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マリオ・ゴメス
ドイツのサッカー選手 ウィキペディアから
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マリオ・ゴメス(Mario Gomez, 1985年7月10日 - )は、西ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州リートリンゲン出身の元サッカー選手。元ドイツ代表。現役時代のポジションはFW。
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経歴
要約
視点
クラブ
シュトゥットガルト
2001年、SSVウルムからVfBシュトゥットガルトのユースに入団。2003-04シーズンの2004年3月9日、UEFAチャンピオンズリーグのチェルシーFC戦でプロデビューを果たし、2ヵ月後の5月8日にはブンデスリーガデビュー。その後はリザーブチームでのプレーを余儀なくされたが、2005-06シーズンは30試合6得点の成績を残した。2006-07シーズンはコンスタントに得点を重ね、15シーズンぶりのリーグ優勝に貢献。記者投票による2007年の年間最優秀選手に選ばれた。
しかし、2007年3月10日のヴォルフスブルク戦で、左ひざのじん帯の内側を負傷。その場でメディカルスタッフから治療を受けたが、腹立ちまぎれに医療器具の入ったケースを殴りつけ、右手中指を骨折するという不運に見舞われる。
バイエルン

2009年5月、バイエルン・ミュンヘンへの移籍が発表された[2]。移籍金は3000万ユーロで、ブンデスリーガ史上最高額となった。しかし移籍初年度はリーグ戦10得点と、4年連続でのリーグ戦2ケタ得点を記録したものの、トーマス・ミュラーやイヴィツァ・オリッチの活躍に後塵を拝し、リーグ戦で先発出場したのは22試合に留まり、シーズンを通してレギュラーとはならず、期待に応えたとは言えない成績に終わった。
だがワールドカップを挟んでの2010-11シーズンは序盤こそ控えであったが8節のハノーファー戦でハットトリックを達成。その後は国内外の大会で得点を重ね、リーグ戦で5度、CLでも1度のハットトリックを達成するなど不動のレギュラーとして活躍。最終的にブンデスリーガでは28得点を挙げ、初の得点王に輝いた。
2012-13シーズンは負傷で出遅れ、新加入のマリオ・マンジュキッチに先発の座を奪われ、クラブは三冠に終わるも不満の残る成績となった。
フィオレンティーナ
2013年7月8日、ACFフィオレンティーナに移籍した[3][4][5]。移籍金は1600万ユーロともいわれる。背番号はバイエルン時代と同じ33番。2013-14シーズンでは、故障が相次いだ影響で全ての大会で15試合出場の4ゴールの結果に終わった。2014-15シーズンもリーグ戦では20試合5ゴールと目立つ活躍が出来ないままフィオレンティーナを去った。
ベシクタシュ
2015年7月29日、ベシクタシュJKへ2015-16シーズン終了まで1年間の期限付き移籍(買取オプション付き)することが発表された[6]。ベシクタシュでは33試合に出場して26得点を決めて得点王となり、チームのリーグ優勝に貢献したが、クーデターなどトルコの政情不安を理由に2016年7月20日に自身のフェイスブック上で退団を発表した[7]。
ヴォルフスブルク
2016年8月17日、VfLヴォルフスブルクがゴメスの獲得を発表[8] 。移籍金は700万ユーロと推定されている。これにより、3シーズンぶりにブンデスリーガへ復帰することとなった[9]。2017年4月レヴァークーゼン戦でハットトリックを達成[10] 、3点目のゴールはゴメスのブンデスリーガ通算150得点目となった[11]。2016-17シーズンはリーグ戦16ゴールの活躍を見せた。
シュトゥットガルト復帰
2017年12月22日、古巣のVfBシュトゥットガルトへ2020年6月までの2年半契約で完全移籍。8年半ぶりにシュトゥットガルトへ復帰した[12]。背番号は27番に決まった[13]。シュトゥットガルト公式サイトを通じて現役引退を表明した[14][15]。チームが1部昇格を決めたリーグ最終節・ダルムシュタット戦が現役最後の試合となった。
代表

2007年2月にはスイス戦で代表デビュー、初得点を記録した[16]。国内リーグでの得点数は年々伸ばしていたが、代表では目立った活躍を出来なかった。
EURO 2008でも大会後半からはスターティングメンバーからも外れるなど、ノーゴールに終わった。2009年6月2日のUAEとの親善試合で代表初ハットトリック(4ゴール)を記録した[16]。2010 FIFAワールドカップ本戦メンバーにも選出され4試合に途中出場したものの、僅かなプレー時間しか与えられず、無得点に終わった。EURO 2012ではポルトガル戦で1ゴール、オランダ戦で2ゴールと[16]、合計3ゴールを決め、得点王を獲得した。
2013年以降は負傷の影響もあり、2014 FIFAワールドカップではメンバーを外れるなど、代表での出場機会が減少していたが、2016年3月26日のイングランドとの親善試合で約4年ぶりとなるゴールを記録[17]。UEFA EURO 2016では、グループリーグ最終戦のアイルランド戦、ラウンド16のスロバキア戦と2試合連続ゴール挙げる活躍を見せたが[16]、準々決勝のイタリア戦でハムストリングを負傷し途中交代[18][19]。フランスとの準決勝には出場できず、チーム唯一のセンターフォワードを欠いたドイツは敗退した[20]。
2018 FIFAワールドカップではグループリーグの第2戦、スウェーデン戦では途中出場からマルコ・ロイスのゴールをアシストするなど勝利に貢献したが[21][16]、第3戦の韓国戦で敗れ、グループリーグ敗退し、大会終了後の8月5日、代表引退を表明した[22]。
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人物
父がスペイン人、母がドイツ人。父の影響でFCバルセロナを憧れのクラブと公言している。スペイン系のためシュトゥットガルトファンからは「闘牛士」という愛称をつけられており、闘牛のような強引な突破が持ち味。恵まれた体格から来るパワーと足元の技術を併せ持っている選手である。ヒーローはジェイジェイ・オコチャとロマーリオである[23]。
個人成績
クラブ
代表歴
出場大会
試合数
- 国際Aマッチ 78試合 31得点(2007年-2018年)[24]
得点
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タイトル
クラブ
- シュトゥットガルト
- バイエルン・ミュンヘン
- UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13
- ブンデスリーガ : 2009-10, 2012-13
- DFBポカール : 2009-10, 2012-13
- DFLスーパーカップ : 2010, 2012
個人
- ブンデスリーガ最優秀選手 : 2007
- ブンデスリーガ得点王 : 2010-11
- UEFA EURO 2012得点王 : 2012
- スュペル・リグ得点王 : 2015-16
脚注
外部リンク
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