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バッド・ガイ

ビリー・アイリッシュの曲 ウィキペディアから

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バッド・ガイ」(bad guy)は、アメリカの歌手ビリー・アイリッシュの曲。アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』からの第5弾シングルとして、2019年3月29日にリリースされた。アメリカのBillboard Hot 100を含む多くのチャートで1位を獲得し、グラミー賞の年間最優秀楽曲と年間最優秀レコードを受賞した。

概要 「バッド・ガイ」, ビリー・アイリッシュ の シングル ...
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リリースと制作

2018年3月20日、アイリッシュが1stアルバムの制作に取り組んでいることが発表された[3]。約1年後の2019年3月29日に、アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』がリリースされ、「バッド・ガイ」はその第5弾シングルとして、アルバムと同時にリリースされた[4][5][6]

曲は、アイリッシュと兄のフィネアス・オコネルによって共同で書かれ、フィネアスが全面的なプロデュースを手掛けた。その他に、ジョン・グリーナムがマスタリングを担当し、ロブ・キネルスキーがミキシングを担当した[7][8]

2019年7月11日、アイリッシュがファンであることを公言している、ジャスティン・ビーバーとのリミックスバージョンがリリースされた[9][10]。このバージョンにはビーバーもソングライターとして参加し、リミックス独自の歌詞が追加された[11]

構成

「バッド・ガイ」は、2つのまったく違うテンポで構成される。序盤~中盤までは132〜138 BPMと適度に速いが、終盤は60 BPMと遅くなる[12]。曲はト短調であり、ボーカルの声域はF3 からC6 の範囲に及ぶ[12]

歌詞は「自分をもてあそぼうとする男子をあざ笑い、本当に恐れられるべき“バッド・ガイ(悪者)”は自分だと主張する」というもの[13]。具体的には「あなたはタフな奴/荒っぽいのが好きな奴/どこまでも満足できない奴/いつも得意げに胸を張ってる奴/私は結構悪いタイプ/あなたの母親を悲しませるタイプ/あなたの彼女を激怒させるタイプ/あなたの父親を誘惑しかねないタイプ」といった歌詞が挙げられる[6][13]。『rockin'on』はこの曲を「彼女自身の宣戦布告」と書き「女性であること、10代であること、そのすべてを弱さではなくパワーに変えていける冴えたやり方を提示してくれる楽曲だ。」と評した[14]

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賞とノミネート

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チャート成績

「バッド・ガイ」は、アメリカのBillboard Hot 100で7位でデビューした[34]。そして9週間後の7月13日に2位に上昇し、8月24日のチャートで1位に達した。これは、リル・ナズ・Xの『オールド・タウン・ロード』の19週連続1位の記録を断ち切る快挙となった。この曲でアイリッシュは、Billboard Hot 100で1位を獲得した初の2000年代生まれのアーティストとなった[35]

Billboardのオルタナティヴ・ソングス・チャートでも『bury a friend英語版』に続く2作目の1位を飾り、このチャートで複数回1位を獲得した3人目の女性ソロアーティストとなった[36]。また、spotifyでは公開初日で再生回数が700万回を突破し、グローバルチャートで1位を獲得。「2019年に最も再生された楽曲」でも2位を獲得した[37][38]

曲はアメリカ以外でも成功を収め、オーストラリア[39] カナダ[40] エストニア[41] フィンランド[42] ギリシャ[43] ハンガリー[44] アイスランド[45] ニュージーランド[46] ノルウェー[47] ロシア[48]のチャートで1位を獲得した。また、オーストラリアレコード産業協会ミュージック・カナダ英語版からの6倍プラチナを含む、数々の認定も受けた[49][50]

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ミュージックビデオ

ミュージックビデオは、デイヴ・マイヤーズ英語版が監督を務め、2019年3月29日にアイリッシュのYouTubeチャンネルに公開された[51][52]。MVの冒頭には『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』に収録された笑い声のトラック『!!!!!!!』が使用されている[51]

タイアップ

「バッド・ガイ」はカルバン・クライン英語版の"My Truth"キャンペーンや[53]キア・セルトスのCMソングに起用された[54]。アメリカでは、映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』の主題歌に起用され[55]、ドラマ映画『スキャンダル』の予告編[56]や、アニメ映画『SING/シング: ネクストステージ』では劇中歌として使用された(ちなみにこの映画には「ベリー・ア・フレンド英語版」もオーディション参加者が歌う曲して使用されている)。日本では、読売テレビ日本テレビ日曜ドラマシロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の主題歌に起用された[57]

クレジット

TIDALとアルバムのライナーノートから引用[7][8]

  • ジョン・グリーナム - マスタリングエンジニア、スタジオスタッフ
  • ロブ・キネルスキー - ミキシング、スタジオスタッフ
  • ビリー・アイリッシュ・オコネル - ボーカル、作詞、作曲、追加プロダクション
  • フィネアス・オコネル - プロデューサー、作詞、作曲

チャート

要約
視点
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リミックスバージョン

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認定

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各規格のリリース日

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カバー

脚注

外部リンク

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