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フォワ賞
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フォワ賞(フォワしょう、Prix Foy)とは、フランスギャロがパリロンシャン競馬場の芝2400メートルで施行する競馬のG2競走である。出走条件はサラブレッド4歳以上であり、凱旋門賞の3週間前に、主に古馬牡馬のための前哨戦として開催されている。
概要
前年に亡くなったアンリ・フォワ男爵[† 1]を記念してアンリ・フォワ賞として1955年に創設される。1969年から現在の競走名に変更された。1971年のグループ制導入時はグループ3に格付けされ、1998年からグループ2に格上げされている。
凱旋門賞へのプレップレースとして位置付けられており本番と同じ競馬場・同じ距離で開催されているが、1992年の2着馬スボーティカ(Subotica)以降は、同競走出走馬から凱旋門賞優勝馬が出ていない状況にあったが、2019年にヴァルトガイストが27年ぶりにフォア賞経由で凱旋門賞制覇を果たした。
1998年にはヘクタープロテクターを父に持つ日本産馬、リムノスが優勝している。
2011年度現在の総額賞金は13万0000ユーロで優勝賞金は7万4100ユーロ、2着賞金は2万8600ユーロ、3着賞金は1万3650ユーロ、4着賞金は9100ユーロ、5着賞金は4550ユーロと定められている[3]。
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歴史
- 1955年 - 出走条件3歳以上の2,300メートル競走として創設。
- 1961年 - 施行距離を2,200メートルに短縮。
- 1967年 - 出走条件を4歳以上に変更。
- 1971年
- グループ制の導入に伴い、G3に格付け。
- 同条件の3歳限定競走であるシャンティイ賞(翌年に改称される現在のニエル賞)と同日開催となる。
- 1979年 - 施行距離を凱旋門賞と同じ2,400メートルに延長。
- 1998年 - 格付けがG2に昇格。
- 1999年 - エルコンドルパサーが優勝。日本調教馬としては史上初。
- 2012年 - オルフェーヴルが優勝。日本調教馬としては史上2頭目。
- 2013年 - オルフェーヴルが2連覇、日本調教馬として同一海外重賞競走の連覇は史上2頭目[† 2]。
- 2016年 - 2017年 - シャンティイ競馬場で代替開催。
- 2020年 - 騸馬の出走が可能となる[4]。
- 2021年 - ディープボンドが優勝。日本調教馬としては史上3頭目。
歴代優勝馬
主な凱旋門賞活躍馬
- 日本調教馬の成績
→詳細は「日本調教馬の日本国外への遠征 § フォワ賞」を参照
記録
- レースレコード - 2:28.60(2003年優勝馬アンジェガブリエル)
- 最多優勝騎手(9勝) - イヴ・サンマルタン(1960年、1964年、1968年、1972年、1974年、1975年、1984年~1986年)
- 最多勝調教師(9勝) - アンドレ・ファーブル(1987年、1989年、1990年、1994年~1996年、2006年、2007年、2018年)
- 最多勝馬主(7勝) - ダニエル・ウィルデンシュタイン(1968年、1974年、1975年、1984年~1986年、1989年)
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脚注
関連項目
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