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マルタイ
食品会社 ウィキペディアから
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株式会社マルタイ(英: MARUTAI CO.,LTD.[2])は、福岡県福岡市西区に本社を置く、主にインスタントラーメンを中心とする食品加工会社である。「味のマルタイ」の商標名でその名を知られる。福岡証券取引所単独上場銘柄である。社名の由来は創業者の藤田泰一郎(ふじた たいいちろう)から「泰」を丸で囲み「マルタイ」とした。
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概要
インスタントラーメン、カップ麺などの製造販売をおこなっている。看板商品の「即席マルタイラーメン」(レギュラータイプ)は棒状タイプ(乾麺)のインスタントラーメンでは発売から60年もの歴史を持つロングセラー商品である。九州を中心に西日本で高いシェアを誇り、首都圏でも販売されている。また1979年に発売された「長崎皿うどん」などの揚げ焼そばシリーズも、現在では同社を代表する商品の一つとなっており、近年では期間限定の半生めんなども販売されている。袋麺(屋台ラーメンなど)やカップ麺(長崎ちゃんぽんなど)の製造は、2013年までにサンヨー食品(太平食品工業九州工場)に委託しており、現在は棒ラーメンと皿うどんの製造事業に集中している。一般社団法人日本即席食品工業協会に加盟している。
事業所

沿革
- 1947年(昭和22年)5月 - 藤田泰一郎が福岡市高砂町(現:中央区高砂)で「泰明堂」として創業。製麺業を始める。
- 1959年(昭和34年)11月 - 棒状のインスタントラーメン(棒ラーメン)「即席マルタイラーメン」を発売。
- 1960年(昭和35年)
- 1961年(昭和36年)2月 - 東京営業所開設。
- 1962年(昭和37年)8月 - 大阪営業所開設。
- 1963年(昭和38年)
- 3月 - 広島営業所開設。
- 12月 - 販売部門を株式会社マルタイに分離。
- 1964年(昭和39年)5月 - 油揚げ麺(袋麺)の生産開始。
- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)
- 1969年(昭和44年)8月 - 九州とんこつラーメンのインスタント化第一号商品「屋台ラーメン」発売。
- 1975年(昭和50年)
- 1976年(昭和51年)7月31日 - 株式会社マルタイと株式会社泰明堂が合併、マルタイ泰明堂株式会社となる。(存続会社はマルタイ)
- 1976年(昭和51年)9月 - 「長崎ちゃんぽん」を業界で初めてカップ麺で発売。
- 1979年(昭和54年)7月 - 油揚げ焼そば「長崎皿うどん」を発売。
- 1980年(昭和55年)5月 - 本社を福岡市西区周船寺に移転。
- 1983年(昭和58年)
- 3月 - 半生めん工場を竣工。
- 6月 - 鹿児島出張所開設。
- 1985年(昭和60年)8月 - 佐賀工場に最新鋭の製めんライン完成。
- 1988年(昭和63年)8月 - 周船寺社屋落成。
- 1990年(平成2年)12月 - 株式会社マルタイに商号変更。同時にCI導入。
- 1995年(平成7年)9月29日 - 株式を福岡証券取引所に上場。
- 2000年(平成12年)11月 - 「20世紀食品産業発展賞」を受賞。
- 2005年(平成17年)8月 - 通信販売を開始。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)10月 - サンヨー食品株式会社との資本・業務提携を発表。
- 2009年(平成21年)11月 - 「即席マルタイラーメン」発売50周年。
- 2010年(平成22年)9月 - サンヨー食品九州工場(福岡県飯塚市)に於いてマルタイが販売する袋麺(長崎皿うどんを除く)の委託生産を開始。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
商品

- 棒ラーメン
- 即席マルタイラーメン
- 屋台とんこつ味棒ラーメン
- ごましょうゆ味棒ラーメン
- 醤油とんこつ棒ラーメン
- 辛子高菜風味棒ラーメン
- 博多とんこつラーメン
- 熊本黒マー油とんこつラーメン
- 鹿児島黒豚とんこつラーメン
- 長崎あごだし入り醤油ラーメン
- 宮崎辛麺風ラーメン
- 佐賀牛塩ラーメン
- 大分鶏白湯ラーメン
- 久留米濃厚とんこつラーメン
- 皿うどん
- 長崎皿うどん
- 皿うどん香ばし醤油味
- 長崎皿うどんオイスターソース味
- 太麺皿うどん
- サクッと皿うどん
- 皿うどん白湯風味
- 皿うどん醤油風味
- 四海樓監修長崎皿うどん
- 四海樓監修太麺長崎皿うどん
- 四海樓やわらか太麺長崎皿うどん
- パリパリサラダ麺
- 野菜宣言サラダ麺チキン風味
- やさしいおからサラダ麺
- 野菜宣言おからサラダ麺チキン風味
- カップめん
- 長崎ちゃんぽん
- 九州産高菜ラーメンとんこつ味
- 博多長浜ラーメンカップ
- カップ・マルタイラーメン醤油味
- 博多焼豚ラーメン
- カップ・マルタイ焼きそば
- 味よか隊とんこつラーメン博多
- 味よか隊とんこつラーメン熊本
- 味よか隊とんこつラーメン鹿児島
- 味よか隊鶏白湯ラーメン大分
- 縦型ちゃんぽん
- 縦型高菜ラーメン
- 縦型マルタイラーメン
- 縦型博多ごぼう天うどん
- 元祖長浜屋協力豚骨ラーメン
- 元祖泡系一幸舎監修豚骨ラーメン
- 長崎亭監修ちゃんぽん
- 袋めん
- 屋台ラーメンとんこつ味5食入パック
- ラーメン「これだ」5食入パック
- 袋・マルタイラーメン5食入パック
- 袋元祖長浜屋協力 豚骨ラーメン5食
- 袋・一幸舎監修豚骨ラーメン5食
- その他
- カップしるこ
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広報活動
提供番組
- 菅田将暉のオールナイトニッポン(ニッポン放送) - 2017年7月からスポンサーとなる。
CMタレント
コラボレーション
- JR東海 - 保線機械の一種「マルチプルタイタンパー」の略称「マルタイ」繋がりで「マルチプルタイタンパーラーメン」というコラボレーション企画を開催[3]。
ネーミングライツ
- 福岡PayPayドームのファウルポール - 2022年シーズンに福岡ソフトバンクホークスの本拠地であるPayPayドームの両翼にある「ファウルポール」のネーミングライツ契約を締結し「マルタイ棒ラーメンポール」と命名[4]。ホークスの主催する公式戦でポールに打球を当てた選手には棒ラーメン1年分が贈呈される[5]。同年4月27日の対埼玉西武ライオンズ戦の8回に社長の見藤史朗が観戦している中、ライト側ポール直撃のソロ本塁打を打った中村晃が贈呈第1号となった[6]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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