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こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち
日本のノンフィクション作品 ウィキペディアから
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『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』(こんなよふけにバナナかよ きんジス・しかのやすあきとボランティアたち)は、渡辺一史によるノンフィクション書籍。
全身の筋力が徐々に衰えていく進行性筋ジストロフィーという難病を抱え、北海道札幌市に在住していた男性の鹿野靖明(しかの やすあき、1959年 - 2002年)を取材したノンフィクション作品である[1]。1人では体を動かせないうえ、人工呼吸器の使用により痰の吸引を24時間必要とする鹿野が選んだ自立生活と、それを24時間体制で支えるボランティアたちの交流が描かれている[2]。
書籍のタイトルは、夜中にいきなり「バナナが食べたい」と言い出した鹿野に対して、ボランティアの一人が心に浮かべた感想から取られた。鹿野の自由奔放な性格の象徴として紹介されるエピソードであると同時に、障害者と介助者との対等な関係がいかに構築されるべきかという、ノーマライゼーションの本質を問うタイトルとなっている。
第35回大宅壮一ノンフィクション賞、第25回講談社ノンフィクション賞をそれぞれ受賞している[3]。
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映画
要約
視点
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』のタイトルで2018年12月28日に公開された。主演は大泉洋[5]。札幌フィルムコミッション支援作品。
2018年末の興行通信社の初週の映画ランキングは7位発進。2019年始の公開2週目にして4位にランクアップ。
キャスト
スタッフ
- 原作:渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
- 監督:前田哲
- 脚本:橋本裕志
- 音楽:富貴晴美
- 主題歌:ポルノグラフィティ「フラワー」(SMEレコーズ)
- 製作:大角正、今村司、木下直哉、谷和男、荒木宏幸、堀義貴、弓矢政法、中部嘉人、広瀬兼三、伊藤亜由美、安部順一、坪内弘樹、和田俊哉、赤座弘一、大鹿紳、小櫻顕、五島建次
- 製作代表:大角正、今村司
- エグゼクティブ・プロデューサー:吉田繁暁、伊藤響
- 企画・プロデュース:石塚慶生
- プロデューサー:飯沼伸之、寺西史
- ラインプロデューサー:阿部智大
- 撮影:藤澤順一
- 照明:長田達也
- 美術:三ツ松けいこ
- 録音:鈴木肇
- 編集:西潟弘記
- 制作担当:木村広志
- 助監督:茂木克仁
- VFX:浅野秀二
- 音響効果:岡瀬晶彦
- 記録:松村陽子
- 衣装デザイン:小川久美子
- ヘアメイク:小沼みどり
- 装飾:松尾文子
- 音楽プロデューサー:高石真美
- 宣伝プロデューサー:櫻糀恵介
- 制作主任:堤健太
- 制作プロダクション:松竹撮影所
- 制作協力:松竹映像センター
- 配給:松竹
- 製作幹事:松竹、日本テレビ放送網
- 製作:「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会(松竹、日本テレビ放送網、木下グループ、読売テレビ放送、アミューズ、ホリプロ、ジェイアール東日本企画、文藝春秋、北海道新聞社、クリエイティブオフィスキュー、読売新聞社、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
関連商品
- 前川奈緒(ノベライズ)・渡辺一史(原案)・橋本裕志(脚本)『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、文春文庫、2018年12月4日発売、ISBN 9784167911959 - 映画ノベライズ
- 『月刊シナリオ』2019年1月号、日本シナリオ作家協会、2018年12月3日発売 - 映画の脚本が収録されている
- 西造(作画)・渡辺一史(原案)・橋本裕志(脚本)『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、comico掲載 - 同名映画のコミカライズ版
テレビ番組
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脚注
外部リンク
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