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バフィー 〜恋する十字架〜
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『バフィー 〜恋する十字架〜』(英: Buffy the Vampire Slayer)は、1997年から2003年にかけてアメリカで製作されたテレビドラマ(海外ドラマ)。製作・監督・脚本はジョス・ウィードン他。全7シーズン。
バフィーを演じたサラ・ミシェル・ゲラー[† 2]は、この作品で一躍人気女優となった。
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概要
要約
視点
1992年に製作された同名映画『Buffy the Vampire Slayer』(日本では『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』として公開)の続編として[† 3]、キャストを一新してテレビドラマ化した作品。巧みなストーリー展開やバフィーとバンパイアたちとの戦いなどが話題となり、アメリカを中心に大人気シリーズとなる。
ジョス・ウィードンがこの作品を思いついたきっかけは「バカなブロンド娘がモンスターに殺される映画は見飽きた。一度でいいから、そのバカなブロンド娘がモンスターを蹴り上げる映画を見てみたいと思った」と述べている。またウィードンは、「ホラーとしての高校生活」を描きたかったとも語っており[3]、このシリーズに登場するオカルト的な事象は、「思春期の視聴者が感じる個人的な問題のメタファーである」とも言っている[4]。
ウィードンや『LOST』のJ・J・エイブラムス等、ナード系のクリエイター達が活躍するようになったこともあり、『リーパー/デビルバスター』『Chuck』『HEROES/ヒーローズ』をはじめとするアメリカのSF・ファンタジー系のドラマでオタク(ナード)的な若者が活躍する番組が多く製作されるようになった[5]。
作中に用いられる手法も独特なものがあり、第4シーズンでは中盤部分に一切セリフがないエピソード(「静けさ」、サイレントエピソードとしてエミー賞にノミネートされた)、第6シーズンではミュージカルのエピソードも製作されている。性描写はシリーズ前半ではほとんど見られないが[† 4]、第4シーズンからは頻繁に登場する。ただし男性同士の恋愛に関してはキリスト教系団体の反発を避けるため意識的に省かれている[6]。
上記のウィードンの製作意図にもある通り、ホラー・アクションでありながらその本質は青春ドラマにあり、また、第3シーズンの終わりでは校長や市長等が悪の勢力と取引しているという「悪に支配された」高校が破壊されるなど、反体制的な思想も持ち合わせている[4][† 5]。
日本では2000年から2004年11月30日までFOXチャンネルで、2008年からSci Fiチャンネルで『バフィー 〜恋する十字架〜』の邦題で全話放映。地上波でもテレビ東京系列で『吸血キラー 聖少女バフィー』の邦題で放映され、日本テレビ系列の『金曜ロードショー』でも第1シーズンの第1話と第2話が放映され『ゴールデン洋画劇場』でも『ヴァンパイア・キラー/聖少女バフィー』の邦題でダイジェスト版が放映された。DVDもこのタイトルで第2シーズンまで発売されている。また、吹替キャストが異なり、『ナイトフォール』の題で発売されたVHSビデオも存在する(全3巻)。ディズニー社のFOX社の版権獲得により、2021年よりディズニープラスでの配信が開始され、全シーズンの吹き替え版の視聴が可能となった[1]。
なお2007年からはコミックスのみの展開であるものの、ダークホースコミックス社よりジョス・ウィードンによる第8シーズンと銘打たれたシリーズが始まっている[† 6]。
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放送時間
※FOXチャンネル放送時のみ。リピートあり
登場人物
主人公
- バフィー・アン・サマーズ
- 演 - サラ・ミシェル・ゲラー/声 - 水谷優子[11][12]/日野由利加(ナイトフォール)
- 主人公。この時代にただ一人、選ばれるバンパイア・スレイヤー。第1シーズンでロサンゼルスから物語の舞台となるサニーデールに引っ越してくる。第5シーズン最終話で、開いてしまった地獄の門を閉じるため、鉄塔から身を投げる。第6シーズン第2話でウィローの魔法によって復活する。しかし、彼女は人間としてではなく、アンデッド(不死者)として復活した。この事は彼女の前にたびたび現れていたスパイクが気づく。第7シーズンでは再建されたサニーデール高校のカウンセラーになる。第8シーズンでスコットランドの古城でザンダーと同居する。
バフィーの家族
- ジョイス・サマーズ
- 演 - クリスティン・サザーランド/声 - 松岡洋子
- バフィーの母親。バフィーのよき理解者。第3シーズンではジャイルズと恋に落ちたこともある。第5シーズンで脳腫瘍が発見され、その後死亡。死亡後も幻影または幽霊としてたびたび登場する。
- ドーン・サマーズ
- 演 - ミシェル・トラクテンバーグ/声 - 寺田はるひ[13]
- バフィーの妹。地獄の門の鍵の役割を担う。当初一人っ子の設定だったバフィー[† 7]に、第5シーズンで突然中学生になる妹のドーンが登場する(その理由は作品内で語られる)。バンパイアであるスパイクを兄のように慕う。第7シーズンではバフィーのもとでスレイヤーになる訓練をうける。
- ハンク・サマーズ
- 演 - ディーン・バトラー/声 - 諸角憲一
- バフィーの父親。ロサンゼルスで俳優をしているため、ジョイスとは別居中。その後、愛人と暮らしていることが明らかになる。
バフィーの仲間たち
- ウィロー・ローゼンバーグ
- 演 - アリソン・ハニガン/声 - 大坂史子[14]/幸田夏穂(ナイトフォール)
- バフィーの親友。ザンダーとは幼なじみの親友で、当初は彼に思いを寄せていた。高校時代はコンピュータを駆使したハッキングでバフィーをサポートするが、次第に魔女として能力を発揮する。
- アレクサンダー"ザンダー"・ハリス
- 演 - ニコラス・ブレンドン/声 - 鳥海勝美[15]/遠藤純一(ナイトフォール)
- バフィーの親友。性格は陽気で仲間内ではムードメーカー。ただし、学園内では「変人」として浮いていた。
- ルパート・ジャイルズ
- 演 - アンソニー・スチュワート・ヘッド/声 - 金尾哲夫/同左(ナイトフォール)
- バンパイア・スレイヤーの後見人・ウォッチャー。イギリス人。サニーデール高校の図書館司書だったが、バフィーが高校を卒業した後は、魔術ショップを開店する。
- エンジェル
- 演 - デヴィッド・ボレアナズ/声 - 堀内賢雄/加納詞桂章(ナイトフォール)
- バフィーのボーイフレンド。バンパイアで歳は200歳を超える。かつてはアンジェラスの名で知られた凶悪なバンパイア。しかし、ロマの呪いのため、魂を得て善良な性格になる。第2シーズンでは、シーズン途中で呪いがとけ、アンジェラスが復活する。だが、ウィローが行った黒魔術で再び魂を得る。スピンオフ作品『エンジェル』でもアンジェラスが復活するエピソードがある。転居先のロサンゼルスでは探偵業のほか弁護士も行っていた。
- コーディリア・チェイス
- 演 - カリスマ・カーペンター/声 - 手塚ちはる[16]
- 愛称はコーディ。バフィーの高校時代の同級生で、ウィローとはザンダーをめぐる恋敵。自称:サニーデール高一のヤな女。高校卒業後、女優を目指しロスに移り住む。しかし、女優としては芽が出ず、悪魔スキップの罠にはまる。2004年に昏睡状態のまま死亡。
- ジェニー・カレンダー
- 演 - ロビア・ラモルテ/声 - 山像かおり
- サニーデール高校の教師。エンジェルに魂を与えたロマの末裔。ジャイルズのガールフレンドだったが、魂を失ったエンジェルに殺される。
- スパイク
- 演 - ジェームズ・マースターズ/声 - 堀川仁[17]
- 「血まみれウィリアム」の異名を持つ、サニーデールに流れてきたバンパイア。後のエピソードでバフィーに恋心を抱くようになる。
- ダニエル・オズボーン
- 演 - セス・グリーン/声 - 佐々木望[18]
- 愛称:オズ。ウィローの高校時代のボーイフレンド。しかし、ウィローとタラの関係を知り、ウィローと別れる。満月になると狼男に変身する。
- ケンドラ・ヤング
- 演 - ビアンカ・ローソン/声 -
- 第2シーズンで登場。第1シーズンでバフィーが一瞬だけ死亡したため、彼女の後任として選出されたスレイヤー[† 8]。「バフィーの運命」ではバフィーがスケート場でバンパイアのエンジェルと一緒にいたため彼女を敵と信じ込む。しかし、誤解がとけたあと、バフィーとともにスパイクたちに拉致されたエンジェルを救出する[† 9]。第2シーズン最終話「変貌 パート1」で図書室を襲撃したドゥルーシラに殺される。
- ウェスラー
- 演 - マックス・パリッシュ/声 -
- バフィーとエンジェルを引き合わせた人物。正体は悪魔。1996年、魂を得たエンジェルがニューヨークの路地でドブネズミを追いかけているの見かけ、ロサンゼルスでスレイヤーになる以前のバフィーに会わせる。そのうえで、彼女を一人前のスレイヤーになれるよう陰で支えるように彼に依頼する。その後、エンジェルがアンジェラスに戻ったことを知り、銀の剣でエンジェルとアカスラを退治するようにバフィーに要求する。
- メリック
- 演 - リチャード・リール、ドナルド・サザーランド(映画版)/声 -
- バフィーの最初のウォッチャー。ロスで彼女をスレイヤーにした。TVシリーズでは「変貌 パート1」の回想シーンで登場。
- アンヤ・ジェンキンズ
- 演 - エマ・コーフィールド/声 - 髙月希海
- ザンダーの恋人でフィアンセ。復讐の悪魔の肩書きを持つ。第7シーズンで死亡。
- ウェスリー・ウィンダム=プライス
- 演 - アレクシス・デニソフ/声 - 森田順平
- バフィーとフェイスのウォッチャー。イギリス人。外見はタフガイだが臆病。しかし『エンジェル』ではタフなデーモンハンターになる。
- タラ・マックレー
- 演 - アンバー・ベンソン/声 - 甲斐田裕子[19]
- 大学の魔術崇拝ミーティングでウィローと出会い意気投合する。結果的にウィローの恋人となり、バフィーたちに協力することになる。しかし、バフィーに対し激しい恨みを抱くウォーレンが起こした事件に巻き込まれて死亡。この事件のあと、ウィローはEvil Willowと化し、ウォーレンに恐ろしい虐待をしてしまう。
- ライリー・フィン
- 演 - マーク・ブルカス/声 -
- バフィーの大学時代のボーイフレンド。政府機関イニシアティブの一員。第6シーズンで同僚のサムと結婚したことが明らかになる。
- プリミティブ
- 演 - シャロン・ファーガソン/声 -
- 初代スレイヤー。バフィーの夢に現れ、彼女に助言する。第5シーズンでは、バフィーに地獄の門が開いてしまった場合の対処方法を教えた。
- バフィーロボ
- 演 - サラ・ミシェル・ゲラー/声 -
- バフィーに振られたスパイクが悪友ウォーレンに作らせた恋人ロボット。だが、バフィーたちに存在を知られ、グローリーに拉致されたドーン救出に駆り出されることになる。第5シーズンでバフィーが死亡した後はウィローのもとでスレイヤーロボに強化される。しかし、サニーデール郊外から侵攻してきた悪魔の暴走族「ヘリオン」によって破壊される。
- ケネディ
- 演 - イアリ・リモン/声 -
- ウィローのガールフレンド。ニューヨーク生まれのバンパイア・スレイヤー。エイミーの魔法によりウォーレンと化したウィローを助ける。最終回「選ばれし者」では、ウィローの魔力により、スレイヤーの能力を与えられ、奮闘する。その後、彼女とともにブラジルに移住する[20]。第8シーズン(コミック)では「Anywhere but Here」でウィローと別れた真相[† 10]が明らかになる。その後、ニューヨークでウィローと再会する(Time of Your Life)。
- ロビン・ウッド
- 演 - D・B・ウッドサイド/声 -
- サニーデール高校の校長として登場。市長に食われてしまったスナイダーの後任。しかし実際は、フリーのデーモンハンター。高校のホワイトボードの裏に大量の武器を隠している。スレイヤーだった母・ニッキー・ウッドを殺したバンパイアを倒すため、母親のウォッチャーにトレーニングを受けた。カウンセラーのバフィーを好きになるが、第7シーズン中盤で母の仇がスパイクとわかる。その後、スレイヤーのフェイスに心を引かれる。シリーズ最終回「選ばれし者」で、バフィーとともにヘルマウス攻略に参加し、ブリンガーズの1人に腹を刺されるが生き延びる。第8シーズンではフェイスのウォッチャー。
- アマンダ
- 演 - サラ・ヘイガン/声 -
- バンパイア・スレイヤー。サニーデール高校の生徒。スレイヤー候補生だったが、ウィローの魔力によりスレイヤーとなる。
- ローナ
- 演 - インディゴ/声 -
- バンパイア・スレイヤー。ウィローの魔力によりスレイヤーとなる。
- バイ
- 演 - フェリシア・デイ/声 -
- バンパイア・スレイヤー。テキサス出身のショートカットの少女。非情なスレイヤー候補生として登場。ただし、最終回の「選ばれし者」ではトルクハンとの戦闘で重傷を負ったローナを元気付ける。
- ダイアン
- 演 - クリスティ・アボット/声 -
- スレイヤー候補生。小柄な少女。ケイレブに首の骨を折られる。
- モリー
- 演 - クララ・ブライアント/声 -
- スレイヤー候補生。「汚れた女」でケイレブに腹部を刺される。
- カリダ
- 演 - デニア・ラミレス/声 -
- スレイヤー候補生。「汚れた女」ではザンダーの夢の中に登場。同じく候補生のコリーン(レイチェル・ビルソン)とともにザンダーに関係を迫る。
- シャオアン
- 演 - クリスティ・ウー/声 -
- スレイヤー候補生。「選ばれし者」でスレイヤーになる。中国人の少女。英語が苦手。
敵役
- ダーラ
- 演 - ジュリー・ベンツ/声 - 大塚海月[21]
- マスターの配下で、エンジェルの元恋人。第1シーズンと第2、5シーズンに登場(第2、5シーズンでは回想シーンで登場する)。
- マスター
- 演 - マーク・メトカーフ/声 - 麦人
- 第1シーズンの敵役。シーズン最終話でバフィーに倒される。ダーラのサイヤー(犠牲者をバンパイアにしたバンパイアのこと)。娼婦だったダーラをバンパイアにした。死亡後も回想シーンなどでたびたび登場する。第3シーズンではアンヤの魔法によりサニーデールの支配者として再登場した(「ねがい」)。第7シーズンではファーストが作り出した幻影として登場した。
- ハーモニー・ケンドール
- 演 - メルセデス・マクナブ/声 - 深水由美[22]
- コーディリアの親友。後にバンパイアになる。第3シーズン「卒業の日Part1」の冒頭部分でウィローと仲良しであることが明らかになる。
- 救世主
- 演 - アンドリュー・J・ファーチランド/声 -
- 第1シーズン中盤から第2シーズン中盤に登場。バンパイアの救世主。本名はコリン。生前、母親とバスに乗っていたところをバンパイアたちに襲われた。マスターの死後はバンパイアグループの指揮を執る。年は10歳に満たないが傲慢な性格であるため、腹を立てた手下のスパイクに殺される。
- スナイダー
- 演 - アーミン・シマーマン/声 - 水内清光
- サニーデール高校校長。第6話「群れ」で殺害されたボブ・フルーティーの後任。第1シーズン中盤から第3シーズンにかけて登場する。綽名は「総統」。(「人形劇」)市長の依頼で教職の傍ら、サニーデールがヘルマウス(地獄の口)であることの隠蔽にかかわる。(「ダイハード・スクール」)バフィーとは犬猿の仲。第2シーズン最終話では、市長命令でバフィーに退学を宣告(「変貌」)。しかし、ジャイルズの説得で数か月後に撤回する。ウィローに対しては、在学中に「教員代理」に任命するなど能力を高く評価していた。第3シーズン最終話でオルヴィカンと化した市長と対決し、命を落とす(「卒業の日」)。第4シーズン最終回では、ザンダーの夢の中に『地獄の黙示録』のカーツ大佐を思わせるいでたちで登場する。
- ドゥルーシラ
- 演 - ジュリエット・ランドー/声 - 高橋理恵子
- 第2シーズンから登場。スパイクのガールフレンド。しかし、エンジェルに心引かれ、スパイクと破局。『エンジェル』では人間として復活していたダーラを襲いバンパイアにしてしまう。その後、エンジェルに放火され、ロスを後にする。その後の『バフィー』シリーズの第5シーズン「Crush」でスパイクに復縁を迫るのだが、バフィーに関係を迫るスパイクを目の当たりにし、彼の元を去る。第7シーズンではファーストの化身として現われ、善玉となったスパイクに悪への転向を迫る。
- ジョナサン・レビンソン
- 演 - ダニー・ストロング/声 -
- バフィーたちの同級生として第2シーズン中盤から登場。当初は目立たない役柄だったが、後に敵役「Geek Trio」(日本での放送では「トロイカ」と表現)のメンバーになる[† 11]。
- イーサン・レイン
- 演 - ロビン・サックス/声 -
- ジャイルズの旧友。妖術を使い、さまざまな事件を起こす。
- フェイス
- 演 - エリザ・ドゥシュク/声 - 湯屋敦子[23]
- バンパイア・スレイヤー。ある事件をきっかけに悪へと転落する。
- リチャード・ウィルキンズ三世
- 演 - ハリー・グローナー/声 -
- サニーデール市市長。第3シーズンに登場。バフィーの宿敵。フェイスとプラトニックな関係になる。正体は悪魔オルヴィカン。バフィーの卒業に合わせて昇天の儀式を行おうとする。
- バンパイア・ウィロー
- 演 - アリソン・ハニガン/声 -
- アンヤの呪いのために誕生したバンパイアのウィロー。同じくバンパイアのザンダーとともにコーディリアを襲う。コーディリアはスクービーギャングのラリーたちに救われる。
- マギー・ウォルシュ
- 演 - リンゼイ・クローズ/声 -
- バフィーが通う大学の教授。政府機関イニシアティブの幹部。最初はバフィーをイニシアティブの仲間にと受け入れるが、途中から彼女を警戒して命を狙う。アダムによって殺され、その後サイボーグとして蘇る。
- アダム
- 演 - ジョージ・ハーツバーグ/声 -
- イニシアティブが開発した改造人間。もとは人間だった[24]。人類に対して宣戦布告をする。
- ベルーカ
- 演 - ペイジ・モス/声 -
- ブロンズに出演しているロックバンドのボーカル。正体は人狼。同じ人狼であるオズに夢中になる。しかし、オズには恋人ウィローがいることを知り、彼女の命を狙う。
- フォレスト・ゲイツ
- 演 - レオナルド・ロバーツ/声 -
- ライリー・フィンの親友。イニシアティブの一員。しかし、アダムに捕らえられ、サイボーグと化す。
- ドク[† 12]
- 演 - ジョエル・グレイ/声 -
- スパイクの友人。ジャイルズと同様に学者肌で読書家。外見は人間に似る。バフィーたちの味方だったが、第5シーズン終盤、スパイクにグローリー派であることを見破られる。高齢だが、スパイクを上回る力を持つ。舌はカメレオンの様に長い。「ギフト」のラストシーンでバフィーに鉄塔から突き落とされる。
- グローリー
- 演 - クレア・クレーマー/声 - 朴璐美
- 地獄の女神。第5シーズンの敵役。地獄の門を開くため、ドーンの命を狙う。かなりの怪力の持ち主で、ザンダーが重機(破壊槌を装着したクレーン)を使い倒した。
- ウォーレン・ミアーズ
- 演 - アダム・ブッシュ/声 -
- 工科大の大学生。
- アンドリュー・ウェルズ
- 演 - トム・レンク/声 -
- 第3シーズンに登場したタッカー・ウェルズの弟。ジョナサン、ウォーレンとともに魔法を使用したハイテク犯罪集団「Geek Trio」を結成。バフィー達を苦しめる。ウォーレンがウィローに捕らえられたあと、ジョナサンとともにメキシコに逃げるが、帰国後バフィーの味方になる。『エンジェル』ではウォッチャーとして登場する。第8シーズンではウォッチャーの仕事の傍ら、スレイヤーたちとともにストリップ・ポーカーを楽しむ。
- Evil Willow
- 演 - アリソン・ハニガン/声 -
- 別名:ダーク・ウィロー。タラを失ったウィローが悲しみのあまり変身した姿。不死身で、思考だけで人を殺すことができる。また、墓場の土から怪物を作り出すことも可能。世界の破滅を図るが、ザンダーの愛で心を癒され、元のウィローに戻る。
- トルクハン
- 演 - カムデン・トイ他/声 -
- 原始のバンパイア。獣のような外見を持ち、群れで人を襲う。通常は地下の洞窟に棲む。
- ケイレブ
- 演 - ネイサン・フィリオン/声 -
- 神父のような姿をした男。「汚れた女」で登場。ブリンガーズに追われていたシャノンを救うふりをしてナイフで刺す(彼女はスレイヤー候補生だった)。ファーストより与えられた力で、世界の破滅を狙い、ブリンガーズとともにスレイヤー候補生を次々と襲った。最終回「選ばれし者」の冒頭部分でバフィーに鎌で真っ二つに切られる。
その他
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エピソード一覧
第1-3シーズン
第4-6シーズン
第7シーズン
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サウンドトラック
要約
視点
Buffy the Vampire Slayer
聖少女バフィー ワンス・モア・ウィズ・フィーリング
このサウンドトラックのみ日本版が発売された。1曲目から19曲目はミュージカルのエピソード「ワンス・モア・ウィズ・フィーリング」で使用された曲。アーティストも出演した俳優である。
Buffy the Vampire Slayer: Radio Sunnydale
米国版とイギリス版の2種類が存在する。
曲目 (イギリス版)
曲目(米国版)
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コミック版
→「ダークホースコミック § 聖少女バフィーシリーズ」も参照
- Origin(1996)
- 映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』の漫画化作品。
第8シーズン
- 4部で構成。ウィローの親友だったエイミーとバフィーの死闘を描く。
- Part1
- バフィーたちは教会を占拠していた悪魔たちを退治する。一方、サニーデールを訪れたアメリカ陸軍のボル将軍は瓦礫の山からエイミーを救出する。
- Part2
- バフィーの城にエイミーが現れる。彼女の狙いはバフィーの命だった。
- Part3
- エイミーは無数のゾンビを操るなどしてバフィーたちを執拗に攻撃する。Part2で登場したウィローがバフィーたちの危機を救う。
- Part4
- エイミーによって米軍基地に拉致されたウィロー。彼女の前に現れたのは死んだと思われていたウォーレンだった。
- ウィロー救出のため米軍基地に乗り込んだバフィーはイーサン・レインの遺体を発見。基地の司令官ボルの正体を知る。
- The Chain
- No Future for You
- フェイスが主人公の物語。4部作。
- Part1
- ロビン・ウッドの指示で子供のバンパイアたちを退治したフェイスはジャイルズからロダン率いる悪のスレイヤークラブへの潜入を命じられる。
- Part2
- 悪のスレイヤークラブに潜入したフェイスはロックデーモンの攻撃を受ける。
- Part3
- ロダンは魔法でバフィーを拉致する。潜入のことを知らされていなかったバフィーはフェイスと乱闘になる。
- Part4
- 潜入がばれたフェイスは敵のスレイヤー・ジジの攻撃を受ける。バフィーから連絡を受けたジャイルズは捕らわれの身となったフェイスを救出する。
- ウィローとバフィーの物語。この中でウィローとケネディが破局した真相が明かされる。そしてバフィーは尻尾に喜怒哀楽を表すパネルを貼り付けた怪物と対決する。
- 4部作。日本が舞台となり、第5シーズンで登場したドラキュラ伯爵が再登場する[† 29]。
- Part1
- バフィーの城にバンパイアが侵入し、第7シーズンでバフィーが使用した鎌が奪われる[† 30]。
- Part2
- バフィーは侵入したバンパイアが日本人だったことから、日本人のスレイヤー・アイコと連絡をとるが、アイコはバンパイアのトオルとクミコに空と陸の2方面から同時攻撃を受ける。
- Swell
- Predators and Prey
- Safe
- Living Doll
- Retreat
- Turbulence
- Twilight
- Last Gleaming
- シーズンファイナル。[39]
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小説
ゲーム
スピンオフ作品
TV
デヴィッド・ボレアナズ演じるエンジェルを主人公に据えた作品『エンジェル』が1999年から2004年にかけて製作された。アメリカの本放送では『バフィー 〜恋する十字架〜』と同日に放送され、両番組がリンクしているエピソードも多い。
また、人気キャラクターのフェイスが主人公の『フェイス』も計画されたが、フェイス役のエリザ・ドゥシュクが『トゥルー・コーリング』に出演したため、実際に製作されることはなかった。[† 31]
アニメシリーズの放送も予定されていたが、実現しなかった(ただし配役は決まっており、バフィー役はゲーム作品でバフィー役を演じたジゼル・ローレンが演じることになっていた[40])[† 32]。
コミック
- スパイク
- 単品で数冊が発行。
- 2008年7月からテレビシリーズ『エンジェル』のスピンオフ作品である『Spike:After the Fall』が刊行された。
- Fray
- 19歳のバンパイアスレイヤーMelaka "Mel" Fray が主人公。2001年から2003年まで発行された。
- Tales of the Slayers
- 歴代のスレイヤーの活躍を描いた作品。エピソードの1つを『バフィー 〜恋する十字架〜』でタラ役を演じたアンバー・ベンソンが執筆している。
- Tales of the Vampires
- Willow
- 2009年12月から発売開始。第1章は『Godnesses & Monsters』。
- ハーモニー・シリーズ
- ハーモニー・ケンドールを主人公としたシリーズ。ウェブコミックの形式で2009年から配信されている。
- ライリー
- ライリー・フィンを主人公とした作品。2010年8月にダークホースコミックスから刊行の予定。
日本語版制作スタッフ
- 翻訳 - 伊原奈津子[12]、桜井 文[12]、柳澤由美[12]、中村紀美子[12]
- 演出 - 鍛治谷功
- プロデューサー - 𠮷田あさみ
- 編集協力 - 生駒典子
- 効果 - 引地康文
- 制作担当 - 三木恵子
- 日本語版制作 - ムービーテレビジョン
- 日本語版配給 - ニューズ・ブロードキャステイング・ジャパン
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
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