対向してきたパナマ船籍の自動車運搬船「AUTO BANNER」(2万6,651トン)に接近して衝突の危険があったと報道された[2]

2014年9月25日運輸安全委員会(海事部会)は2013年6月11日に発生した異状近接事案を船舶インシデント(安全阻害)とし、調査報告書を発表した。同調査報告書では、行き会う際「しまゆき」が左転して航路の左側へ航行し、「AUTO BANNER」の前に進出する態勢となって港則法の定めと異なる航行を行ったことが主因としている[3]

2021年3月19日まや型護衛艦はぐろ」の就役により、はたかぜ型護衛艦しまかぜ」が練習艦に種別変更され、本艦は除籍。就役期間中、地球約37周相当の距離を航海した[4]

2023年12月1日呉港務隊えい船により洋上までえい航し、解体業者に引き渡された[5]。これにより、はつゆき型護衛艦はすべて解体となる[5]

歴代艦長

さらに見る 代, 氏名 ...
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ギャラリー

脚注

参考文献

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外部リンク

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