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ホルモテロール
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ホルモテロール(Formoterol)は、長時間作用性アドレナリンβ2受容体作動薬の一つである。単剤としての商品名はオーキシスで、COPDの長期管理に用いられる。ブデソニドとの配合剤(ブデソニド・ホルモテロール)は、気管支喘息[1]やCOPD[2]の長期管理の他、SMART療法として、喘息急性増悪時にも用いられる。プロピオン酸フルチカゾンとの配合剤(商品名フルティフォーム)は、喘息コントローラーとして用いられるが、COPDの適応はない。また、ブデソニドおよびグリコピロニウムとの3成分配合剤(商品名ビレーズトリエアロスフィア)は、COPDの長期管理に用いられるが、喘息の適応はない。
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医薬品
薬理作用
気管支壁の平滑筋は自律神経により支配を受けている。β2アドレナリン受容体の刺激により気管支平滑筋は弛緩し、気道は拡張する。気道が拡張することにより、肺の換気はより容易になり呼吸困難などの症状が軽減する。
適応症(単剤)
副作用(単剤)
内服のホルモテロールはアドレナリン受容体を刺激するため、動悸や血圧上昇などをきたし得る。吸入製剤は心臓や血管へ到達せず、影響が少ないが、重大な副作用として重篤な血清カリウム値の低下(0.1〜1%未満)が発生することが知られている。
関連項目
出典
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