トヨタ・ダイナミックフォースエンジン

トヨタ・ダイナミック・フォース・エンジンとはトヨタ自動車のトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー（TNGA）戦略の下に開発されたエンジンのシリーズ。

ダイナミックフォースエンジン シリーズ
A25A-FXS（カムリ）
生産拠点	トヨタ自動車
製造期間	2017年6月 -
タイプ	M15A型 - 1.5L - 直列3気筒 DOHC 12バルブ G16E型 - 1.6L - 直列3気筒 DOHC 12バルブ M20A型 - 2.0L - 直列4気筒 DOHC 16バルブ S20A型 - 2.0L (中国市場用) - 直列4気筒 DOHC 16バルブ T24A型 - 2.4L - 直列4気筒 DOHC 16バルブ A25A型 - 2.5L - 直列4気筒 DOHC 16バルブ F33A型 - 3.3L (ディーゼル) - V型6気筒 DOHC 24バルブ V35A型 - 3.5L - V型6気筒 DOHC 24バルブ

開発コンセプト

高効率、低燃費を徹底的に追求すると同時に、ダイレクト感があり、滑らかで気持ちの良い加速性能を目指し、走りと環境性能を両立させるエンジンとして、トヨタ社内で放置されていた膨大な量の基礎研究やレース^{[注釈 1][1]}で得た知見を詰め込んで開発された。基本的には現在流行のダウンサイジングコンセプトよりも『ライトサイジングコンセプト』の考え方であり、自然吸気を主眼としている^[2]。

具体的には空気吸入量の増大のためのタンブル流（縦渦）の改善を主眼に、

1) バルブ挟角の拡大

2) ボア・ストローク比のロング化

3) ポート端部形状の変更とシート内径の拡大

4) 新D-4S（マルチホールインジェクター）の採用

などにより「高速燃焼」を実現した^[3]。

元々トヨタは2010年代に入ってから、既存のNR型やZR型、KR型などにタンブル流を意識した改良を施して40%あるいはそれに近い燃焼効率を達成していた^[4][5]が、ダイナミックフォースエンジンは基本設計からタンブル流を重視して開発されている点が大きく異なる。特にバルブ挟角は冷却損失低減のために狭くするのが定石の中、タンブル流のためにあえて広げているのは画期的な点といえる^[6]。

こうした工夫により、カムリのハイブリッドモデルに採用されたM25A-FXSでは最大燃焼効率41%を記録した。またエンジンのみのグレード（いわゆるコンベンショナル^{[注釈 2]}モデル）においても従来型を大きく凌ぐ低燃費を実現している^{[注釈 3]}。

開発生産においてもTNGA戦略に基づく完全新設計となる。これまで排気量や各国の規制対応に比例して膨大な数になったエンジン規格を整理し、燃焼形式・共通形状の部品・生産工程のモジュール化・相似形化を増やした上で、1気筒あたり排気量500 ccを基本として気筒数を増減することで車両サイズに対応し、生産性の向上と経費削減を図る、いわゆる『モジュラーエンジン』である。

ダイナミックフォーススポーツエンジン

ダイナミックフォース・スポーツ・エンジンは、ダイナミックフォースエンジンのスポーツ版として開発されたエンジンの呼称である^[8]。ダイナミックフォースエンジンと同様の効率の良さを持ち、それがパワーを引き出すことにつながっているとされる。

2020年の東京オートサロンでの世界初公開に先駆け、世界ラリー選手権（WRC）に参戦するヤリスをベースとするスポーツカーとして位置付けられているGRヤリスのプロトタイプに、M15A型に排気量拡大とボールベアリングターボチャージャーを組み合わせて強大なトルクとパワーを叩き出す拡張を行った直列3気筒 1.6リットルターボエンジンを搭載していることが2019年12月に公表され^[8]、2020年1月10日に開幕した東京オートサロン2020にて、形式は「G16E-GTS」と発表された^[9]。

型式命名規則

このダイナミックフォースエンジンシリーズから、エンジン型式命名規則も変更されている。

参考例 『 G 16 E - G T S 』
G	『原動機シリーズ記号』： ボアストローク比、気筒容積、コンセプト、等にちなんだ記号。
16	『排気量』： この場合は 1600 cc を意味している。
E	『異種原動機区分記号』： 同じシリンダーブロックでの開発順を示している[注釈 4]。 この場合は、アルファベット順の5番目の『 E 』なので『同一シリンダーブロックでの(ベースの”M15A型”から数えて)5番目の派生エンジン』を意味している。決して『 G 』形式としての順番ではない。
-	ハイフン 前 の記号は 『シリンダーブロックの形式』(広義のエンジン型式)、 ハイフン 後 の記号は 『シリンダーブロックに付随した装備』(類別記号) を示している。
G	バルブ機構を示している。この場合は 『可変バルブ搭載 高効率型スポーツ用ツインカム』 を意味している。
	※ その他の記号
	F	『可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム』
T	過給器装備等の出力に関わるものを示している。この場合は『ターボチャージャー装備』を意味している。
	※ その他の記号
	K	『コンベンショナル用[注釈 2] 高膨張比サイクル(ミラーサイクル) 仕様』
	X	『ハイブリッド用 高膨張比サイクル(ミラーサイクル) 仕様』
S	対応燃料種別または燃料供給式を示している。この場合は『 D-4 (筒内直接燃料噴射装置)装備 』を意味している。
	※ その他の記号
	E	『EFI (電子制御式燃料噴射装置)装備』
	B	『E85 エタノール燃料・フレックス燃料対応』
	V	『コモンレール式燃料噴射装置装備』(ディーゼル)

系譜

エンジン型式一覧の自動車用エンジンの系譜を参照。

年表

2017年6月 - カムリに搭載されたA25A型^[10]を皮切りに、9月にV35A型、2018年6月にはM20A型が登場。

2019年10月 - 4代目ヤリス（日本向け仕様は初代扱い）に先行搭載が決定したM15A型^[11]発表。シリーズ初の直列3気筒であり、トヨタ独自開発としても3気筒エンジンは初。

2020年1月 - M15A型をベースに、シリーズ初のダイナミックフォース・スポーツエンジンとなるG16E型^[12]発表。

2021年8月 - シリーズ初のディーゼルエンジンとなるF33A型^[13]発表。

2021年10月 - コンベンショナル^{[注釈 2]}・ガソリンターボモデルとしてT24A型^[14]発表。

2022年7月 - デュアルブーストハイブリッドシステムとしてターボとHVを組み合わせたT24A型^[15]発表。

2024年〜 - G16E-GTSをベースに形式TGE33としてスーパーフォーミュラ・ライツ(F3)に、M20A-FKSをベースに形式TMA43としてFIA-F4選手権に、それぞれワンメイクエンジンとして採用された。いずれもトヨタのセミワークスチームでありエンジンコンストラクター・チューナーであるTOM'Sが手掛けている。

2025年〜 - V35A-FTSをベースにレーシングカーコンストラクターのオレカが手掛けた3.5L V6 TwinTurboが、LMP3ワンメイクエンジンとして採用された。

バリエーション一覧

• 出力単位「 PS^{[注釈 5]} , HP^{[注釈 6]} , kW^{[注釈 7]} 」換算。

『 1 PS ＝ 約 0.98632 HP ＝ 約 0.7355 kW 』

• トルク単位「 kgf･m^{[注釈 8]} , lbf･ft^{[注釈 9]} , N･m^{[注釈 10]} 」換算。

『 1 kgf･m ＝ 約 7.23301 lbf･ft ＝ 約 9.80665 N･m 』

M15A型

Dynamic Force Engine 1.5 , 【 M15A型 】 ※ 画像は M15A-FKS ( ヤリス )
種類	直列3気筒 , DOHC 12バルブ
排気量	1,490 cc	約 497 cc × 3
内径 × 行程（ボア × ストローク）	80.5 × 97.6 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.212

M15A - FKS

→詳細は「トヨタ・M15A-FKS」を参照

コンベンショナル用 ガソリン エンジン M 15 A M15シリンダーブロック タイプA , M型(気筒容量 497cc) , 1500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム K コンベンショナル用 高膨張比サイクル仕様 S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2020年2月 (国内) 主要燃費向上策 VVT-iW ，ミラーサイクル ，D-4 圧縮比 13 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 88 ( 120 )/ 6,600 ・ 145 ( 14.8 )/ 4,800 - 5,200 初搭載車種 ヤリス (日本仕様) (MXPA10/15) 搭載車種 光岡・ビュートストーリー (MXPA10改/15改)[注釈 11] ヤリス (欧州仕様)/ヤリスバン (MXPA11L/11LV) ヤリスクロス (MXPB1#) GR ヤリス (MXPA12) シエンタ (MXPC1#) カローラ (セダン日本仕様) (MZEA17) カローラ (セダン中国仕様) (MZEA16L) カローラツーリング (MZEA17W) レビン (MZEA16L)

M15A - FXE

→詳細は「トヨタ・M15A-FXE」を参照

ハイブリッド用 ガソリン エンジン M 15 A M15シリンダーブロック タイプA , M型(気筒容量 497cc) , 1500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム X ハイブリッド用 高膨張比サイクル仕様 E EFI (電子制御式燃料噴射装置) 初搭載時期 2020年2月 (国内) 主要燃費向上策 VVT-iE ，ミラーサイクル ，EFI 圧縮比 14 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 67 ( 91 )/ 5,500 ・ 120 ( 12.2 )/ 3,800 - 4,800 初搭載車種 ヤリス (日本仕様) (MXPH10/15) 搭載車種 光岡・ビュートストーリー (MXPH10改/15改)[注釈 12] ヤリス（欧州仕様）/ヤリスバン (MXPH11L/11LV) マツダ・MAZDA2（欧州仕様） (MXPH11L)[注釈 13] ヤリスクロス (MXPJ10/15) アクア (MXPK10/15) シエンタ (MXPL10/15) LEXUS LBX (MAYH1#)

M15D - FXE (インド)

トヨタキルロスカモーター（TKM）のビダディ工場にて生産^[16][17][18]。

ハイブリッド用 ガソリン エンジン ※ インド市場専用エンジン M 15 D M15シリンダーブロック タイプD , M型(気筒容量 497cc) , 1500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム X ハイブリッド用 高膨張比サイクル仕様 E EFI (電子制御式燃料噴射装置) 初搭載時期 2022年7月 (インド) 主要燃費向上策 VVT-i ，ミラーサイクル ，EFI 圧縮比 14 : 1

最高出力 - kW(hp)/rpm ・最大トルク - N⋅m(lb⋅ft)/rpm 67 ( 90 ) / 5,500 ・ 120 ( 89 )/ 3,800 - 4,800 初搭載車種 アーバンクルーザー ハイライダー (インド仕様) スズキ・グランドビターラ (インド仕様)

• M15A型 エンジン シリーズ ギャラリー

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  M15A-FKS エンジン
  (ヤリス)
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  M15A-FKS エンジン
  (ヤリス)
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  M15A-FXE エンジン
  (ヤリス_HV)
• 
  M15A-FXE エンジン
  (LEXUS LBX)
• 
  M15D-FXE エンジン
  (アーバンクルーザー_HV)

G16E型

→詳細は「トヨタ・G16E型エンジン」を参照

Dynamic Force Sport Engine 1.6 , 【 G16E型 】 ※ 画像は G16E-GTS ( GRヤリス )
種類	直列3気筒 , DOHC 12バルブ
排気量	1,618 cc	約 539 cc × 3
内径 × 行程（ボア × ストローク）	87.5 × 89.7 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.025

G16E - GTS

→詳細は「トヨタ・G16E-GTS」を参照

ガソリン ターボ エンジン G 16 E M15シリンダーブロック タイプE , M型派生 G型(スポーツエンジン化) , 1600 cc , G 可変バルブ搭載 高効率型スポーツ用ツインカム T ターボチャージャー S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2020年9月 主要燃費向上策 DUAL_VVT-i ， インタークーラー ，D-4ST 圧縮比 10.5 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 200 ( 272 )/ 6,500 ・ 370 ( 37.7 )/ 3,000 - 4,600[注釈 14] 224 ( 304 )/ 6,500 ・ 370 ( 37.7 )/ 3,000 - 5,550[注釈 15] 224 ( 304 )/ 6,500 ・ 400 ( 40.8 )/ 3,250 - 4,600[注釈 16] 初搭載車種 GR ヤリス (GXPA16) 搭載車種 GR カローラ (GZEA14H) LEXUS LBX MORIZO RR (GAYA16) スーパーフォーミュラ・ライツ (2024年〜、形式:TGE33)

• G16E型 エンジン ギャラリー

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  (カットモデル)
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  (カットモデル)
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  (GRMNヤリスRally)
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  (GRヤリス)
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  (GRカローラ)
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  (GRカローラ"MORIZO Edition")
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  (GRヤリスDAT)
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  (GRヤリスDAT)

M20A型

Dynamic Force Engine 2.0 , 【 M20A型 】[19] ※ 画像は M20A-FKS ( Lexus UX )
種類	直列4気筒 , DOHC 16バルブ
排気量	1,986 cc	約 497 cc × 4
内径 × 行程（ボア × ストローク）	80.5 × 97.6 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.212

M20A - FKS

→詳細は「トヨタ・M20A-FKS」を参照

コンベンショナル用 ガソリン エンジン M 20 A M20シリンダーブロック タイプA , M型(気筒容量 497cc) , 2000 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム K コンベンショナル用 高膨張比サイクル仕様 S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2018年11月 (国内) 主要燃費向上策 VVT-iE，ミラーサイクル，D-4S 圧縮比 13 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 128 ( 174 )/ 6,600 ・ 209 ( 21.3 )/ 4,000 - 5,200 126 ( 171 )/ 6,600 ・ 207 ( 21.1 )/ 4,800 125 ( 170 )/ 6,600 ・ 203 ( 20.7 )/ 4,600 - 4,800 128 ( 174 )/ 6,600 ・ 209 ( 21.3 )/ 4,000 - 5,200 初搭載車種 LEXUS UX (MZAA10) 搭載車種 RAV4 (MXAA5#) ハリアー (MXUA8#) カローラ (セダン北米仕様) (MZEA1#L) カローラツーリング (MZEA1#W)※特別限定車のみ搭載 カローラツーリングスポーツ (MZEA1#LW) カローラスポーツ (MZEA1#H) ノア (MZRA9#) ヴォクシー (MZRA9#) カローラクロス (MXGA10) レビンGT (MZEA13L) アリオン (MZEA13L) LEXUS NX 200 (中国仕様) FIA-F4選手権 (2024年〜、形式:TMA43)

M20A - FXS

→詳細は「トヨタ・M20A-FXS」を参照

ハイブリッド用 ガソリン エンジン M 20 A M20シリンダーブロック タイプA , M型(気筒容量 497cc) , 2000 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム X ハイブリッド用 高膨張比サイクル仕様 S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2018年11月 (国内) 主要燃費向上策 VVT-iE，ミラーサイクル，D-4S 圧縮比 14 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 107 ( 145 )/ 6,000 ・ 188 ( 19.2 )/ 4,400 112 ( 152 )/ 6,000 ・ 188 ( 19.2 )/ 4,400 - 5,200 111 ( 151 )/ 6,000 ・ 188 ( 19.2 )/ 4,400 - 5,200 (PHEV) 初搭載車種 LEXUS UX (MZAH1#) 搭載車種 プリウス (MXWH6#) カローラクロス (MXGH15) C-HR (MAXH2#・海外専売)

M20A - FKB (ブラジル)

ブラジルでのアルコール燃料対応エンジン

コンベンショナル用 エタノール エンジン ※ ブラジル市場専用エンジン M 20 A M20シリンダーブロック タイプA , M型(気筒容量 497cc) , 2000 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム K コンベンショナル用 高膨張比サイクル仕様 B E85エタノール燃料・フレックス燃料対応 初搭載時期 2020年 (ブラジル) 主要燃費向上策 VVT-i，ミラーサイクル 圧縮比 13 : 1

最高出力 - kW(hp)/rpm ・最大トルク - N⋅m(lb⋅ft)/rpm 130 ( 174 )/ 6,600 ・ 210 ( 155 )/ 4,400 初搭載車種 カローラ (ブラジル仕様) (MZEA12) 搭載車種 カローラクロス (ブラジル仕様) (MXGA10)

• M20A型 エンジン シリーズ ギャラリー

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  M20A-FKS エンジン
  (Lexus UX)
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  M20A-FKS エンジン
  (ヴォクシー)
• 
  M20A-FKS エンジン
  (カローラスポーツ)
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  M20A-FXS エンジン
  (プリウス)
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  M20A-FXS エンジン
  (カローラ_HV)
• 
  M20A-FXS エンジン
  (プリウス)

S20A型

Dynamic Force Engine 2.0 , 【 S20A型 】 画像をアップロード ※ 画像募集中
種類	直列4気筒 , DOHC 16バルブ
排気量	1,997 cc	約 499 cc × 4
内径 × 行程（ボア × ストローク）	85.0 × 88.0 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.035

S20A - FTS (中国)

ガソリン ターボ エンジン ※ 中国市場専用エンジン S 20 A S20シリンダーブロック タイプA , S型(ボアストローク比ほぼスクエア) , 2000 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム T ターボチャージャー S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2022年 (中国) 主要燃費向上策 VVT-i，インタークーラー，D-4ST 圧縮比 11 : 1

最高出力 - kW(hp)/rpm ・最大トルク - N⋅m(lb⋅ft)/rpm 182 ( 244 )/ 6,000 ・ 380 ( 280 )/ 1,800 - 4,000 初搭載車種 ハイランダー/クラウンクルーガー (中国仕様) (SXUA75) 搭載車種 LEXUS RX 300 (中国仕様) (SALA15)

T24A型

Dynamic Force Engine 2.4 , 【 T24A型 】 ※ 画像は T24A-FTS ( クラウンクロスオーバー )
種類	直列4気筒 , DOHC 16バルブ
排気量	2,393 cc	約 598 cc × 4
内径 × 行程（ボア × ストローク）	87.5 × 99.5 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.137

T24A - FTS

→詳細は「トヨタ・T24A-FTS」を参照

ガソリン ターボ エンジン T 24 A T24シリンダーブロック タイプA , T型 , 2400 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム T ターボチャージャー S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2021年10月 (国内) 主要燃費向上策 VVT-iW，インタークーラー，D-4ST 圧縮比 11 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 205 ( 279 )/ 6,000 ・ 430 ( 43.8 )/ 1,700 - 3,600 202 ( 275 )/ 6,000 ・ 460 ( 46.9 )/ 2,000 - 3,600 初搭載車種 LEXUS NX (TAZA25) (コンベンショナル) クラウン・クロスオーバー (TZSH35) (デュアルブーストハイブリッドシステム) 搭載車種 ヴェルファイア (TAHA4#W) LEXUS RX (TALA1#/TALH17) LEXUS LM (TAWH15W) グランドハイランダー (TAAS10) LEXUS TX (TAUA10/TAUA15/TAUH15) ランドクルーザー250 (中近東・東欧) ランドクルーザープラド i-FORCE MAX (北米・中国)

• T24A型 エンジン ギャラリー

• 
  (クラウンクロスオーバー)
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  (クラウンクロスオーバー)
• 
  (クラウンクロスオーバー)

A25A型

Dynamic Force Engine 2.5 , 【 A25A型 】[20] ※ 画像は A25A-FKS ( カムリ , 北米仕様 )
種類	直列4気筒 , DOHC 16バルブ
排気量	2,487 cc	約 622 cc × 4
内径 × 行程（ボア × ストローク）	87.5 × 103.4 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.182

A25A - FKS

→詳細は「トヨタ・A25A-FKS」を参照

コンベンショナル用 ガソリン エンジン A 25 A A25シリンダーブロック タイプA , A型(気筒容量 622cc) , 2500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム K コンベンショナル用 高膨張比サイクル仕様 S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2017年7月 (北米) 2021年11月 (国内) 主要燃費向上策 VVT-iE，ミラーサイクル，D-4S 圧縮比 13 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 151 ( 203 )/ 6,600 ・ 250 ( 25.5 )/ 4,800 初搭載車種 カムリ (北米向けのみ) LEXUS NX (2代目) (国内初搭載) 搭載車種 RAV4 (5代目) (北米向けのみ)

A25A - FXS

→詳細は「トヨタ・A25A-FXS」を参照

ハイブリッド用 ガソリン エンジン A 25 A A25シリンダーブロック タイプA , A型(気筒容量 622cc) , 2500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム X ハイブリッド用 高膨張比サイクル仕様 S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2017年7月 主要燃費向上策 VVT-iE，ミラーサイクル，D-4S 圧縮比 14 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 130 ( 177 )/ 5,700 ・ 220 ( 22.5 )/ 3,600 - 5,200 135 ( 183 )/ 6,000 ・ 221 ( 22.5 )/ 3,800 - 5,400 初搭載車種 カムリ (AXVH70) - 横置き 搭載車種 ダイハツ・アルティス (AXVH70N) - 横置き[注釈 17] RAV4 (AXAH5#) - 横置き 光岡・バディ - 横置き[注釈 18] RAV4 PHV (AXAP54) - 横置き スズキ・アクロス - 横置き[注釈 19] ハリアー (AXUH8#) - 横置き クラウン (AZSH2#) - 縦置き LEXUS EX (AZXH10) - 横置き LEXUS NX (2代目) アルファード・ヴェルファイア (AAHH4#W) - 横置き グランドハイランダー (AS10型)

A25A - FKB (タイ)

コンベンショナル用 エタノール エンジン ※ タイ市場専用エンジン A 25 A A25シリンダーブロック タイプA , A型(気筒容量 622cc) , 2500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム K コンベンショナル用 高膨張比サイクル仕様 B E85エタノール燃料・フレックス燃料対応 初搭載時期 2018年10月 (タイ) 主要燃費向上策 VVT-i，ミラーサイクル 圧縮比 13 : 1

最高出力 - kW(hp)/rpm ・最大トルク - N⋅m(lb⋅ft)/rpm 154 ( 207 )/ 6,600 ・ 250 ( 184 )/ 5,000 初搭載車種 カムリ (タイ仕様) (AXVA70)

A25B - FXS (中国)

ハイブリッド用 ガソリン エンジン ※ 中国市場専用エンジン A 25 B A25シリンダーブロック タイプB , A型(気筒容量 622cc) , 2500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム X ハイブリッド用 高膨張比サイクル仕様 S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2018年 (中国) 主要燃費向上策 VVT-i，ミラーサイクル，D-4 圧縮比 14 : 1

最高出力 - kW(hp)/rpm ・最大トルク - N⋅m(lb⋅ft)/rpm 131 ( 176 )/ 5,700 ・ 221 ( 163 )/ 3,600 - 5,200 141 ( 189 )/ 6,000 ・ 243 ( 179 )/ 4,300 - 4,500 136 ( 182 )/ 6,000 ・ 228 ( 168 )/ 3,600 - 3,700 初搭載車種 LEXUS ES 300h (中国仕様)（AXZH10） 搭載車種 LEXUS NX 350h/400h+ (中国仕様) (AAZH10/AXZH11) LEXUS RX 350h/450h+ (中国仕様) (AALA1#) LEXUS LM 350h (中国仕様)

• A25A型 エンジン シリーズ ギャラリー

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  A25A-FKS エンジン
  (RAV4)
• 
  A25A-FKS エンジン
  (カムリ,北米仕様)
• 
  A25A-FKS エンジン
  (カムリ,北米仕様)
• 
  A25A-FXS エンジン
  (クラウン_HV)
• 
  A25A-FXS エンジン
  (カムリ)
• 
  A25A-FXS エンジン
  (RAV4_HV)
• 
  A25A-FXS エンジン
  (クラウン_HV)
• 
  A25A-FXS エンジン
  (カムリ)
• 
  A25A-FXS エンジン
  (カムリ)
• 
  A25A-FXS エンジン
  (クラウンクロスオーバー_HV)

F33A型

Dynamic Force Engine 3.3 , 【 F33A型 】 (ディーゼル) 画像をアップロード ※ 画像募集中
種類	V型6気筒 , DOHC 24バルブ
排気量	3,345 cc	約 558 cc × 6
内径 × 行程（ボア × ストローク）	86.0 × 96.0 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.116

F33A - FTV

→詳細は「トヨタ・F33A-FTV」を参照

ディーゼル ターボ エンジン F 33 A F33シリンダーブロック タイプA , F型(ランクルメイン) , 3300 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム T ターボチャージャー (2ウェイツインターボ) V コモンレール式燃料噴射装置搭載 初搭載時期 2021年8月 (国内) 主要 燃費向上策 インタークーラー， コモンレール式燃料噴射 (高圧噴射) 圧縮比 15.4 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 227 ( 309 )/ 4,000 ・ 700 ( 71.4 )/ 1,600 - 2,600 初搭載車種 ランドクルーザー (FJA300W)

V35A型

Dynamic Force Engine 3.5 , 【 V35A型 】 ※ 画像は V35A-FTS ( ランドクルーザー 300 )
種類	V型6気筒 , DOHC 24バルブ
排気量	3,444 cc	574 cc × 6
内径 × 行程（ボア × ストローク）	85.5 × 100.0 mm
内径 行程 比（ボア ストローク 比）	1：1.17

V35A - FTS

→詳細は「トヨタ・V35A-FTS」を参照

ガソリン ターボ エンジン V 35 A V35シリンダーブロック タイプA , V型 , 3500 cc , F 可変バルブ搭載 高効率型実用ツインカム T ターボチャージャー (ツインターボ) S D-4 (筒内直接燃料噴射装置) 初搭載時期 2017年10月 主要燃費向上策 VVT-i，インタークーラー，D-4ST 圧縮比 10.5 : 1

最高出力 - kW(PS)/rpm ・最大トルク - N⋅m(kgf⋅m)/rpm 310 ( 422 )/ 6,000 ・ 600 ( 61.2 )/ 1,600 - 4,800 初搭載車種 LEXUS LS (VXFA50/55) 搭載車種 ランドクルーザー (VJA300W) タンドラ (XKA70/71/72/75/76/77) LEXUS LX (VJA310W) LMP3 (2025年〜、FIA 世界耐久選手権、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ等)

• V35A型 エンジン ギャラリー

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  (ランドクルーザー300)
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  (ランドクルーザー300)

関連項目

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• トヨタのエンジン型式命名規則
• トヨタのエンジン系列名
• トヨタのエンジン型式一覧
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• トヨタの可変バルブ機構
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外部リンク

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