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さつま号
大阪府大阪市と鹿児島県鹿児島市を結んでいた夜行高速バス (1990-2012) ウィキペディアから
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さつま号(さつまごう)は、かつて大阪府大阪市と鹿児島県鹿児島市を結んでいた夜行高速バスである。

全便座席指定制のため、乗車には予約が必要であった。
航空路線やツアーバスとの競合に加え、山陽新幹線・九州新幹線で新大阪 - 鹿児島中央間直通運転開始(2011年)によって利用者が減少したことから、2012年9月30日を以て運行休止となり、2013年5月末日を以て廃止された。
概要
沿革
- 1990年3月22日 - 運行開始。当初は中国自動車道経由。
- 1997年 - 山陽自動車道全通に伴い、同道経由に変更。
- 2003年 - 大阪側の運行会社を阪急バスから阪急観光バスに移管。
- 2009年6月1日 - バスセンターが併設されていた南国日生ビルの建て替えに伴い、鹿児島側の発着バス停を変更。
- 2011年2月25日 - 大阪発鹿児島行きの南国交通便のバス(三菱ふそう・エアロエース・LKG-MS96VP、鹿児島200か11-44)において乗車していた大学生が豹変し運転席のハンドルを奪うバスジャックが発生し、車両が横転するという事件が発生する。[1]横転した車両は2月上旬に納入されたばかりだったという。
- 2012年4月23日 - 南国交通鹿児島中央駅前バスセンターの開業に伴い、鹿児島側の発着バス停を変更[2]。
- 2012年8月16日 - 南国交通・阪急観光バス両社で2012年9月30日運行休止を発表[3]。
- 2012年9月30日 - この日の出発便を以って運行休止。運行開始から22年半の歴史に幕が下ろされた。
- 2013年6月1日 - 正式に廃止[4]
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運行経路・停車停留所
太字は停車停留所。西宮北インター以東のみ、鹿児島空港南以南のみの利用は不可だった。
運行車両・車内設備
- 阪急観光バスは原則として日野セレガADG-RU1ESAA、三菱ふそう エアロクィーンIKL-MS86MP、三菱ふそうエアロクィーンI(西工ネオロイヤルSD-II))KL-MS86MP改の何れかが使用されたが、晩年は日野セレガがメインであった。
- 南国交通は原則として三菱ふそうエアロエース・LKG-MS96VP、三菱ふそうエアロクィーンI・PJ-MS86JPまたは日野・セレガKL-RU1FSEAが使用され、運用の都合上福岡線「桜島号」と共通運用されていた。南国交通のエアロエースは導入直後に上記の2011年2月25日の事故で廃車になり、新たにエアロエースを代替していた[8]。なお、事故の当該車両については修復された後、兵庫県・丹波篠山の武元重機を経てサンシャインエクスプレスに転出していることが確認されている。
車内設備
- 3列独立シート
- テレビ・ビデオ・ラジオ
- トイレ
- 毛布
- おしぼり・飲み物(コーヒー・お茶、阪急観光は冷たいパックの飲み物もあり)
- 阪急観光バス便の一部(セレガなど)は通路側仕切りカーテンと座席コンセントあり。
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補足
関連項目
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