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ガジェット警部
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『ガジェット警部』(ガジェットけいぶ、INSPECTOR GADGET)は、1983年にフランスのDIC、日本の東京ムービー新社、カナダのネルバナ、アメリカのField Communicationsが合作したテレビアニメ。
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フランスは1983年9月10日から1986年2月1日に放送され、日本でもNHK衛星第2テレビジョンの衛星アニメ劇場の枠にて、1990年8月15日から9月14日の間に第26話まで放送された後一旦打ち切られ、1994年4月7日から1996年3月21日までの再放送にて残りの回も放送された。2シーズン合わせて全86話が制作されたが、日本では合計81話分の放送が確認されている。
1999年には『GO!GO!ガジェット』として実写映画化された。こちらは日本版『バグズ・ライフ』VHSによると2000年に日本で劇場公開する予定であった模様。
2015年現在Netflixでは、新作CGアニメシリーズの『ガジェット警部の事件簿』が配信されている。[5]また海外では「Inspector Gadget Megaset」という全シーズンを収録した3枚組DVDボックスが発売されている。[6]
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登場人物
要約
視点
この作品は各国の合作作品ではあるが、キャラクターの名前が言語版ごとにそれぞれ異なっている。例えば、ペニーはヨーロッパ放送分では、ソフィーという名前に置き換えられている。
- ガジェット警部
- 声 - 玄田哲章[7](TV)、安原義人(SP)、江原正士(世界旅行版)、関直人(CGアニメ版)
- メトロ・シティの警部。不慮の事故(バナナの皮で滑って転ぶ)で死亡するが、フォンスリックスタイン教授(のちに本編にも登場する人物)の手によりサイボーグとして復活。全身にあらゆる装置(ガジェット)が仕込まれている。やることなすことドジばかりだが本人はまったく気づいておらず、自身の強運とペニー及びブレインの陰のサポートにより切り抜ける。常にコートと帽子を着用(どちらも装備の一部である)。特に帽子は風呂でも寝るときでも外さない。同じコートを何着も持っている。
- ペニー
- 声 - 高田由美[8](TV)、清華(CGアニメ版)
- ガジェットの姪。金髪ツインテールにTシャツ、ひざパッチの長ズボン姿。頭がよく、決断力、判断力に富む。毎回ガジェットを陰からサポートし、実質的には彼女が事件を解決している。行動力が災いしてマッドに捕まり拘束されることもままある。腕時計型の通信機でブレインと通信したりクインビー署長を呼び出す。本型の高性能パソコン「コンピューターブック」を携行している。コンピューターコンテストに優勝し、東京 に行ったことも。年齢は10歳。(他シリーズでは12歳など設定が異なる)
- ブレイン
- 声 - フランク・ウェルカー
- ペニーの飼い犬。首輪にマイクとヘッドホンが仕込まれており、ペニーからの指令を受けてガジェットを陰から助ける。通常は普通に四本足で歩くがガジェットのサポート時は二足歩行する。変装が得意。人語は話せないが理解はできる。通信での会話の際は手話もどきのジェスチャーを使う。
- クインビー署長
- 声 - 辻村真人[9]
- ガジェットの上司。事件があるといろいろな「物」に変装してガジェットに指令を渡す。指令書は読んだ後に自動的に消滅(爆発)する物であり、毎回、「こうなることを恐れていたんだ」などと言いつつお約束的に爆風を浴びる事となる。話によって署長だったり部長だったりする(台詞の邦訳者が異なるためと思われる)。
- ドクタークロウ
- 声 - 小関一
- 秘密結社マッドのボス。画面では腕しか登場していない。なおマッドはその技術力を主に利潤追求のための犯罪に利用しようとするので秘密結社と言うよりは犯罪組織である。CGアニメ版では甥と母が登場する。
- マッドキャット
- 声 - フランク・ウェルカー
- ドクタークロウの飼い猫。ドクタークロウの機嫌が悪いときは決まってひどい目に合わされる。
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ガジェット警部のガジェット(装備)
- ガジェットコプター
- 頭部(帽子)からローターと操縦桿が出現、空を飛べる。
- ガジェットアンブレラ(パラソルとも呼称)
- 頭部(帽子)から傘(を持ったマニピュレーター:ガジェットハンド)が出現。主にパラシュート代わりに使用。
- ガジェットスコープ
- 帽子のつばから望遠レンズ(双眼鏡)が降りてくる。索敵・偵察に使用。
- ガジェットアーム
- ひじから先がテレスコピックになっており伸ばすことが出来る。
- 極秘ガジェット電話(シークレットガジェットフォンとも呼称)
- 親指の先からアンテナが出現、親指と小指で受話と送話を行う電話。主にクインビーからの第一段階連絡用。電話の直後に変装したクインビーと直接会う。ちなみにこの極秘ガジェット電話を使うときの指の動きは実際にある「電話する」という意味の手話である。
- ガジェットスクリュードライバー
- 薬指から出現するドライバー。なぜか使用しようとするとガジェットスケートまで出現、転倒する事が多い。
- ガジェットコート
- ボタンを引っ張るとコートが膨らみクッションや救命胴衣になる。
- ガジェットレッグ
- 足首の関節がコイル状になってのびる。ジャンプや高所への移動に使用する。
- ガジェットスケート
- 靴の裏からローラーが出現。滑走できる。たいがい転倒する。
- ガジェット磁石(マグネット)
- 靴の裏から蹄鉄型磁石が出現。
- ガジェットバン
- ガジェット警部の愛車。シフトレバーの操作によりバンからデロリアン・DMC-12に酷似したスポーツタイプの乗用車(ガジェットモービル)に変形する。
- ガジェットレーザー
- 人差し指からレーザーを発射。鉄格子を切ったり、バーベキューの着火に使われたりする。
- ガジェットウォーターガン
- 人指し指から水を発射。雪を発射するガジェットスノーガンもある。
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スタッフ
- 共通
- 監督 - ブルーノ・ビアンキ
- プロデューサー - ジーン・チャロピン、アンディ・ヘイワード、片山哲生
- シーズン1
- 助監督 - 比留間敏之
- キャラクターデザイン - ブルーノ・ビアンキ、エドワード・デビッド、キリシタン・ショケ、ジーン・バルボー、ジレス・アストーグ、チャールズ・ボニファシオ、ブライアン・ルメイ
- 編集 - ピーター・アリエス、フィリップ・コトラルスキ、鶴渕允寿
- 音楽 - シュキ・レヴィ、ハイム・サバン
- プロデューサー - ジーン・チャロピン、パトリック・ルベー
- 制作協力 - FIELD COMMUNICATION、LBS、東京ムービー新社、CUCKOO'S NEST
- 製作 - DIC PRODUCTION、FR3、NELVANA
- シーズン2
- シリーズ構成 - ジーン・チャロピン
- キャラクターデザイン - ブルーノ・ビアンキ、ジーン・バルボー、キリシタン・ショケ、ステファン・マルティニエア、フランコイス・アロット
- 美術監督 - 東條俊寿、河野次郎、古谷彰、藤江優子、海老沢登代、遠山麻里子
- 編集 - 鶴渕允寿、高橋和子
- 音楽 - シュキ・レヴィ、ハイム・サバン
- 音響効果 - 横山正和
- プロデューサー - ジーン・チャロピン、アンディ・ヘイワード、片山哲生
- 製作 - DIC
各話スタッフ
- シーズン1
- 脚本 - ジーン・チャロピン、アンディ・ヘイワード、ブルーノ・ビアンキ
- 絵コンテ - フィリップ・ブーシェ、ジョージス・グラマ、エドワード・デビッド 他
- 演出 - デール・コックス、スコット・ケープル、橋本三郎、矢野博之、小堤一明、宮沢みきお
- シーズン2
各話一覧
要約
視点
ガジェット警部
日本放送順。出典[18]
1998年3月5日(再放送)、3月19日、3月26日については放送された回が不明[20]。
※衛星アニメ劇場での放送開始前の1988年12月27日(火曜11時05分 - 11時30分[21])、12月31日(土曜11時35分30秒 - 12時00分[22])にもNHK-BS1で2回(第85話ともう1本)まで放送されていた。
ガジェット警部の事件簿
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主題歌
- 「Le Thème de Inspecteur」
脚注
外部リンク
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