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はつゆき (護衛艦)

海上自衛隊の汎用護衛艦、はつゆき型護衛艦の1番艦 ウィキペディアから

はつゆき (護衛艦)
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はつゆきローマ字:JS Hatsuyuki, DD-122)は、海上自衛隊護衛艦はつゆき型護衛艦の1番艦。はつゆき型護衛艦のネームシップ。「はつゆき」の名は「その年初めて降る雪」(初雪)に由来する。なお同じ名を持つ艦艇としては、旧海軍神風型駆逐艦25番艦「初雪」、吹雪型駆逐艦特I型3番艦「初雪」に続き、3代目である。

概要 はつゆき, 基本情報 ...
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艦歴

要約
視点

昭和52年度計画2,900トン型護衛艦2210号艦として、住友重工追浜造船所浦賀工場で1979年3月14日に起工され、1980年11月7日に進水、1982年3月23日に就役し、第1護衛隊群に直轄艦として編入され横須賀に配備された。

就役当初は高性能20mm機関砲CIWS)が装備されておらず、艦橋旗甲板レベルの両舷に甲板を増設し、艦橋のブルワークを一部をカットする形で後日装備した。なお、CIWS管制室はFCS-2-21の下部構造、同弾庫はマスト下部構造にそれぞれ設けられている[1]

同じくチャフ発射機についても同型艦中本艦のみ後日装備となっており、新たに張り出しを設け、同型艦同様に装備された。なお、弾庫は格納庫左舷側に甲板を増設して設置した[1]

上記の追加装備で同型艦とほぼ同様の装備となったが、煙突両舷のSSM搭載用クレーンは最後まで設置されることはなかった[1]

1983年2月8日、第1護衛隊群隷下に第41護衛隊が新編され、同日付で就役した「しらゆき」とともに編入された。同年6月28日から8月16日の間、護衛艦「くらま」、「たちかぜ」とともにハワイ派遣訓練に参加。

1984年1988年環太平洋合同演習 (RIMPAC) に参加。

1987年6月6日から8月21日の間、護衛艦「しらね」、「はたかぜ」とともに米国派遣訓練に参加。

1990年1月31日、第41護衛隊が第4護衛隊群隷下に編成替えとなり、大湊に転籍。

1991年遠洋練習航海に参加。

1996年3月12日横須賀地方隊第37護衛隊に編入され、再び横須賀へ転籍。

1997年3月24日、第37護衛隊の廃止に伴い、横須賀地方隊隷下に編成替えとなった第41護衛隊に編入。同日付、隊番号の改正により第41護衛隊が第21護衛隊に改称。

2008年3月26日自衛艦隊の大改編により、第21護衛隊が第11護衛隊に改称され、護衛艦隊隷下に編成替え。

2010年6月25日、護衛艦「さわかぜ」と共に自衛艦旗横須賀地方総監松岡貞義海将に返納し退役した。就役期間通しての総航程は678,051.7浬、総航海時間は61,513時間47分におよんだ[1]

最終所属は護衛艦隊第11護衛隊に所属し、定係港は横須賀であった。

歴代艦長

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脚注

参考文献

関連項目

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