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ぴちょんくん

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ぴちょんくんは、ダイキン工業の家庭用ルームエアコン「うるるとさらら」のマスコットで、同社の登録商標(第4527194号ほか)である。擬人化された水玉で、湿気をイメージしている。テレビコマーシャルでのぴちょんくんの声は、CM監督のいとうゆみこが担当している。

来歴

2000年5月に、ビビアン・スー主演の「うるるとさらら」のテレビコマーシャルの脇役キャラクターとして登場した。

キャラクターデザインが20代・30代の女性を中心に受け、問い合わせが殺到した。2002年10月にビビアンとの契約が切れるとともに、コマーシャルの主役へと「出世」した。

2002年6月26日ユニバーサルミュージックからシングル『も~ど~にでもして~』でCDデビュー。オリコンの週間シングルランキングで最高順位は18位[1]

2003年6月から、タイトー(なおタイトーは既に2002年12月からプライズ製品を導入していた)、セガトイズノーベル製菓ユージン等からキャラクター商品を発売開始した[2]

2003年11月にワコールの肌着のキャラクターに起用された[3]

2005年11月24日に二足歩行ロボット「ロボぴちょんくん」が発表された。ロボットの製作を担当したのはヴィストン株式会社[4]

2008年6月、ぴちょんくん自ら脚本・演出を手がけるぴちょんくん劇団を立ち上げる[5]

2009年5月7日、ぴちょんくんのデビュー10周年を記念して同日から8月31日まで開催されるユーザー参加型キャンペーン「ぴちょんくん号が行く! エコ旅キャンペーン」にあわせてトヨタ・iQをベースとした「ぴちょんくん号」が東京のアムラックスで公開された[6]。同車はぴちょんくんをイメージさせるカラーリングとFRP素材のパーツ8個と専用ヘッドライト(ダイハツ・ムーヴラテ純正を流用)を追加することでサイズが全長×全幅×全高がベース車の2.985mm×1.680mm×1.500mmから3.180mm×1.870mm×1.990mmに拡大されている(3ナンバー登録)。ちなみに、同車は107日かけて製作されている。

2017年現在、計7台まで増車され、うち1台はピンク色の「おユ(=お湯)ぴちょんくん号」である[7]

2016年には、大阪・梅田のシログチビル屋上に巨大看板を設置しており、大阪駅の連絡橋などから目にすることができる[8]

かつては京セラドーム大阪で開催された阪神タイガース主催試合の冠スポンサーがダイキン工業だったことがあり、「ダイキンぴちょんくんナイター」と題して開催されていた[9]

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CD

市販品

シングル
  1. 『も~ど~にでもして~』
    2002年6月26日、UMCK-5068。オリコン18位。10万枚以上の売り上げ[10]
  2. 『ウタタウタ』
    2003年6月25日、UMCK-9038。オリコン14位。10万枚以上の売り上げ[10]
  3. 『リビング イン ハワイ』
    2005年6月15日、UMCK-5131。オリコン13位
アルバム
  1. 『Pichon15祭』
    2016年8月3日、YZMP-10008。

非売品

  1. 『こんなんなっちゃった』
2004年、DBCD-1119、「ぴちょんくんとおんなのこ」名義
2004年12月25日〜2005年3月31日にダイキン「フラッシュストリーマ」及び「うるるとさらら Rシリーズ」5.0kW/6.3kWの購入者に、先着5万人限定で配布された[11]
「こんなんなっちゃった」は前述の『Pichon15祭』に収録され、発表から12年を経て初めて市販された。
収録曲
  1. こんなんなっちゃった
  2. こんなんなっちゃった(ぴちょんくんと唄おうカラオケ)
  3. こんなんなっちゃった(オルゴールバージョン)
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書籍・絵本

  • 『なみだがぴちょん』(いとうゆみこ、2002年11月26日、集英社、ISBN 4834250806
  • 『ぴちょんくんの“うるるん”英会話』(石原真弓、明日香出版社編集部、2004年5月31日、明日香出版社、ISBN 4756907563

脚注

外部リンク

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