トップQs
タイムライン
チャット
視点

アドゥワ誠

日本のプロ野球選手 (1998-) ウィキペディアから

アドゥワ誠
Remove ads

アドゥワ 誠(アドゥワ まこと、: Makoto Aduwa1998年10月2日 - )は、熊本県熊本市中央区出身のプロ野球選手投手)。右投右打。広島東洋カープ所属。

概要 広島東洋カープ #48, 基本情報 ...
Remove ads

経歴

要約
視点

プロ入り前

小学校から熊本中央リトルで野球を始め、熊本市立出水中学校時代は熊本中央リトルに所属[2]

松山聖陵高等学校では、1・2年の時は全国的には無名だったものの、3年夏の第98回全国高等学校野球選手権大会にエースとして出場した。同大会では準優勝した北海高等学校と初戦で対戦し、サヨナラ負けで敗退した[3]。高校の2学年後輩には土居豪人(現・ロッテ)がいた。

2016年10月20日に行われたドラフト会議広島東洋カープから5位指名を受け、11月17日に契約金3000万円、年俸480万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[4]

広島時代

2018年(2年目)は開幕を一軍で迎え、その後一度も二軍に落ちることなく中継ぎとして活躍した。4月26日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初ホールドを記録し、19歳6か月でのホールドは球団最年少記録となった[5]

2019年、4月10日に一軍昇格[6]。4月23日の中日ドラゴンズ戦でプロ初先発を果たした[7]。3度目の先発となった5月12日のDeNA戦で、プロ初完投でシーズン初勝利を挙げた[8]。この試合では自身のバットで適時打も放ち、鈴木誠也磯村嘉孝とともにヒーローインタビューを受けた[9]

2020年は二軍では先発で10試合に登板し、5勝3敗、防御率2.19の成績を残したが、9月26日の二軍公式戦登板を最後に実戦から離れる。球速を追い求めた結果、上半身に頼って投球のバランスを崩し、肘に負担がかかって故障し[10]、10月22日には群馬県館林市の病院で右肘関節鏡視下骨軟骨掻破・骨棘切除の手術を受けた。プロ1年目以来の一軍登板無しでシーズンを終えた[11]

2021年は春季の二軍キャンプにて、ブルペンで立ち投げできるまでに回復[12]。しかし、手術した肘とは別の場所の肉離れを起こし、ほとんど投げることはできずに1年を過ごした[13]

2022年シーズン開幕前に受けたインタビューでは、肘の状態について6割程度は回復してきていると回答している[13]。3月30日の二軍公式戦で実戦に復帰し、1回を無失点に抑えた[14]。以降、一軍への復帰は果たせなかったものの、二軍公式戦に中継ぎや先発で計20試合に登板し、2勝7敗、防御率4.30の成績を残した[15]。シーズン終了後にはみやざきフェニックス・リーグにも参加した[16]

2023年はリリーフとして4年ぶりに一軍登板を果たし、14試合に登板。8月29日の巨人戦では4年ぶりの勝利を記録した[17]

2024年は先発に再挑戦[18]。オープン戦で防御率1.88を記録し、開幕ローテーション入りをつかんだ[19]。開幕3戦目のDeNA戦で5回1失点にまとめる投球を見せ、2019年8月6日のDeNA戦以来の先発勝利投手となった[20]。8月6日には、4回まで無安打の投球を見せ、プロ初の完封勝利を達成[21]。最終的に6勝4敗、防御率3.13を記録し[22]、オフに2200万円増の推定年俸3400万円で契約を更改した[23]

Remove ads

選手としての特徴

Thumb
2017年時点のアドゥワの投球フォーム

最速150km/hのナチュラルに動く速球を持ち味とする。変化球はチェンジアップカーブスライダーを投げる。また、フィールディングを得意とする[3]。かつては長身から投げ下ろす投球フォームだったが[24]、肘の手術後はややスリークォーター気味のフォームとなった[25]

人物

ナイジェリア出身の父と日本人の母を持ち、母は元バレーボール選手[4]ダイエー・オレンジアタッカーズで7年間プレーした酒本純子[26]

兄のアドゥワ大も投手としてプレーした野球選手で、2021年シーズンはBCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに所属していた[27][28]

詳細情報

年度別投手成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...
  • 2024年度シーズン終了時

記録

初記録
投手記録
打撃記録
  • 初打席:2018年7月22日、対読売ジャイアンツ16回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏無死一塁で今村信貴からスリーバント失敗
  • 初安打:2018年8月26日、対中日ドラゴンズ21回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏二死一塁で藤嶋健人から中前安打[30]
  • 初打点 : 2019年5月12日、対横浜DeNAベイスターズ9回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に京山将弥から右前適時打

登場曲

背番号

  • 48(2017年 - )
Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads