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フライハイワークス

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フライハイワークス株式会社: Flyhigh Works Co., Ltd.)は、東京都台東区駒形に所在する日本のゲームソフトパブリッシャー。

概要 種類, 本社所在地 ...

概要

台湾系日本人[注 1]黄政凱によって2011年4月12日に設立[1]。主に海外製インディーゲームのローカライズや発売を行っている。会社名は、セガのゲームソフト『バーニングレンジャー』のテーマソング「Burning Hearts 〜炎のANGEL〜」の歌詞の一部「フライハイ」と、かつて黄が在籍していたゲーム会社・アークシステムワークスが由来となっている[1][2][3]

起業当初は社員が黄ひとりの状態で日本製ゲームソフトの中国語繁体字版や英語版へのローカライゼーションを請け負い、5pb.(現・MAGES.)が発売したゲームソフト『STEINS;GATE』の中国版などを担当[2][1]。また、開発元として個人製作のスマートデバイスアプリ『「いつでも一緒に。」BLACK JACK』のニンテンドー3DS(以下3DS)向け移植(発売元はトムクリエイト)なども行った[1]。その後、同じくスマートデバイス用アプリを3DS向けに移植した『魔女と勇者』を自社パブリッシング第1弾タイトルとして2013年4月にリリースし、14万ダウンロードのヒットとなった[2]

2017年には、Nintendo Switchローンチタイトルとして、Rayarkがスマートデバイス向けに展開していたゲームアプリ『VOEZ』の移植版を投入[4]。同年末にはニンテンドーeショップにて配信中のニンテンドー3DSとWii U用のダウンロードソフトが累計100万ダウンロード(製品版のみ)を突破した[5]

2020年9月には、『魔神少女』シリーズを開発するINSIDE SYSTEMとの共同出資によりバーチャルYouTuberプロダクション「ビータスクリエイション」のマネジメント会社となる株式会社シェガーを設立し、黄が代表を務めた[6]

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作品

要約
視点

発売ソフト

複数のプラットフォームで発売された同ソフトは最初の発売日のみ記載。

さらに見る 発売日, タイトル ...

なお、2021年時点でフライハイワークスが発売元と発表されていた『Crystal Story: Dawn of Dusk』は2024年の発売時点では発売元から外れている[11][12]

海外向けローカライズ担当ソフト

出典:[13]

さらに見る タイトル, 発売元 ...
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フライハイカフェ

フライハイワークスは、2019年8月5日から8月29日までの期間、既存のバーを間借りする形で喫茶店「フライハイカフェ」を渋谷区恵比寿南にオープンし[14][15][16]、同年9月7日からは千代田区神田和泉町にて秋葉原店をオープンした[15][17]

店内では、フライハイワークスが発売した、または発売予定のゲームソフトの試遊のほか、グッズ販売も行われ[16]、2019年11月16日から12月8日にかけては、名前入りゲームソフトの収集・返還を行う非営利団体「名前入りカセット博物館」とコラボレーションし、ロムカセットを店内に多数展示する「名前入りカセット展 2019」が開催された[18]

喫茶店を開店することにした理由について、黄は「東京ゲームショウの代わり」と語っている。フライハイワークスは数年にわたり東京ゲームショウに出展していたが、莫大なお金と労力を費やしたにもかかわらずメディアで扱われたのはほんの僅かだったことから出展する意味があるのか疑念を抱き、数日のイベントのために大金を投じるよりもそのお金で年間を通してゲームソフトの展示場所を運営しようと考えたことがきっかけとなっている[16][19]

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて2020年3月23日から一定期間営業休止の措置を取り、その後、同年3月31日をもって営業を終了することとなった[20][21]

脚注

外部リンク

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