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デビッド・ウェスト (野球)
アメリカの野球選手 (1964 - 2022) ウィキペディアから
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デビッド・リー・ウェスト(David Lee West , 1964年9月1日 - 2022年5月14日)は、アメリカ合衆国テネシー州メンフィス出身のプロ野球選手(投手)。
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来歴・人物
1983年のMLBドラフト4巡目(全体84位)で、ニューヨーク・メッツに入団。
1988年9月24日にセプテンバーコールアップによってメジャーリーグデビューを果たす。当初はメッツ期待の投手であったが伸び悩んだ。1989年は6月に昇格したが、シーズン途中のトレード期限に、前年のアメリカン・リーグサイ・ヤング賞受賞のフランク・バイオーラとの1対5の交換トレードで、バイオーラの交換相手5人のうちの1人として、ミネソタ・ツインズに移籍。
1991年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズでは2試合に登板し、いずれも無失点で、第5戦では勝利投手となった。1991年のワールドシリーズでは2試合に登板してアウトを1つも奪うことができずに対戦打者6人をすべて出塁させ4失点だったが、優勝を経験した。
1992年末にマイク・ハートリーとの交換トレードでフィラデルフィア・フィリーズに移籍し、1996年まで在籍した。移籍1年目にキャリアハイとなる76試合(全通算登板試合の3分の1以上に相当)に登板しリーグ優勝に貢献、1993年のワールドシリーズにも出場したが、前回出場から通算して10人連続で出塁を許し、11人目にしてようやくアウトを奪うことができた[2]。
巨体から繰り出す荒れ球を武器に、1996年終了時でメジャー通算31勝を挙げ、1997年に福岡ダイエーホークス入り[1]。登録名は「ウェスト」ではなく「ウエスト」。
当時は投手・野手それぞれ最高2人までしか一軍には入れなかったが、前年抑えなどで活躍したホセ・ヌーニェスの一軍は確定的だったため、同時入団のロドニー・ニコルズと残り1枠を争う形となった。工藤公康、武田一浩以外の先発陣が心もとなかったチーム事情から、先発が出来るウエストが開幕一軍で先発ローテーション入りした。
球速はあるがコントロールが悪く、また一度打たれ出すと止まらなくなる傾向があり、防御率は悪かったが、同僚の武田一浩とは対照的に勝ち運には恵まれ、一時は防御率が規定投球回到達者の中で最下位ながらリーグ最多勝だった。5月7日の対西武ライオンズ戦でチームがプロ野球記録の29安打を許して21失点で大敗した試合でも先発を務めていた。
こうした強運と手薄な先発事情から先発として起用され続けたが、後半戦に入ると全く勝てなくなり、8月中旬に二軍に落ちるとそのまま再昇格することなく、シーズン終了後に解雇された[1]。
1998年、ボストン・レッドソックスでメジャーリーグに復帰を果たした。
1999年、独立リーグのアトランティックリーグに加盟していたリハイバレー・ブラックダイヤモンズに所属したのを最後に現役引退。
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詳細情報
年度別投手成績
記録
- NPB
- 初登板・初先発:1997年4月8日、対日本ハムファイターズ1回戦(福岡ドーム)、4回4失点で勝敗つかず
- 初勝利・初先発勝利:1997年4月13日、対オリックス・ブルーウェーブ3回戦(福岡ドーム)、5回2失点
- 初完投勝利・初完封:1997年5月1日、対オリックス・ブルーウェーブ5回戦(グリーンスタジアム神戸)
- MLB
背番号
- 46 (1988年 - 1989年途中)
- 50 (1989年途中 - 1991年途中)
- 39 (1991年途中 - 1992年、1998年)
- 40 (1993年 - 1996年)
- 21 (1997年)
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関連項目
脚注
外部リンク
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