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アゲハ蝶

ポルノグラフィティのシングル曲 ウィキペディアから

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アゲハ蝶」(アゲハちょう)は、ポルノグラフィティの楽曲。2001年6月27日[3]SME Recordsより6作目のシングルとしてリリースされた。

概要 「アゲハ蝶」, ポルノグラフィティ の シングル ...
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概要

前作『サボテン』から7か月ぶりのリリース。

元々は本作3曲目に収録されている「」が表題曲になる予定で話が進んでいたが、メンバー3人が「これも作ってみたい」「作ってみて選びたい」と「アゲハ蝶」の元になる曲を推したため、急遽制作された[4][5]。最終的にどちらが表題曲になってもいいように「アゲハ蝶」と「狼」でジャケットも2つ用意されていたが[5]、レコーディング終了後には満場一致で「アゲハ蝶」が表題曲に選ばれた[4]

ジャケットには特別な製法によって氷で固められたセラムタイマイ[注釈 1]という蝶が用いられている。

チャート成績

自身のシングル作品としては最高の初動売上を記録しており、オリコン週間シングルランキングでは3作連続となる1位を獲得。

また、『メリッサ』に次ぐロングセールス[注釈 2]となり、約92万枚の売上を記録。日本レコード協会が公表した「2001年10月度ゴールドディスク認定作品」ではミリオン認定を受けており、『サウダージ』以来となる出荷ベースでのミリオンセラーとなった。

2001年度オリコン年間シングルランキングでは10位にランクインし、シングル・アルバム通じて初の年間TOP10入りを果たした[注釈 3]

収録曲

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楽曲解説

  1. アゲハ蝶
    エフティ資生堂ティセラ・トコナッツココナッツ」CMソング[4]
    • 第16回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー[6]
    • 生楽器を中心としたラテンナンバーで[4]、手拍子と「ラララ」の合唱によって会場が一体となるライヴ定番曲[7][8]
    • 新たなアプローチとしてサンポーニャケーナといった民族楽器を取り入れており[4]、レコーディングではサンポーニャとケーナを7本ダビングしている[注釈 4][4]。ギターも新藤曰く「何本あるんじゃろっていうくらい[4]」重ねられており、レコーディングでは新藤がアコースティックギターを、岡野林部直樹米米CLUB)がガットギターを担当している[4]
    • 作詞を手掛けた新藤は「1Aから『俺の言葉の力』を見せつけてやろうと力が入っていた[11]」と振り返り、サビは「ポップソングとして、多少わかりやすい所でも入れとこうか」という気持ちで書き上げたという[11]。また、新藤は歌入れ当日まで本楽曲がサビ始まりであることを忘れており、冒頭の「ヒラリヒラリ〜漆黒の羽」の箇所は歌入れのスタジオにて即席で書かれたものである[11]
    • 間奏から大サビにかけての「ラララ」のコーラス音源は、『3rdライヴサーキット "ジャパンツアー"』名古屋国際会議場センチュリーホール公演(2001年5月13日)のアンコールにて観客3000人の声を録音したものである[12][13]。なお、大サビの転調後のコーラス音源は録るのを忘れてしまったため、最終的な音源は「"マジック"でどうにかした」とのこと[12]
    • タイアップ先のCMにはメンバー3人も出演しており、撮影は『3rdライヴサーキット "ジャパンツアー"』のツアー最終日からわずか4日後というハードスケジュールの中、タイサムイ島で行われた[4][5][14]。CM撮影と同時にMV撮影も行われたが、当時のマネージャー曰く「忙しすぎてコマーシャルサイズのミュージックビデオしか作れなかった[5][注釈 5]」とのことで、フルサイズのMVは未完成のままである[注釈 6][4][5]。なお、CM及びMVでメンバー3人と共演している赤いドレスの女性は藤田陽子である。
    • 2019年に発表された「JOYSOUND 平成カラオケランキング」では、平成カラオケ総合ランキング9位にランクインした[注釈 7][15]
    • 2023年6月にはストリーミング累計1億回再生を記録した[注釈 8][16]
    • 2023年9月20日に公開された『THE FIRST TAKE』第361回では、本楽曲のスペシャルアレンジを披露[17][18]。このパフォーマンスを音源化した「アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE」が2024年3月27日より配信リリースされた[注釈 9]
  2. 別れ話をしよう
    • 東京のバーで恋人と別れ話をする男性を描いた楽曲。
    • 他の2曲とは対照的にシンプルな楽器編成で制作された[4]
    • ベストアルバム『PORNO GRAFFITTI BEST RED'S』にも収録されたラテンナンバー。
    • 前述のように本作の表題曲候補だったこともあり、リリース前のあるライヴでは「アゲハ蝶」よりも本楽曲の方が観客のウケが良かったという[注釈 10]
    • 歌詞中に登場する「折古おりこの浜」は、メンバーの故郷・因島にある折古ノ浜海水浴場を指している[19]。新藤は「もう少し広くてキレイなとこもあるんですよ。でもやっぱり"折古の浜"がよかった[4]」と語っており、2022年からは同所にメンバーの手書きメッセージが彫られた木製のベンチが設置されている他、同時期に開催された『18thライヴサーキット "暁"』のツアーTシャツには同所で撮影された写真が使用されている[20]
    • 2021年に行われた宝塚歌劇花組『Cool Beast!!』公演では、劇中曲に本楽曲と「ジョバイロ」が使用された[21]
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Additional Musicians

  1. アゲハ蝶
  2. 別れ話をしよう
    • 不明
    • 不明

収録作品

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カバー

アゲハ蝶
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脚注

関連項目

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