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菅田将暉のオールナイトニッポン

日本のラジオ番組 ウィキペディアから

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菅田将暉のオールナイトニッポン』(すだまさきのオールナイトニッポン)は、2017年4月4日(3日深夜)から2022年4月5日(4日深夜)までニッポン放送キーステーションに全国36局ネットで放送されていたラジオ番組である。

概要 菅田将暉の オールナイトニッポン, ジャンル ...

俳優歌手菅田将暉パーソナリティを務めた。

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概要

要約
視点

2017年2月10日に『菅田将暉のオールナイトニッポンGOLD』において、菅田が初めての「ひとりしゃべり」に挑み、リスナーからメールを募ったところ、1万2千通以上寄せられ[1][2]、さらに、番組放送中に配信されたradikoのストリーム数が好調に推移した上に、タイムフリーの聴取率が40%以上を記録し、話題となった[3]

菅田はその時のパーソナリティの経験について「始まってみれば一瞬でしたが、最初の1時間は地獄でしたね。自分の言葉でやっていかないといけないので、アタフタしちゃった。本当にひどかったですよ。無の時間というか、聞いている人は10秒ぐらい音が流れなかったであろうこともあったり、エピソードを話し始めてもぐちゃぐちゃしたり」と苦労を語るも「後半は凄く楽しかったですね。こんなに楽しくていいのかなって」とも語っている[4]

その後、2017年3月8日に『ニッポン放送“春の新番組”パーソナリティ発表記者会見』が行われ、その中で、菅田将暉がオールナイトニッポンのパーソナリティになることが発表された[1]

今回の起用について、オールナイトニッポンチーフディレクターの藤原悠佑は「人気、知名度はもちろんですが」「素の自分をさらけ出すことに前向き、ラジオの向こうにいるリスナー一人ひとりを楽しませようとする意志が強い、番組を一緒に作っていこうというモチベーションが高くてモノづくりを楽しめる人、というところで菅田さんにお願いしようと思いました」と起用の理由について説明した上で、オールナイトニッポン(火曜から日曜の1時-3時)の主なリスナー層である10代から20代前半を中心に「心に刺さるような“人間・菅田将暉”の魅力がにじみ出る」という番組内容になればいいなとした上で、「ひとりの24歳の青年が、いま何に注目していて、何を面白いと感じ、何に不満を抱き、何に感動するのかなど、役者として以外の菅田さんの飾らない魅力が出るように努めていきたいと思います」と期待を寄せている[5]

番組終了

2021年12月20日深夜の放送内で、2022年3月をもって番組を卒業することを発表した[6]。卒業の理由について菅田は「スタッフ陣とはけっこう前からお話をさせていただいて、番組側に正式に言ったのは夏くらいかな。その時は相談の段階で、正式に決まったと。理由としましては、シンプルにこんなことをリスナー含め、いつも応援してくれているファンのみなさまに話せる唯一の場で言うのもなんですが、シンプルに体力面です。」とした上で「もちろん、ただしんどいわけではないんですけど、俳優業との両立という意味で…。このラジオがベースの生活習慣になって、1週間を過ごすのですが、だいたい金曜まではこの生活習慣になるんですよ。おわかりの通り、フルテンションでやるし、できるだけ頭の中を動かせるだけ動かしてやるので。こんなことを伝えるべきではないのかもしれないけど。土日くらいになって、生活時間が戻って、夜寝て朝起きてっていう感じになるんです」と理由を説明した上で「みなさんには関係ない話なのですが、僕としては、オレだけ毎週、時差ボケが起こっているみたいな感じなので、これで今まで体調を大きく崩したみたいなことは幸いないんですけど、そんなことにならないようにも、このタイミングで一個区切りをつけんないけないな」と述べている[6]。これについて、ニッポン放送社長の檜原麻希は2022年1月12日に行われた定例会見で「長く務めていただき、感謝している」と感謝の意を述べた[7]。また、菅田が他の曜日のパーソナリティとの交流をしたことについても「横の連携もしていただいた」と述べた上で「ご結婚もされて、次のフェーズに行かれるが、われわれもまたご一緒できればと思う」とも述べた[7]

2022年3月24日、菅田が新型コロナウイルスに感染したため、最終回は2022年3月29日(28日深夜)から4月5日(4日深夜)に延期となった。同年3月29日(28日深夜)には代替番組として『松坂桃李のオールナイトニッポン』を放送した[8]

そして、2022年4月5日に最終回を迎え、番組の冒頭で菅田は「僕にとって初めてのレギュラーラジオ番組。ラジオって、人間そのものじゃないかな。菅田将暉という人間が、ラジオの前であなたとつながる。人間菅田将暉劇場、今宵(こよい)閉幕です」と述べた[9][10]。エンディングでは「リスナーは泣いてるかな? いずれ、誰かのゲストなのか分からんけども、また僕が来ることもあるかもしれないし、この番組は終わりますけど、また新たに自分に合った居場所を見つけてくださいよ。おれも、全部を辞めるわけじゃないし、一生ラジオはやらんっていうことでもないし。またそんな出会いがあればな、とは強く願いますけど、こんな時間をもらえて本当、感謝ですね。ありがとうございました」と述べた上で「この世界入って、このラジオで1個、区切りなんですよ。”菅田将暉業”というのが。その第1章みたいなものがみなさんとともに終えれたなあ、と。気持ち良く終われたなあと思っております。また会える日を楽しみにしております。5年間お付き合いいただきありがとうございました。ほな!」と締め、5年間の番組の歴史に幕を閉じた[9][10]

一夜限りの復活

2023年2月1日、オールナイトニッポンの55周年を記念した特別プログラム『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』内で一夜限りの復活を発表。同年2月18日の21時台に放送された[11]

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放送時間

  • 火曜 1:00-3:00(月曜日深夜)

パーソナリティ

ゲスト

要約
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コーナー

東京ダースーコレクション
内容自体は『生粋のファッショニスタである菅田にリスナーが「最先端のファッション」を菅田に教えるコーナー』だが、コーナー内では「○○スタイル」で括ったファッションとは関係のないネタメールが多数寄せられる。元ネタは「東京ガールズコレクション」。2022年3月22日放送分にて終了。
月曜エンタメアカデミー
菅田がエンタメの王になるため、音楽、映画、テレビ、舞台、お祭り、アクティビティーのニュースなどを募集するコーナー。既存のコーナーだった「月曜音楽アカデミー」のテーマが音楽だけであり、間口を広げるため三四郎相田周二によりアレンジされた形となる。動物ネタのときには映画「ズートピア」のテーマソング「トライ・エヴリシング(日本版)」が流れるのが恒例だが、最近はバイオ系生物ネタの時にもこの歌が使用されている。2022年4月5日放送分にて終了。最終回では「月曜音楽アカデミー」時代の際に大量に送られてきた為に禁止となっていた『スティーヴン・タイラーのネタニュースに関してはウソOK』のルールが解禁された。
100パー漫画!
漫画に100%ありそうなキャラクターや展開、シチュエーションを紹介する。目標は「菅田将暉のオールナイトニッポン」原作の漫画を作ることだそう。これまでのテーマは、「少年バトル漫画」「学園漫画」「超能力」であった。途中から「菅田★戯★王」のコーナー開始に伴い、コーナーが縮小され、テーマフリーのジングルとしてのコーナーになったが、ジングルの変更が無くなったため、コーナー自体が自然消滅する形となった。
ショートシャンクの空に
ゲストに来た三四郎相田周二が考案したコーナー。壮大なBGMに乗せてリスナーから送られてきたショートストーリーを朗読する。元ネタは映画『ショーシャンクの空に』。2022年4月5日放送分にて終了。
「菅田★戯★王」
完全オリジナルカードゲーム「菅田★戯★王」のカードをリスナーと一緒に考えていくコーナー。松坂桃李が自分の主演映画の宣伝でゲスト出演した回で、なぜか映画そっちのけで『遊☆戯☆王』について語りだして生まれた。モンスターカードよりも日常あるあるや愚痴をカード化したネタがメインとなっていたが、2018年6月4日放送分にて当の松坂がいないと処理しきれない、メールを読む時の負担が大きい等の理由で惜しまれつつも終了した。2018年9月17日、2019年10月7日に松坂がゲスト出演した際に一夜限り復活した。2019年1月18日、2021年8月23日、2022年3月28日に放送された「松坂桃李のオールナイトニッポン(2019年のみGOLD枠)」では本コーナーをモデルとした「桃★戯★王」を実施した[12][16][17]
NO LIMIT!
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』の開業20周年イベント『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン20周年“NO LIMIT!”』とのタイアップコーナー。リスナーが体験した『NO LIMIT!』な出来事を募集する。毎週、採用されたメールの中から1名にUSJのオフィシャルグッズがプレゼントされる。2021年9月末からはコーナーが『NO LIMIT!人生相談』にリニューアルされた。2022年3月22日放送分にて終了。
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番組グッズ

  • 全てこの番組によるオリジナルファッションブランド「NAGORI」からの発売(2022年4月4日29時まで受付)
オフィシャルパジャマ
2019年11月に番組コーナー『東京ダースーコレクション』の番外編として「パジャマプロジェクト」が発足し、深夜帯に放送されていることから「番組を聴く際の“ユニフォーム”として“目が覚めるようなパジャマ”」をリスナーからアイデアを募集して、制作した[18]。そのパジャマの模様にはパーソナリティの菅田が前から「流行らせる」と言ってきたミサンガの柄に、そのミサンガに「SUDA」「RADIO」「ALLNIGHT」といった文字が印刷された[18]。2020年4月7日1時(4月6日深夜)から販売の受付を始めた[18]
完全受注生産。
オフィシャルパーカー
オフィシャルパジャマに続く第二弾として製作された。テーマは「大人パーカー」。前回に引き続き、2020年11月からコーナー内でリスナーからデザイン案を募集。採用されたデザインから作られたロゴマークが刻印されたタグや、右側のみが綴じられたフェイクポケット、背中部分にはリスナーから寄せられた案を英文にしたものが印刷されているなど、数々のこだわりが散りばめられたデザインとなっている。これに関して菅田は「リスナーとパーソナリティの歴史が詰まった素敵なパーカーができました!こだわりの一品になっております。タグの一個一個に込められた思いをぜひ、感じ取ってください。」とコメントしている。2021年2月1日1時(2月2日深夜)から予約の受付を始めた[19]
完全受注生産。
オフィシャルTシャツ
オフィシャルパジャマに続く第三弾として製作された。テーマは「旅」。表面にはペナント、裏面にはスタンプをモチーフとした柄が多く盛り込まれている。色は白、黒、黄色の三種類。また今回のTシャツ製作に伴い、第1弾のパジャマと第2弾のパーカーの色違い(パジャマは赤色、パーカーは黒色)も同時に発売された。
完全受注生産。
NAGORIオフィシャルカタログ
上記のNAGORIブランドを菅田が着用した写真を収めたオフィシャルカタログ。カメラマンは仲野太賀が担当。
完全受注生産。
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番組の流れ

数分間菅田がしゃべり、その後『BITTERSWEET SAMBA』が流れる。合計で30分ほど菅田のフリートークがあり、その後はテーマメールやコーナーを行う。多くの場合、リスナーはメールをふざけて送ってくる。そのため、菅田は「リスナーとファンは別」といった発言をしばしば行なっている。

テーマ曲・BGM

CMフィラー

番組開始から2019年3月まで
2019年4月から最終回まで
2020年5月18日から、一部の放送局では流れなくなった。
2019年4月から2020年5月11日まで
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スタッフ

  • ディレクター:野上大貴
  • 構成:福田卓也、トゥルーマン翔
  • ミキサー:若林千真(2021年2月卒業)→大沢和隆(2021年3月より)

放送休止事例(代理番組)

代理番組

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

ピンチヒッター

  • 2020年4月27日 - 西川貴教(※この日は通常通り放送する予定だったが、体調不良になったため2日前に急遽決定)
  • 2022年3月28日 - 松坂桃李 (※前述の通り、この日は最終回で通常放送する予定だったが、菅田が新型コロナウィルスに感染したため急遽変更になった。)[8]
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脚注

外部リンク

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