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ホセ・メサ

ドミニカ共和国の野球選手 (1966 - ) ウィキペディアから

ホセ・メサ
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ホセ・ラモン・ノヴァ・メサJosé Ramón Nova Mesa, 1966年5月22日 - )は、ドミニカ共和国アスア州出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

概要 基本情報, 国籍 ...
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経歴

要約
視点

1981年、15歳の時に外野手としてトロント・ブルージェイズと契約。その後、投手に転向。1987年9月4日にボルチモア・オリオールズトレードされ、同年9月4日にメジャーデビュー。1992年7月14日にマイナーリーガーとのトレードでクリーブランド・インディアンスへ移籍。

デビューから7年目までは先発投手を務めていたが防御率が悪く、1994年に救援に転向し、1995年からはクローザーとして46セーブを記録し、最多セーブのタイトルを獲得。サイ・ヤング賞の投票ではランディ・ジョンソンに次ぐ2位に入った[1]。シーズン初セーブとなった5月5日から8月23日にかけてメジャー新記録となる38回連続セーブ成功を記録し[2]オールスターに初めて選出された。

クローザーとして1995年、1997年にチームのワールドシリーズ進出に貢献するが、世界一の経験はなく、1997年のワールドシリーズには第7戦では9回に1失点を喫して同点に追いつかれ、チームは延長11回に敗れた[3]。その後、1998年7月23日にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍し、シーズン終了後には2年契約でシアトル・マリナーズへ移籍した[2]

マリナーズとの2年契約を満了し、2000年11月17日にフィラデルフィア・フィリーズと2年総額340万ドルの契約で移籍[2]2001年は42セーブと6年ぶりにシーズン40セーブを記録し、2002年ミッチ・ウィリアムスのシーズン43セーブの球団を更新する45セーブを記録[4]

2003年は5月23日にフィリーズで通算100セーブを達成し、インディアンス在籍時に104セーブを記録しており、史上10人目となる2球団で100セーブを達成[2]。24セーブを記録したが、防御率は自己ワーストの6.52で登板すれば打たれる状態が続いた[5]

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2004年5月29日

2004年1月30日にクローザー不在のピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約で契約を結び、キャンプでは招待選手として参加[5]。結果を残し、開幕からクローザーとして起用され、18試合連続セーブを記録し、シーズントータルで42セーブを記録。2005年は4月27日に史上19人目となる通算300セーブを達成[2]。4月こそ絶好調だったものの、セーブ成功率が80%を切るなど、シーズン通して不安定であった。シーズン終盤には、サロモン・トーレスマイク・ゴンザレスと併用された。

2006年コロラド・ロッキーズでセットアッパーとして自己最多の79試合に登板。

2007年デトロイト・タイガースでプレイしたが、16試合に登板し、防御率12.34の成績で、6月3日に解雇された。6月9日にフィリーズと契約。7月26日には通算1000試合登板を達成[6]。シーズンでは2チーム併せて56試合に登板したが防御率7.11(フィラデルフィアでは40試合に登板して防御率5.54)と力の衰えは隠せず、このシーズンをもって現役を引退した。

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エピソード

クリーブランド時代の同僚で当時のレギュラー遊撃手だったオマー・ビスケルとの仲が非常に悪いことで知られる。

1997年、当時クリーブランドのクローザーだったメサは ワールドシリーズの第7戦で1点リードの9回に登板したものの同点に追い付かれてセーブを失敗した。チームは延長11回にサヨナラ負けを喫して結果的にワールドシリーズ制覇を成し遂げられなかった。
このシリーズのメサは7試合中、5試合に登板して無失点だったのは2度、計5イニングで被安打10、失点3、記録したセーブは1つのみとクローザーらしい働きが殆ど出来なかった。このことについてビスケルは自伝で(自身もこのシリーズでは5盗塁こそしたものの全試合に出場しながら打率.233、1打点と振るわなかったにもかかわらず)批判的な論調で記述した。
これを知ったメサが「10回会ったら10回ともぶつけてやる」などと物騒な発言を繰り返した挙句、親友だったビスケルと絶交宣言をするなど二人の間は一気に険悪になった。

その後、移籍などで2人の対戦は無かったが、2006年4月にメサの所属するコロラド・ロッキーズとビスケルの所属するジャイアンツの対戦が実現した。
この対戦でメサは宣言通りビスケルに頭部死球を与えた。

尚、メサ、ビスケル両名ともに97年以後10年以上現役を続けたが、一度もワールドチャンピオンを経験することなく引退している。

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詳細情報

年度別投手成績

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年度別守備成績

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タイトル

表彰 

記録

背番号

  • 51(1987年)
  • 52(1990年 - 1992年途中)
  • 49(1992年途中 - 1998年途中、1999年 - 2006年、2007年途中 - 同年終了)
  • 47(1998年途中 - 同年終了)
  • 40(2007年 - 同年途中)
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脚注

外部リンク

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