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ムーラン・ルージュ (映画)

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ムーラン・ルージュ』(Moulin Rouge!)は、2001年製作のオーストラリアアメリカ合作映画。バズ・ラーマン監督。ラブ・ストーリーであり、ミュージカル映画

概要 ムーラン・ルージュ, 監督 ...
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概要

パリにあるキャバレームーラン・ルージュ」を舞台に、踊り子と若き作家のラブストーリーが、ビートルズエルトン・ジョンマドンナなどの曲に乗せてつづられる。

目まぐるしい映像と、有名な楽曲の使い方に関して賛否が分かれるが、主演二人(ニコール・キッドマンユアン・マクレガー)の吹き替えなしの歌と、豪華なセット・衣装が話題になった。

キャッチコピーは「ふたりの愛、ひとつの運命。」・「パリ、1899年この街で、最も愛された一人の女… 彼女の名はサティーン」。

ストーリー

英国出身の作家志望の若者クリスチャンは、父親に反対されながらもボヘミアンな世界に憧れて華の都パリモンマルトルに出てきた。モンマルトル一角の安宿に部屋を取り、自由と愛に就いての物語を書こうと試みるが、いざ書こうとすると物語に出来るような恋愛経験が無いことに気付き、クリスチャンは途方に暮れた。

その時、天井を突き破って意識を失ったアルゼンチン人が落ちてくる。驚愕して穴の開いた天井を見上げると、キャバレームーラン・ルージュに雇われている作家のオードリーや新進気鋭の画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック達がクリスチャンの部屋を覗き込んでいた。オードリー達はアルゼンチン人の様子はどうだ、明日までの原稿は完成するのかと大騒ぎ。トゥールーズ=ロートレック達は、経営者のジドラーが電飾に凝りすぎたせいで経営が傾いた「ムーラン・ルージュ」の新たなパトロンを見付けるために新しい舞台を考えていたが、披露する歌の歌詞が決まらず、喧々囂々の状態だった。セットの上で彼らのやり取りを見守っていたクリスチャンは、思わず知らずのうちに、彼らが披露するつもりであるショーに完全にマッチした歌を披露した。トゥールーズ=ロートレックらはこれほど完璧な歌を書ける人間はいないと絶賛し、オードリーに彼と一緒に歌を書いてくれないかと頼んだが、オードリーは見ず知らずの新人と一緒に書くことを拒否し出て行ってしまう。

これでクリスチャンを仲間に入れる障害がなくなったと見たトゥールーズ=ロートレック達は、クリスチャンにアルゼンチン人が持っている最高のスーツを着せて、ムーラン・ルージュの花形スターであるサティーンに取り込んで、経営者のジドラーにクリスチャンを認めさせる計画を立てる。かくしてクリスチャンはトゥールーズ=ロートレック達と共に歌を書くことになった。クリスチャンは生まれて初めてアブサンを飲み、完全な酩酊状態でムーラン・ルージュの舞踏会に潜り込むことになった。

ムーラン・ルージュでは多くの着飾ったカンカンのダンサーたちが舞踏を盛り上げ、高級娼婦で店のスターであるサティーンも出演する。サティーンは自分を本当の女優にしてくれると約束している公爵と2人きりで会うことを心待ちにしていたが、ちょっとした手違いから、クリスチャンを公爵だと勘違いしてしまう。クリスチャンはサティーンの目の前で自作の詩を朗読し、2人は恋に落ちてしまう。

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キャスト

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制作

劇中の主人公2人とその恋物語は『椿姫』や『ラ・ボエーム』などを元に創作されたが、ハロルド・ジドラーアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックエリック・サティ、キャバレー唯一の黒人男性ル・ショコラ、空中足のニニなどは実在した人物である。キャラクタの他にも、舞台や衣装は当時の写真や絵画を元に制作された。

音楽

要約
視点

ロマンティックで緩急に富んだ音楽はフィギュアスケートなどで使用されることが多く、髙橋大輔キム・ヨナテッサ・ヴァーチュ/スコット・モイア[3]が公式大会のショートプログラムやエキシビジョン、アイスショーなどで使用したことがある。また、ファットボーイ・スリムの『Because We Can』は、『M-1グランプリ』の出囃子として使われたことから、日本では漫才を象徴する音楽としてテレビなどでよく使用されている。サウンドトラックは2種類が発売され、2001年5月に発表された『ムーラン・ルージュ オリジナル・サウンドトラック』、2002年2月に発表された『ミュージック・フロム・ムーラン・ルージュ2』では、作中のカバー曲を含めた多数の曲が公開された。

使用楽曲

以下「曲名 – キャスト(オリジナル/カバー)」の順。

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受賞・ノミネート

要約
視点

前述の通り、目まぐるしい映像と有名な楽曲の使い方に関して賛否が分かれるが、 サティーンを演じたニコール・キッドマンアカデミー主演女優賞にノミネートされるなど、批評家からは肯定的な評価を得た。

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ミュージカル

脚注

外部リンク

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