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デイヴィッド・チャムリー (第7代チャムリー侯爵)
イングランドの貴族、政治家、映画監督 ウィキペディアから
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第7代チャムリー侯爵デイヴィッド・ジョージ・フィリップ・チャムリー(英: David George Philip Cholmondeley, 7th Marquess of Cholmondeley, KCVO、1960年6月27日)は、イギリスの貴族、政治家、映画監督。
父が爵位を継承する1968年までマルパス子爵(Viscount Malpas)、自身が爵位を継承する1990年までロックサヴェイジ伯爵(Earl of Rocksavage)の儀礼称号で称された。
映画監督としての芸名は「デイヴィッド・ロックサヴェイジ(David Rocksavage)」。
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経歴

1960年6月27日、後に第6代チャムリー侯爵となるロックサヴェイジ伯爵ヒュー・チャムリー(1968年に爵位継承)とその夫人ラヴィニア(旧姓レズリー)の第4子(長男)として生まれる[2]。チャムリー侯爵家はノーフォークにホートン・ホール、チェシャー・マルパスにチャムリー城を所有し、マルパスに7,500エーカー (30 km2)もの地所を所有する大地主でもある[3]。サンデー・タイムズ・リッチ・リストによるとチャムリー侯には約6000万ポンドの資産があり、富裕層の中でも特に富裕であるという[4]。
イートン校に入学。1974年には女王エリザベス2世の名誉小姓を務めた[5]。フランスのソルボンヌ大学へ進学した[5]。
1990年3月13日に父の死により第7代チャムリー侯爵位を継承し、貴族院議員に列した。またチャムリー侯爵家が共同世襲権を有する式部卿[注釈 1]に就任した[5]。1999年の貴族院改革で世襲貴族の議席は大幅に制限されたが、式部卿は貴族院に議席を持ち続けることになった[7]。2010年5月25日から貴族院議員を休職中である[1]。
2022年、女王エリザベス2世の崩御に伴って式部卿を退任した[8]。即位した国王チャールズ3世は第7代キャリントン男爵をその後任に指名した[9]。
デイヴィッド・ロックサヴェイジ(David Rocksavage)の芸名で映画監督もしており、1995年にはトルーマン・カポーティの小説『遠い声 遠い部屋』の映画化の監督を務めた[5]。1997年公開のエリック・ロメール監督の『レネットとミラベル/四つの冒険』では小さな役で出演[10]。2009年公開の『太陽の影』でも監督を務めた[10]。
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栄典
爵位
1990年3月13日に父ヒュー・チャムリーの死により以下の爵位を継承した[5]。
- 第7代チャムリー侯爵(7th Marquess of Cholmondeley)
- 第10代チャムリー伯爵(10th Earl of Cholmondeley)
- 第7代ロックサヴェイジ伯爵(7th Earl of Rocksavage)
- (1815年11月22日の勅許状による連合王国貴族爵位)
- 第11代ケルズのチャムリー子爵(11th Viscount Cholmondeley of Kells)
- 第10代マルパス子爵(10th Viscount Malpas)
- (1706年12月29日の勅許状によるイングランド貴族爵位)
- 第10代チェスター州ナンツウィッチのチャムリー男爵(10th Baron Cholmondeley of Namptwich in the County of Chester)
- 第9代ウェックスフォード県ニューボロのニューボロ男爵(9th Baron Newborough, of Newborough in the County of Wexford)
- 第9代アングルシー島のニューバラ男爵(Baron Newburgh, in the Isle of Anglesey)
- (1716年7月10日の勅許状によるグレートブリテン貴族爵位)
勲章
- 2007年6月、ロイヤル・ヴィクトリア勲章ナイト・コマンダー(KCVO)[5]
名誉職その他
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家族
2009年6月にサラ・ローズ・ハンベリーと結婚し、彼女との間に以下の双子の兄弟と女児を儲けている[5]。
- 第1子(長男)ロックサヴェイジ伯爵アレクサンダー・ヒュー・ジョージ・チャムリー(2009-)
- 第2子(次男)オリバー・ティモシー・ジョージ・チャムリー卿(2009-)
- 第3子(長女)アイリス・マリナ・アイリーン・チャムリー嬢(2016-)
脚注
参考文献
外部リンク
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