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シンザン記念
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シンザン記念(シンザンきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「日刊スポーツ賞 シンザン記念(にっかんスポーツしょう シンザンきねん)」と表記している[3]。
競走名の「シンザン」は1964年に日本競馬史上2頭目の三冠(皐月賞・東京優駿・菊花賞)制覇を達成、翌年も天皇賞(秋)と有馬記念を優勝し「五冠馬」と呼ばれている[4]。 1984年に顕彰馬に選出されたことを称え、京都競馬場には銅像が建立されている[5]。
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概要

本競走はシンザンを記念し、1967年に4歳(現3歳)馬限定の重賞として創設された[5]。創設以来、1980年と1994年に阪神競馬場、2021年から2023年及び2025年に中京競馬場で施行された(後述)以外は、京都競馬場・芝1600m(外回り)で変わらず行われている[5]。
外国産馬は1995年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になった[5]ほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走になった[5]。
シンザンの血を持つ馬は、初年度産駒のシンザンホマレ(4着)や、1971年のシングン(2着)、2015年のレンイングランド(5着)らが出走したが、これまでに勝利した馬はいない。
本競走の創設にあたり、中京馬主協会はシンザンの馬主であった橋元幸吉が所属していたこともあり中京競馬場での施行を希望していたが、日本中央競馬会は京都競馬場で施行することを決め、代わりに中京大賞典[注 1]が創設された[7]。なお、実際に本競走は2021年からの3年間は京都競馬場整備工事、及び2025年は阪神競馬場リフレッシュ工事に伴う開催日程の変更により中京競馬場で施行されている。
競走条件
出走資格:サラ系3歳
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
- 負担重量:馬齢重量(57kg、牝馬2kg減)
賞金
2025年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[2][3]。
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歴史
要約
視点
- 1967年 - 4歳馬による重賞競走「シンザン記念」として創設[5]。
- 1974年 - 名称を「日刊スポーツ賞 シンザン記念」に変更[5]。
- 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 2]に格付け。
- 1995年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[5]。
- 1996年 - 特別指定交流競走に指定、地方所属馬が2頭まで出走可能となる[5]。
- 2001年 - 馬齢表示を国際基準へ変更したことに伴い、出走条件を「3歳」に変更。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格により、格付表記をJpnIIIに変更[5]。
- 2009年
- 2015年
- 出走可能頭数を18頭に拡大。
- 外国馬の出走枠を9頭に変更。
- 2021年 - 京都競馬場の整備工事に伴い、中京競馬場で施行[9][10]。このため、出走可能頭数が16頭に変更される(2022年・2023年も同様)。
- 2024年 - 負担重量を馬齢重量に変更。
- 2025年 - 阪神競馬場のリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更に伴い、中京競馬場で施行[11]。このため、出走可能頭数が16頭に変更される。
歴代優勝馬
距離はすべて芝コース。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
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脚注
関連項目
外部リンク
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