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ビジュアル80

かつて存在した日本のアニメ制作会社 ウィキペディアから

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株式会社ビジュアル80(ビジュアルエイティ)は、かつて1980年代から1990年代前半にかけて存在した日本アニメ制作会社

概要 種類, 本社所在地 ...

概要

フジテレビ出身で映像企画会社「MK COMPANY(エムケイ)」の代表取締役を務めていた金子満が設立したアニメ制作会社。役員兼プロデューサーに日本アニメーションの渡辺忠美と加藤良雄を招いたため、人材的には同社の流れを汲む。1980年に土田プロダクションとの共同制作という形で『おじゃまんが山田くん』より元請を開始。1981年には初の単独作品である『名犬ジョリィ』を開始した。

1981年、同じく金子が設立したJCGL(ジャパン・コンピュータ・グラフィックス・ラボ)との協業体制となり、『子鹿物語』を制作した。その後、『ポール・ポジション』より海外との合作作品をメインに手掛けるようになる。しかし、JCGLの経営不振もあってビジュアル80は金子の手から離れたと見られ、以後の経営体制は判然としない。1989年以降はオランダの製作会社テレスクリーン英語版及び同社と業務提携していた日本の制作会社テレ・イメージを新たな取引先とし、共同制作を行う。

1990年7月、中小規模のスタジオや下請けメインのスタジオを中心とした組織「アニメーション事業者協会」が発足され、ビジュアル80が一事業者として参加[1]。同年には『楽しいムーミン一家』を制作し、映画制作の準備も進行していた。『楽しいムーミン一家』(テレビシリーズ及び劇場映画)のエンドタイトルでは「ビジュアル80名古屋」「ビジュアル80台北」とクレジットされており、事業拡大に伴って名古屋市や台湾(中華民国)の台北市に制作スタジオを設置していたようだが、この他に作品参加実績はなく、資料も残されていないため実態は不明である。

1992年に映画2作品が同時期に公開するも、バブル崩壊の影響もあり1993年に倒産した。2021年現在も本社が入居していたビルにはビジュアル80の看板が残された状態となっている[2]

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作品履歴

要約
視点

テレビアニメ

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劇場アニメ

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OVA

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制作協力

制作協力名義で元請けを手掛けている作品を除く。

テレビアニメ
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動画・仕上担当作品

テレビアニメ
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劇場映画
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OVA
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関連項目

脚注

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