アカデミー国際長編映画賞カンボジア代表作品の一覧

カンボジアは1994年に初めてアカデミー国際長編映画賞^{[nb 1]}に映画を出品した。東南アジア国としてはフィリピン、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナムに続いて6番目となる参加であった。2022年度までに累計11作を出品しており、2013年度の『消えた画 クメール・ルージュの真実』のみがノミネートに至っている。

代表作

1956年よりAMPASは外国語映画賞を設置し、各国のその年最高の映画を招待している^[3]。外国語映画賞委員会はプロセスを監視し、すべての応募作品を評価する。その後、委員会は5つのノミネート作品を決定するために秘密投票を行う^[4]。以下はカンボジア代表作の一覧である。

年 （授賞式）	日本語題	出品時の英題	原題	監督	結果
1994 （第67回）		Rice People	អ្នកស្រែ	リティ・パニュ	落選
2012 （第85回）		Lost Loves[5]	ឃ្លាតទៅសែនឆ្ងាយ	Chhay Bora	落選
2013 （第86回）	きえたえ くめえるるうしゆのしんしつ 消えた画 クメール・ルージュの真実	The Missing Picture[6]	L'image manquante	リティ・パニュ	nom ノミネート[7]
2015 （第88回）	しあたあふのんへん シアター・プノンペン	The Last Reel[8]	ដុំហ្វីលចុងក្រោយ	ソト・クォーリーカー（英語版）	落選
2016 （第89回）		Before the Fall[9]	មុនពេលបែកបាក់	イアン・ホワイト	落選
2017 （第90回）	さいしよにちちかころされた 最初に父が殺された	First They Killed My Father[10]		アンジェリーナ・ジョリー	落選
2018 （第91回）	なまえのないはか 名前のない墓	Graves Without a Name[11]	ផ្នូរគ្មានឈ្មោះ (Les tombeaux sans noms)	リティ・パニュ	落選
2019 （第92回）	いんさらいふおふみゆうしつく おんかくとともにいきて In the Life of Music 音楽とともに生きて	In the Life of Music[12]	នៅក្នុងជីវិតតន្ត្រី។	ケイリー・ソー ソック・ウィサル	落選
2020 （第93回）		Fathers[13]	ដើម្បីកូន	ホイ・ヤレン（英語版）	落選
2021 （第94回）	ほわいとひるていんく ホワイト・ビルディング	White Building[14]	ប៊ូឌីញ ស	ニアン・カヴィッチ	落選
2022 （第95回）	そうるにかえる ソウルに帰る（英語版）	Return to Seoul[14]	Retour à Séoul	ダヴィ・シュー（英語版）	Nor 最終選考

脚注

1. この部門は以前は「外国語映画賞」と呼ばれていたが、アカデミーが「外国」という言葉が時代にそぐわないと判断したために2019年4月に国際長編映画賞に変更された^[1][2]。