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ザ・ザ・コルダのフェニキア計画
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『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』(The Phoenician Scheme)は、アメリカ合衆国とドイツの国際共同製作による2025年公開のスパイ・ブラックコメディ映画。監督はウェス・アンダーソン、主演はベニチオ・デル・トロ。
2025年5月に開催された第78回カンヌ国際映画祭で初上映された。
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ストーリー
1950年代、武器商人で実業家で莫大な財産を持つ男アナトール・ザ・ザ・コルダは、自身の脱税や冷酷かつ強引なやり口により、ライバル企業や各国政府、スパイから命を狙われていた。6回目の暗殺未遂事件のあと、自分の娘で修道女(修練女)のリーズルを呼び寄せて、彼女を唯一の相続人候補とする。
ザ・ザ・コルダは、ヨーロッパの独立国"フェニキア"のインフラ整備の巨大プロジェクト「フェニキア計画」の資金調達と計画遂行に取り組んでいた。この計画が成功すれば、以後150年間にわたり利益を生むという。ザ・ザ・コルダの家庭教師を務める男ビョルンを含めた3人を中心に、フェニキアでの旅が始まる。
しかし、相次ぐ暗殺攻撃や、計画を阻止しようとする者たちの市場操作、続出する裏切り者などにより、資金が不足していく。ザ・ザ・コルダは、資金調達を目的に、はとこのヒルダと結婚する。そんな状況のさなか、ビョルンの秘密が明らかになる。リーズルは、修道院から破門された。さらには、ザ・ザ・コルダの異母兄弟ヌバルから投資引き上げを受けたことで、兄弟の亀裂は大きくなった。
やがて、暗殺の首謀者が明らかになり、ザ・ザ・コルダ、リーズル、ビョルンら3人の転機がやってくる。
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キャスト
- アナトール・ザ・ザ・コルダ - ベニチオ・デル・トロ
- リーズル - ミア・スレアプレトン
- ビョルン - マイケル・セラ
- ファルーク王子 - リズ・アーメッド
- リーランド - トム・ハンクス
- レーガン - ブライアン・クランストン
- マーティ - ジェフリー・ライト
- ヒルダ・サスマン=コルダ - スカーレット・ヨハンソン
- ヌバル - ベネディクト・カンバーバッチ
- エクスカリバー - ルパート・フレンド
- マルセイユ・ボブ - マチュー・アマルリック
- セルヒオ - リチャード・アイオアディ
- 修道院長 - ホープ・デイヴィス
製作スタッフ
- ウェス・アンダーソン - 脚本・監督・製作
- ロマン・コッポラ - 原案・製作総指揮
- スティーヴン・レイルズ - 製作
- ジェレミー・ドーソン - 製作
- ジョン・ピート - 製作
- へニング・モルフェンター - 製作総指揮
- ランドール・ポスター - 音楽監修
- アレクサンドル・デスプラ - 音楽
- バーニー・ピリング - 編集
- アンドリュー・ワイスブラム - 追加編集
- ハイケ・メルケル - ヘア&メイクアップデザイン
- ミレーナ・カノネロ - 衣装デザイン
- アダム・ストックハウゼン - 美術デザイン
- ブリュノ・デルボネル - 撮影監督
- ダグラス・エイベル - キャスティング
- 石田泰子 - 日本語版字幕翻訳
公開
2025年2月、フォーカス・フィーチャーズがこの映画の全世界配給権を取得し、親会社のユニバーサル・ピクチャーズが国際配給を担当した[1]。
2025年5月18日、第78回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールのノミネート作品として上映された[2][3]。
2025年5月29日、ドイツで劇場公開[4]。
アメリカ合衆国では、2025年5月30日に限定公開され、2025年6月6日に全国公開された[1]。
2025年9月19日、日本で劇場公開[5]。
出典
外部リンク
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