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ちくま (護衛艦)
海上自衛隊の護衛艦(DE)、あぶくま型護衛艦5番艦。 ウィキペディアから
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ちくま(ローマ字:JS Chikuma, DE-233)は、海上自衛隊の護衛艦。あぶくま型護衛艦の5番艦。艦名は千曲川の古名である筑摩に由来し、この名を持つ日本の艦艇としては、旧海軍の筑摩型防護巡洋艦「筑摩(I)」、利根型重巡洋艦「筑摩(II)」に続き3代目にあたる。
あぶくま型護衛艦の中では後期型(小改正型)であり、マストにフラットを追加し、OPS-20航海用レーダーが搭載されている。
2022年12月に公表された防衛力整備計画で、2027年度までに除籍することが発表された[1]。
2025年7月、本艦含むあぶくま型全艦をフィリピンへ輸出することで日比両政府が一致した認識を持っていることが報じられた[2]。
本記事は、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはあぶくま型護衛艦を参照されたい。
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艦歴
要約
視点
「ちくま」は、中期防衛力整備計画に基づく平成元年度計画1,900トン型乙型護衛艦1233号艦として、日立造船舞鶴工場で1991年2月14日に起工され、1992年1月22日に進水、同年10月16日に公試開始、1993年2月24日に就役し、舞鶴地方隊第31護衛隊に編入された。
1993年10月29日から11月3日に舞鶴に寄港したオーストラリア海軍駆逐艦「パース」、フリゲート「キャンベラ」のホストシップとして護衛艦「あぶくま」とともに交歓する。
2000年6月13日、練習艦となった「あきぐも」に代わり大湊地方隊第25護衛隊に編入、定係港が舞鶴から大湊に転籍。
2008年3月26日、自衛艦隊の大改編により第25護衛隊が第15護衛隊に改称され、護衛艦隊隷下に編成替え。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東日本大震災に対し、災害派遣される。
2012年5月11日~5月15日、函館港に寄港したフランス海軍情報収集艦「デュピュイ・ド・ローム」と交歓する。
2018年11月22日15時40分ごろ、沖縄県久米島の約130キロ沖で、甲板上で高性能20ミリ機関砲の弾数を確認していたところ、流入した波の影響で実弾21発が海中に落下した[3]。
2022年12月に公表された防衛力整備計画で、2027年度までに除籍することが発表された[1]。
2025年2月6日、熊野灘において、護衛艦「おおよど」とともに海上保安庁との共同訓練に参加した。海上保安庁からは第四管区海上保安本部、巡視船「すずか」が参加し、情報共有訓練、護衛艦と巡視船の運動要領等に関する訓練を実施した[4]。
2025年7月、本艦含むあぶくま型全艦をフィリピンへ輸出することで日比両政府が一致した認識を持っていることが報じられた[2]。
現在は護衛艦隊第15護衛隊に所属し、定係港は大湊である。
歴代艦長
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ギャラリー
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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