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アダムス・ファミリー (2019年の映画)
コンラッド・ヴァーノンとグレッグ・ティアナン監督の2019年の映画 ウィキペディアから
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『アダムス・ファミリー』(原題:The Addams Family)は、2019年製作のアメリカ合衆国のホラー・コメディ映画。
チャールズ・アダムスによる同名のカートゥーン(漫画)『アダムス・ファミリー』のCGアニメーション映画化。『ソーセージ・パーティー』のコンラッド・ヴァーノンとグレッグ・ティアナンの共同監督[4]。
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ストーリー
ゴメズとモーティシアが結婚式を挙げている最中、2人を不気味に思う人々が突如乱入してきた。グランドママの助けもあって、2人はハンドと一緒に何とか会場から脱出することに成功した。2人+1本はニュージャージー州へと引っ越すことにした。道中、ハンドの運転ミスで男性を轢いてしまうという事件に見舞われた。その男性(ラーク)は病院から脱走してきた精神病患者であった。2人はラークを大いに気に入り、彼を一家の執事として雇うことにした。そして、2人は丘の上にあるかつての精神病院を新居とした。
それから13年後、アダムス一家は外界と切り離された生活を送っていた。ゴメズは長男のパグズリーが受ける通過儀礼の準備に精を出し、モーティシアは外の世界に出たがる長女のウェンズデーを抑え込もうとしていた。最近になって、外の世界から紙吹雪や風船の類いが飛んでくるようになったため、ウェンズデーの外界に対する関心は高まる一方であった。また、屋敷の周りに発生する霧も徐々にその量を減らしていた。
ほどなくして、アダムス一家の存在はマーゴの知るところとなった。マーゴはリアリティ番組の司会者として人気を博しており、屋敷の近くでアシミレーションという名前の理想郷を構築しようとしていた。アシミレーションを完璧な街にしたいマーゴにとって、薄気味悪いアダムス一家は忌々しい存在でしかなかった。マーゴはアダムス一家にアシミレーションに調和する生き方を実践するよう求めたが、一家に無視されたため、あらゆる手段を駆使して排除することを決意する。
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キャスト
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製作
2010年、イルミネーション・エンターテインメントが『アダムス・ファミリー』の映画化権を獲得し、企画をユニバーサル・ピクチャーズに持ち込んだ。当初、本作はティム・バートン監督によるストップモーション・アニメーション映画として製作される予定だったが[11]、製作は頓挫してしまった。しかし、2013年10月、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーが『アダムス・ファミリー』のアニメ映画を製作することになり、パメラ・ペトラーに脚本の執筆を依頼した[12]。2017年10月26日、コンラッド・ヴァーノンが本作の監督に起用されると共に、マット・リーバーマンが本作の脚本の完成稿を書き上げたと報じられた[13]。12月15日、オスカー・アイザックが本作の出演交渉に臨んでいるとの報道があった[14]。
2018年6月、シャーリーズ・セロン、アリソン・ジャネイ、ベット・ミドラー、クロエ・グレース・モレッツ、ニック・クロール、フィン・ウルフハードの出演が決まった[15]。8月30日、エルシー・フィッシャーの起用が発表された[16]。11月23日、マーティン・ショートとキャサリン・オハラが本作に出演することになったと報じられた[17]。2019年6月、ブロン・クリエイティブが本作に出資すると発表した[18]。
音楽
2019年4月16日、マイケル・ダナとジェフ・ダナが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[19]。9月13日、ミーゴス、スヌープ・ドッグ、カロルG、ロック・マフィアによる劇中歌『My Family』のシングルがリリースされた[20]。27日、クリスティーナ・アギレラが歌う『Haunted Heart』がシングルとして発売された[21]。10月11日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[22]。
公開・マーケティング
当初、本作は2019年10月18日に全米公開される予定だったが、後に公開日は同月11日に前倒しされた[23]。
2018年6月5日、本作のスチル写真が初めて公開された[24]。2019年4月19日、本作のティーザー・トレイラーが公開された[25]。8月7日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[26]。なお、製作サイドは本作のマーケティングに7200万ドルを費やしたとされる[27]。
興行収入
本作は『ジェミニマン』や『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』と同じ週に封切られ、公開初週末に2900万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが[28]、その予想は的中した。2019年10月11日、本作は全米4007館で公開され、公開初週末に3030万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場2位となった[29]。
評価
本作に対する批評家からの評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには154件のレビューがあり、批評家支持率は44%、平均点は10点満点で5.29点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『アダムス・ファミリー』は人気・実力の双方を兼ね備えた俳優を起用し、アニメーションも観客の心を掴むものに仕上がっている。しかし、それらを以てしても、良い意味でダークな原作漫画をやたらと感傷的なストーリーに仕立てたという失敗は挽回できなかった。」となっている[30]。また、Metacriticには23件のレビューがあり、加重平均値は46/100となっている[31]。なお、本作のCinemaScoreはB+となっている[32]。
続編
2019年10月15日、本作の興行収入が好調だったことを受けて、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーは続編を製作すると発表した[33]。11月、コンラッド・ヴァーノンとグレッグ・ティアナンの続投が決まった[34]。
2021年8月、『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』はCOVID-19パンデミックと、SARSコロナウイルス2-デルタ株の影響により、アメリカとカナダで同日に劇場公開とレンタル配信に変更された[35]。
脚注
外部リンク
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