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メダグリアドーロ
アメリカの競走馬 ウィキペディアから
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メダグリアドーロ (伊: Medaglia d'Oro) [2][3]はアメリカ合衆国生産、調教の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に、2002年のトラヴァーズステークス、2003年のホイットニーハンデキャップ、2004年のドンハンデキャップ。馬名はイタリア語で金メダルを意味する[注釈 1]。
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戦績
- 特記事項なき場合、本節の出典はEQIBASE[1]
2001年12月7日、ターフウェイパーク競馬場のメイドン競走でデビューし2着、2002年の初戦となる2戦目で初勝利を挙げる。続くG2競走サンフェリペステークスで初重賞勝利を挙げG1競走初出走となったウッドメモリアルステークスは優勝のブッダとはアタマ差の2着に終わるも4戦2勝2着2回と連対を外していない戦績でクラシック三冠競走に向かい、第一冠ケンタッキーダービーは2番人気支持もウォーエンブレムの4着[5]。二冠目プリークネスステークスもウォーエンブレムの8着に崩れたが、ウォーエンブレムの三冠がかかったベルモントステークスでは、6番人気ながらサラヴァの2着に入った[5]。サラトガ競馬場でのジムダンディステークス1着ののちトラヴァーズステークスも制してG1競走初勝利を挙げる[5]。秋はブリーダーズカップ・クラシックに直接向かったが、レースでは1番人気に推されたものの12頭立ての最低人気だった伏兵ヴォルポニに6馬身半も離された2着に終わった[7]。
4歳となった2003年、初戦のストラブステークス、2戦目のオークローンハンデキャップとG2競走を2連勝ののち、8月のホイットニーハンデキャップではヴォルポニに1馬身差をつけて、前年のブリーダーズカップ・クラシックの雪辱を果たした。しかし、続くパシフィッククラシックステークスはレコードタイムで駆け抜けたキャンディライドの2着に終わり[8]、続くブリーダーズカップ・クラシックでは前年同様に1番人気に推されるものの、7番人気のプレザントリーパーフェクトの前に2年連続の2着に終わった[9]。選出されていたジャパンカップダート[3]や、次走に予定されていたクラークハンデキャップ[10]をパスして2003年のシーズンを終える。
5歳となる2004年の初戦ドンハンデキャップでは、前年2003年の二冠馬ファニーサイドらの挑戦を退けてG1競走3勝目を挙げ、ドバイワールドカップミーティングに向かう[11]。ドバイワールドカップでは、ブリーダーズカップ・クラシックに続いてプレザントリーパーフェクトと相まみえ、長いたたき合いの末に再び2着に終わった[12]。その後、6月に引退が発表された[5]。
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、EQIBASE[1]およびRacing Post[13]の情報および記載法に基づく。
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引退後
要約
視点
2005年からヒルンデイルファームで種牡馬として供用された[5]。初年度の種付料は3万5000ドル。翌2006年にストーンウェルファームに移動。2009年に初年度産駒のレイチェルアレクサンドラがケンタッキーオークスを20馬身差で圧勝、プリークネスステークスを牝馬として85年ぶりに制するなどの活躍で、同年のエクリプス賞年度代表馬および最優秀3歳牝馬の座に就いた。2009年夏に非公開の価格でダーレーグループが所有権の半数を購買しジョナベルファームに移動、またオーストラリアへのシャトル種牡馬としても供用された[6][14]。2015年には、ジョナベルファームに移動時から据え置きだった種付料が12万5000ドルにまで上昇した[15]。総合リーディングは自己最高の2位をマーク。2018年は自己最高の25万ドルを記録した。25歳を迎えた2024年は7万5000ドルで供用されている。
主な産駒
※G1競走優勝馬のみ
- 2006年産
- C.S.Silk - ジャストアゲームステークス[6][16]
- Gabby's Golden Gal - エイコーンステークス、サンタモニカハンデキャップ[6][17]
- Rachel Alexandra - ケンタッキーオークス、プリークネスステークス、マザーグースステークス、ハスケルインビテーショナルハンデキャップ、ウッドウォードステークス[6][18]
- Warrior's Reward - カーターハンデキャップ[6][19]
- 2007年産
- Champagne d'Oro - エイコーンステークス、テストステークス[20]
- Passion for Gold - クリテリウムドサンクルー[21]
- 2008年産
- Marketing Mix - ゲイムリーステークス、ロデオドライブステークス[22]
- Plum Pretty - ケンタッキーオークス、アップルブロッサムハンデキャップ[23]
- 2010年産
- Coffee Clique - ジャストアゲームステークス[24]
- Lochte - ガルフストリームパークターフハンデキャップ[25]
- Mshawish - ガルフストリームパークターフハンデキャップ[26]
- Violence - キャッシュコールフューチュリティ[27]
- 2012年産
- Vancouver - ニューゴールデンスリッパー[6][28]
- Dickinson - ジェニーワイリーステークス[29]
- Bar of Gold - ブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント[30]
- 2013年産
- 2014年産
- Elate - ベルデイムステークス、アラバマステークス[34]
- New Money Honey - ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ、ベルモントオークスインビテーショナルステークス[35]
- 2015年産
- Bolt d'Oro - フロントランナーステークス、デルマーフューチュリティステークス[36]
- Golden Sixty - 香港マイル3回、香港スチュワーズカップ2回、香港ゴールドカップ2回、チャンピオンズマイル3回[37]
- 2016年産
- SIMON FUBUKI - マカオダービー
- 2019年産
- Spirit Of St Louis - ペガサスワールドカップターフ、オールドフォレスター・ターフクラシックステークス[38]
- 2022年産
- East Avenue - ブリーダーズフューチュリティステークス[39]
- Good Cheer - ケンタッキーオークス[40]
- Nitrogen - アラバマステークス[41]
母の父としての主な産駒
- 2015年産
- 2020年産
- National Treasure(プリークネスステークス、ペガサスワールドカップ、メトロポリタンハンデキャップ)[42]
- Be Your Best(ゲイムリーステークス)[43]
- ファントムシーフ(共同通信杯)[44]
- 2021年産
- Prince Of Monaco(デルマーフューチュリティステークス)[45]
- Goldrush Guru(ヴィクトリアダービー)[46]
- Seismic Beauty(クレメント・L・ハーシュステークス)[47]
- ディスペランツァ(アーリントンカップ)
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血統表
メダグリアドーロの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サドラーズウェルズ系 |
[§ 2] | ||
父 El Prado 1989 芦毛 |
父の父 Sadler's Wells1981 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Fairy Bridge | Bold Reason | |||
Special | ||||
父の母 Lady Capulet1974 芦毛 |
Sir Ivor | Sir Gaylord | ||
Attica | ||||
Cap and Bells | Tom Fool | |||
Ghazni | ||||
母 Cappucino Bay 1989 鹿毛 |
Bailjumper 1974 鹿毛 |
Damascus | Sword Dancer | |
Kerala | ||||
Court Circuit | Royal Vale | |||
Cycle | ||||
母の母 Dubbed in1973 栗毛 |
Silent Screen | Prince John | ||
Prayer Bell | ||||
Society Singer | Restless Wind | |||
Social Position F-No.9-b | ||||
母系(F-No.) | (FN:9-b) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | アウトブリード | [§ 4] | ||
出典 |
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脚注
外部リンク
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