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れいめい橋

長野県・新潟県にある橋 ウィキペディアから

れいめい橋
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上信越自動車道 れいめい橋(れいめいばし)は、長野県上水内郡信濃町大字野尻 - 新潟県妙高市大字関川の関川に架かる上信越自動車道関越自動車道上越線)のラーメン橋

概要 れいめい橋, 基本情報 ...
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概要

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1期線、長野方面を望む(2014年撮影)

信濃町IC - 妙高高原IC間の長野県上水内郡信濃町大字野尻 - 新潟県妙高市大字関川にあり、橋長は1期橋の1期橋514 m (メートル) 、2期橋500.5 mである。

れいめい橋は1期線施工時に1・2期線一体型の基礎を採用したが、1990年道路橋示方書と設計要領第2集に準拠したため、2期線をそのまま架橋した場合、2012年道路橋示方書を満たさない。そのため、A1 - P5径間については既設下部工を補強した上で1期線と同じ支間割で架橋し、P5 - A2径間については、P6・P7橋脚がケーソン基礎であり補強が困難とされたことから、支間割を変更して橋脚を新設することとした。P5 - A2径間については、PC3径間連続波形鋼板ウェブ橋とPC4径間連続ラーメン箱桁橋の2案があったが、上部工の維持費および架設費用の点から後者が採用された [1]

関川河岸には、火山由来の最大2 mの岩塊があり、1期線の交通を確保したうえで人力による砕波を強いられた。上部架設時には、東北電力高圧線が張り出し架設部の上空で交差するため、5 m以上離隔する安全対策を要した[2][3]

1期線(上り線)

[1]

2期線(下り線)

  • 形式 - PC5径間および4径間連続ラーメン箱桁橋
  • 橋長 - 500.500 m
    • 支間割 - ( 40.853 m+42.509 m+42.517 m+42.527 m+42.144 m ) + ( 61.950 m+106.000 m+71.000 m+46.100 m )
  • 幅員 - 9.410 m
    • 車線数 - 2車線
  • 道路規格 - 第1種第3級
  • 横断勾配 - 2.667 - 4.500 %
  • 縦断勾配 - 1.750 - 1.200 %
  • 設計 - 八千代エンジニヤリング[3]
  • 施工 - ピーエス三菱[3]
  • 基礎 - 直接基礎(P1 - P4)・杭基礎(P5 - P8)
  • 架設工法 - 支保工架設(A1 - P5)・張出し架設(P5 - A2)

[1]

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歴史

上信越自動車道の信越国境をまたぐ橋梁として、上り側を1期線として、1995年(平成7年)に架橋され、1997年(平成9年)10月16日に暫定2車線で供用した。その後、交通渋滞の緩和および冬季の円滑交通確保を目的に4車線化事業化された[1]2019年令和元年)12月5日に本橋を含む信濃町IC - 上越JCT間が4車線化され、2期線が供用されるとともに、上信越自動車道が全線4車線化された[4]

2020年(令和2年)に1月末から2月末までの期間限定で上信越自動車道全通20周年・4車線化を記念して、本橋を含む6橋の上信越道はしカードがNEXCO東日本により配布された[5]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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