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ホクトビーナス
日本の競走馬 ウィキペディアから
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ホクトビーナス[1]は、日本生まれの競走馬、繁殖牝馬。1989年の桜花賞2着馬。3戦2勝2着1回。半兄にホクトヘリオスがいる。
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![]() | この記事は「旧馬齢表記」が採用されており、国際的な表記法や2001年以降の日本国内の表記とは異なっています。 |
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経歴
1989年1月にデビュー戦の新馬戦を優勝。翌2月にはうぐいす賞を連勝で制し、4月に桜花賞に出走した。同レースには収得賞金の関係から抽選による出走であり人気も6番人気であったが、厩務員の中野馨が「最高の状態。勝つつもりでいる」とコメントするなど体調は良かった。レースでは直線で一時先頭に立ったがゴール寸前でシャダイカグラに交わされ、タイム差なしの2着に敗れた。ホクトビーナスに騎乗した柴田善臣はシャダイカグラをマークし同馬が後方から進出するのを見てスパートのタイミングを遅らせる工夫を見せたが及ばず、柴田はレース後に鞭を叩きつけるほど悔しがった[2]。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.com[3]およびJBISサーチ[4]に基づく。
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繁殖牝馬時代
産駒は初仔のホクトフィーバスが短距離戦線でオープン特別を4勝する活躍を見せ、3番仔のホクトペンダントは報知杯4歳牝馬特別で2着となり桜花賞への母子2代にわたって出走を果たす(結果は5着)など活躍した。しかしホクトビーナスはホクトペンダントが活躍を見せた時期に出産時の事故で死亡。その影響からホクトペンダントは急きょ引退し、ホクトビーナスの後継として繁殖牝馬となった。現在、ホクトビーナスの血は繁殖牝馬となったホクトペンダントと最後の仔ホクトスプライト(5番仔)が伝えており、ホクトペンダントの仔のビーナスラインは重賞の函館スプリントステークスを優勝した。
産駒一覧
ホクトビーナスの主要なファミリーライン
- ホクトビーナス 1986
- |ホクトペンダント 1993(2勝)
- ||ビーナスライン 2001(6勝、函館スプリントステークス)
- |ホクトスプライト 1996
血統表
ホクトビーナスの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ニジンスキー系 |
[§ 2] | ||
父 マルゼンスキー 1974 鹿毛 |
父の父 Nijinsky1967 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Flaming Page | Bull Page | |||
Flaring Top | ||||
父の母 *シルShill 1970 鹿毛 |
Buckpasser | Tom Fool | ||
Busanda | ||||
Quill | Princequillo | |||
Quick Touch | ||||
母 ホクトヒシヨウ 1976 芦毛 |
*ボールドリック Baldric 1961 黒鹿毛 |
Round Table | Princequillo | |
Knight's Daughter | ||||
Two Cities | Johnstown | |||
Vienna | ||||
母の母 *ギャラントグロウGallant Glow 1968 芦毛 |
Turn to Reason | Hail to Reason | ||
Insolence | ||||
Welcome Glow | Gallant Man | |||
Candlelight F-No.4-r | ||||
母系(F-No.) | 4号族(FN:4-r) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Princequillo 4×4=12.50%、Menow 5・5×5=9.38% | [§ 4] | ||
出典 |
- 半兄ホクトヘリオス(父*パーソナリティ、前出)は中山記念 (GII) ほか重賞5勝、 半弟ホクトフィル(父*クリスタルグリッターズ)は朝日杯3歳ステークス (GI) 3着[11]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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