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チャナティップ・ソングラシン
タイのサッカー選手 (1993-) ウィキペディアから
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チャナティップ・ソングラシン(チャナティプ・ソンクラシンとも、英: Chanathip Songkrasin、タイ語: ชนาธิป สรงกระสินธ์、1993年10月5日 - )は、タイ・ナコーンパトム県出身のプロサッカー選手。タイ・リーグ1・BGパトゥム・ユナイテッドFC所属。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。タイ代表。
「タイのメッシ」の愛称で呼ばれる。2014年に東南アジアサッカー選手権で優勝し、大会選定の最優秀選手賞を史上最年少で受賞した。
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経歴
BECテロ・サーサナFC時代
2012年にBECテロ・サーサナFC(現:ポリス・テロFC)でプロデビュー。2012年にタイ・プレミアリーグの年間最優秀若手選手賞を受賞した。 2013年には11月5日から11月11日にかけて、同年3月22日にクラブ間パートナーシップ契約を締結していた[1]清水エスパルスの練習に参加したが、契約には至らなかった。
ムアントン・ユナイテッドFC時代
2016年からムアントン・ユナイテッドFCへ移籍。当初はBECテロ・サーサナFCからのレンタル移籍で、7月から完全移籍での加入となった。
北海道コンサドーレ札幌時代
2017年、北海道コンサドーレ札幌への移籍が発表された。ただし、ムアントン・ユナイテッドFCでAFCチャンピオンズリーグなどに出場する予定のため、6月まではムアントン・ユナイテッドFCでプレーし、7月より1年半のレンタル移籍で札幌に加入する仮契約を結んだ[2][3]。7月26日、JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦のセレッソ大阪戦で移籍後初出場を果たした。 加入1年目は得点こそ無かったが、レギュラーとしてリーグ戦16試合に出場し、チームのJ1残留に貢献した。チャナティップの活躍は、翌年にJリーグにタイ人選手が増えるきっかけとなった[4]。
2018年、開幕戦でサンフレッチェ広島と対戦し、広島に所属するティーラシンに「タイ人Jリーガーの初ゴール」を目の前で奪われるが、3月2日に行われた第2節のセレッソ大阪戦でJリーグ初ゴールを挙げた[5]。7月13日に翌年2月1日から完全移籍加入の合意が発表された[6]。今回の完全移籍に掛かった移籍金が推定2億から3億円で、「タイの移籍金が過去最高額」とタイメディアが伝えた[7]。1年目はなかなか得点が取れなかったが、2年目はペトロヴィッチの攻撃的なスタイル[8] がフィットし、リーグ戦30試合で8ゴールを挙げた。シーズン終了後に札幌の選手投票で2018年シーズンの札幌のMVPに選出され[9]、東南アジア出身初のJリーグベストイレブンにも選出された[10][11]。
2020年、第12節サガン鳥栖戦で負傷交代した。その後しばらくリハビリが続き、10月に復帰するも第33節FC東京戦で再び負傷。シーズン途中で治療とリハビリのためタイに帰国した[12]。
川崎フロンターレ時代
2022年1月11日、約4億6500万円(1億3400万バーツ)[13] という国内クラブ同士による史上最高額の移籍金で川崎フロンターレへの完全移籍が発表された[14]。三笘薫の移籍もあり、ウィングのドリブラーとして期待されたが、本領を発揮することなく退団となった。
BGパトゥム・ユナイテッドFC時代
2023年6月21日、BGパトゥム・ユナイテッドFCへの完全移籍が発表された[15]。
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代表歴
2012年にアラブ首長国連邦で開催されたAFC U-19選手権にU-19タイ代表として参加した。それから、2012 King's Cupにフル代表デビューを果たし。後に東南アジアサッカーの2012 AFFスズキカップにチーム最年少で参加し、準優勝に終わった。2014年にAFFスズキカップで優勝し、大会選定の最優秀選手賞(MVP)を史上最年少受賞した(21歳)。2016、2021年のAFFスズキカップでも最優秀選手賞を受賞した。
エピソード
- 歌が好きで、自分でフォークギターを持って弾き語りをすることがある[16]。
- 焼肉、ジンギスカン、ラーメンが好物。特に焼肉(牛肉)やジンギスカン(ラム肉)は、毎日でも食べられる。一方、刺身(生魚)は、あまり食べない。寿司屋で好きなのはかっぱ巻き。ただし、カニは茹でてあるので食べられる[17]。なお、ウナギや穴子は嫌い(寿司屋で穴子を見て退席したことがある)[18]。納豆は美味しいとは思わないが、体に良いと聞き、訓練して食べられるようになった[19]。
- サービス精神が旺盛でひょうきんな一面があることから、カラオケなどで若手のチームメートから「チャライップ」(「チャラい、チャナティップ」の略)と呼ばれることがある(コンサドーレ札幌時代)[17]。
- 本名であるチャナティップのうち、チャナは「勝利」を意味する[20]。
- 2020年4月に自身のYouTube チャンネル「Chana Channel」を開設。札幌での生活の様子やチームメイトとの交流をタイ語(日本語字幕)で発信していて、開設2ヶ月で15万人以上の登録者を獲得している[21]。
所属クラブ
- 2010年 - 2011年 BECテロ・サーサナFCユース
- 2012年 - 2015年 BECテロ・サーサナFC
- 2016年 - 同年6月 ムアントン・ユナイテッドFC(レンタル移籍)
- 2016年7月 - 2018年 ムアントン・ユナイテッドFC
- 2017年7月 - 2018年 北海道コンサドーレ札幌(レンタル移籍)
- 2019年 - 2021年 北海道コンサドーレ札幌
- 2022年 - 2023年6月 川崎フロンターレ
- 2023年6月 - BGパトゥム・ユナイテッドFC
個人成績
クラブ
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代表歴
試合数
- 国際Aマッチ 67試合 12得点(2012年-)[22]
得点
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タイトル
クラブ
BECテロ・サーサナFC
- タイ・リーグカップ 優勝 : 2014年
代表
タイ代表
U-23タイ代表
- 東南アジア競技大会 優勝 : 2013年, 2015年
U-19タイ代表
- AFF U-19ユース選手権 優勝 : 2011年
個人
- タイ・プレミアリーグ 年間最優秀若手選手賞 : 2012年
- AFFスズキカップ 大会最優秀選手(MVP) : 2014年, 2016年, 2021年
- Jリーグベストイレブン:1回(2018年)
- Jリーグ優秀選手賞(2018年)
- 札幌ドームMVP賞 (2018年)
脚注
関連項目
外部リンク
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