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函館スプリントステークス

日本の中央競馬の重賞競走 ウィキペディアから

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函館スプリントステークス(はこだてスプリントステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が函館競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

概要 函館スプリントステークス, 開催国 ...

概要

1994年に夏季競馬の短距離重賞の充実を図る目的で、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として「札幌スプリントステークス(さっぽろスプリントステークス)」の名称で創設[4][5]。1997年から札幌競馬と函館競馬の開催順が入れ替えられたことにより、施行場を函館競馬場に変更のうえ現名称となった[4][5]。2006年からはサマースプリントシリーズの第1戦に指定されている[4][5]

創設時から外国産馬が出走可能なほか、地方競馬所属馬は1996年から、外国馬は2009年からそれぞれ出走可能になった[1][6]

競走条件

以下の内容は、2024年現在[2][3][7]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 3歳54kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減
    • 2023年6月10日以降GI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GII競走(牝馬限定競走を除く)またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
    • 2023年6月9日以前GI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金

2024年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[2][3]

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歴史

要約
視点
  • 1994年 - 4歳以上の馬による重賞競走(GIII[注 1])として「札幌スプリントステークス」の名称で創設、札幌競馬場の芝1200mで施行[5]
  • 1996年
    • 特別指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[1]
    • この年の本競走に於いて勝利騎手の安田富男がJRA全10場重賞完全制覇の偉業を達成した。
  • 1997年
    • 施行場を函館競馬場に変更[5]
    • 名称を「函館スプリントステークス」に変更[5]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。
  • 2006年 - サマースプリントシリーズに指定[5]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[8]
  • 2009年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が8頭まで出走可能となる[6]
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更[6]
  • 2019年 - 中央競馬競走除外多発事案により、13頭が出走予定だったが、6頭が競走除外となり7頭立てで争われた。これは、中央競馬重賞競走における最多の除外となった。
  • 2020年 - COVID-19の流行により「無観客競馬」として開催[9]
  • 2021年 - 東京オリンピックの男女マラソンおよび競歩が札幌市で開催されることに伴う開催日程の調整により札幌競馬場で施行。
  • 2023年 ‐ この年から負担重量を「グレード別定」に変更され、斤量も3歳54kg、4歳以上57kg(牝馬2kg減)に変更された。
  • 2024年 - 「JRA70周年記念競走」の副称をつけて施行[10]
  • 2025年
    • 施行日を宝塚記念前日の土曜日に変更。
    • 前週の安田記念に続き、本競走としては初の生演奏によるファンファーレを実施(演奏者は安田記念と同様東京トゥインクルファンファーレ(TTF)のメンバーによる演奏)[11]

歴代優勝馬

コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第3回まで「札幌スプリントステークス」[5]

さらに見る 回数, 施行日 ...
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脚注・出典

外部リンク

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