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まじかるハット
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『まじかるハット』は、方倉陽二の漫画およびそれを原作としたアニメ作品。
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概要
漫画とアニメの企画が同時進行され、1989年に『小学一年生』、『小学二年生』、『小学四年生』、『小学六年生』、『別冊コロコロコミック』などに漫画が掲載、テレビアニメが放送された。単行本はてんとう虫コミックスより全2巻刊行された。なお、作者の方倉が1997年に死去したため未完となっている。
ストーリーは主人公の少年ハットが伝説の英雄「まじかるハット」の2代目として、地上征服を企む魔界の怪物ジアークやその息子のコワルと戦いながら、魔界の影響で分断された地上のウソン島を元に戻すためにそれぞれの島を仲間とともに冒険をするというもの。
登場キャラクター
- ハット
- 声 - 伊倉一恵
- 本編主人公。伝説の英雄「まじかるハット」の生まれ変わり。
- ホットケン
- 声 - 鈴木富子
- アレフ王の息子。臆病。
- タウじいさん
- 声 - 八奈見乗児
- ハットを導く謎の老人。正体はアレフ王の実弟。ナレーターも兼任。
- スピン
- 声 - 松井菜桜子
- ある事件で知り合った少女。わがまま娘。
- ロボッグ
- 声 - 西原久美子
- フェニックス族の幼生態をベースにタウじいさんが製作した変身ロボット。口調は漫画の連載開始時点では「べらんめぇ口調」であったが、アニメでは舌足らず口調となり、これに伴い漫画でもアニメに合わせた変更がされている。
- アレフ王
- 声 - 笹岡繁蔵
- 魔界の王。ホットケンの父親。
- モランボ
- 声 - 池田秀一
- ジャングル島の青年。CO2の企みに気づき一人抵抗している。
- グワル・ザ・ジアーク
- 声 - 内海賢二
- アレフ王と対立する魔界の実力者。アレフ王の義弟(妻がアレフ王の妹)。
- コワル・ザ・ジアーク
- 声 - 鈴木みえ
- グワルの息子。狐顔(祖父の隔世遺伝)。ホットケンの従兄弟。わがままで意地悪。スピンに恋しているが、利用されまくっている。ピーマンが苦手。
- ドグー
- 声 - 茶風林
- 土偶顔のジアーク側の手下。家族が多い。
- CO2
- 声 - 稲葉実
- ジアーク配下。ジャングル島を支配する。
- ハオージュ
- 声 - 安西正弘
- ジアーク配下。砂島を支配する。
- クンチャン
- 声 - 亀山助清
- 謎の中国人キャラクターで、普段はラーメンの屋台を引いている。「クンチャンラーメンおいしいアルよ」が口癖。漫画版では役どころが異なり、古代文字が解読でき、重要な役割を持つ人物。
- ケンチャン
- 声 - 西村智博
- 同じく中国人キャラクターで、タウ爺さんの幼馴染。
- ハットの両親
- 声 - 大滝進矢(パパ)、佐々木るん(ママ)
ペタモ獣
- G・コンガー(声 - 桜井敏治)
- Z・ザウラー(声 - 亀山助清)
- W・イーグラー(声 - 西村智博)
- デビルクラーケン
- ギングロブ
- ギルギニ
- ガーゴイル
- シーゴーレム
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アニメ
要約
視点
1989年10月18日から1990年7月6日にかけてフジテレビで月 - 金の『ティーンズゴールデンタイム』枠の毎週水曜日17:30 - 18:00、半年後に金曜16:00 - 18:00の『金曜アニメランド』枠の第2部の毎週金曜日16:30 - 17:00に移動して全33話放送された。ローカルセールス扱いのため、フジテレビ系のテレビ局でも放送がされなかった局もある他、富山テレビ(1995年の夏休み期間中に月曜 - 金曜 5:25 - 5:50にて放送)のように本放送終了後に放送された局[1][2]もある。監督は『おそ松くん』『ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)』などを手がけた鴫野彰。キャラクターデザインは『ザ☆ウルトラマン』『からくり剣豪伝ムサシロード』の二宮常雄。アニメーションの製作はスタジオぴえろ。
冒険を題材とした男児向けアニメだが、この手の作品に見られる肉体的な戦闘シーンはほとんどなく、使用できる魔法に何らの制限もない。ストーリーにはギャグ要素がふんだんに盛り込まれている。
番組のメインスポンサーはセガ・エンタープライゼスで、主人公のハットが被っているターバン状の帽子や、作品中に登場するロボット生命体「ペタモ」のモデルなどといったおもちゃの他、同社のメガドライブ用ゲームソフト『まじかるハットのぶっとびターボ!大冒険』も発売された。
原作漫画には当初は「ペダモ」は登場しなかったが、アニメ化にともない登場している。
最終回は1990年6月29日に放送する予定だったが、秋篠宮文仁親王成婚による報道特別番組のため、1週間遅れて放送。
スタッフ
- 原作:方倉陽二
- 製作:布川ゆうじ(ぴえろ)
- 企画:嶋村一夫(読売広告社)
- プロデューサー:清水賢治、立川善久(フジテレビ)、大野実(読売広告社)、鈴木重裕(ぴえろ)
- シリーズ構成:寺田憲史
- キャラクターデザイン:二宮常雄
- メインキャラクターデザイン:北山真理
- 美術監督:西川淳一郎
- 撮影監督:小澤次雄→小山信夫
- 音楽:Edison
- 音響監督:清水勝則
- 監督:鴫野彰
- 背景:スタジオユニ
- 撮影:イージーフィルム
- 編集:森田編集室
- 録音制作:ザックプロモーション
- 効果:野口透(アニメサウンドプロダクション)
- 調整:成清量
- 録音スタジオ:整音スタジオ
- 制作デスク:青木訓之、高江勇次
- 文芸:静谷伊佐夫
- 制作:フジテレビ、読売広告社、ぴえろ
- 著作:(C)方倉陽二/小学館・フジテレビ・読売広告社・ぴえろ
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 「メラ・テンテンキラクラ」(第1話 - 第23話)
- 作詞 - あさくらせいら / 作曲・編曲 - 見岳章 / 歌 - 野沢直子(シングル - ビクターより 1989年11月21日発売)
- 「Bye Bye Baby」(第24話 - 第33話)
- 作詞・作曲 - Bob Crewe、Bob Gaudio / 訳詞 - 谷穂 ちろる / 編曲 - 船山基紀/ 歌 - いいとも青年隊 / K-chaps!(シングル - ポニーキャニオンより 1990年4月25日発売)
各話リスト
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脚注
外部リンク
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