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タリスマニック
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タリスマニック(Talismanic、2013年2月28日 - )はイギリス生産、フランス調教の競走馬・種牡馬[1]。主な勝ち鞍は2017年のブリーダーズカップターフ、モーリスドニョイユ賞、2018年のゴントービロン賞。
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戦績
要約
視点
フランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎から2歳7月にデビュー[5]。
3歳時(2016年)はフランスの牡馬クラシック戦線を歩み、ジョッケクルブ賞(仏ダービー)で4着、パリ大賞典で5着に入っている。同年秋には凱旋門賞にも出走したが、勝ち馬ファウンドから大きく離された11着に終わった[6]。
4歳(2017年秋)にモーリスドニュイユ賞を制して初の重賞制覇を果たす。続くフォワ賞でも3着に入ったが、シャンティイ競馬場よりもデルマー競馬場の馬場に適性があるという判断から、凱旋門賞を回避してブリーダーズカップ・ターフに直行。前年の覇者ハイランドリールや地元の雄ビーチパトロールなどの強豪を抑えて見事に勝利し、初のGIタイトルを手にした。香港ヴァーズでもハイランドリールの2着に入り、12ハロン路線でトップクラスの実力を持つことを改めて証明した[5]。
2018年はメダグリアドーロ産駒という血統背景もあってドバイワールドカップに挑戦するが、全くいいところがなく大敗。結果的にこの一戦で調子を崩してしまい、同年はGIIIを1勝するのみに終わった。連覇を狙ったブリーダーズカップ・ターフで6着となったのを最後に現役を引退した[5]。
競走成績
以下の内容は、Irish Racing.com[7]、Horse Racing Nation[6]、Equibase[8]の情報に基づく。
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種牡馬時代
2018年11月21日、2019年シーズンから日本のダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスにて種牡馬入りすることが発表された。導入にあたって、ダーレー・ジャパン・ファーム代表のハリー・スウィーニィは、「メダーリアドーロが送る芝の最高傑作タリスマニックを日本に導入できることを非常に嬉しく思います」とコメントした[9]。
初年度の種付け料は180万円(出生条件)に設定された[10]。
2022年8月27日札幌第2競走をバロットボックスが勝ち、産駒の中央初勝利となった。
主な産駒
血統表
タリスマニックの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サドラーズウェルズ系 |
|||
父 Medaglia d'Oro 1999 黒鹿毛 |
父の父 El Prado1989 芦毛 |
Sadler's Wells | Northern Dancer | |
Fairy Bridge | ||||
Lady Capulet | Sir Ivor | |||
Cap and Bells | ||||
父の母 Cappucino Bay1989 鹿毛 |
Bailjumper | Damascus | ||
Court Circuit | ||||
Dubbed In | Silent Screen | |||
Society Singer | ||||
母 Magic Mission 1998 鹿毛 |
Machiavellian 1987 黒鹿毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
Coup de Folie | Halo | |||
Raise the Standard | ||||
母の母 Dream Ticket1992 鹿毛 |
Danzig | Northern Dancer | ||
Pas de Nom | ||||
Capo Di Monte | Final Straw | |||
Burghclere | ||||
母系(F-No.) | Burghclere系(FN:2-f) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 4×4=12.50%、Natalma 5×5・5=9.38% | [§ 3] | ||
出典 |
- 4代母Burghclereはディープインパクトの祖母(ウインドインハーヘアの母)にあたる。
- 母の全妹ドリームスキームの孫にアイビスサマーダッシュを勝ったビリーバー、全妹ドリームモーメントの産駒に富士ステークスとシンザン記念を勝ったロジクライがいる[10]。
脚注
外部リンク
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