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MTVムービー&TVアワード
毎年恒例の映画とテレビの賞(MTV主催、アメリカ) ウィキペディアから
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MTVムービー&TVアワード(MTV Movie & TV Awards、旧:MTVムービー・アワード(MTV Movie Awards))[1]は、毎年開催されているMTV主催の映画とテレビの賞レース。MTV主催の映画賞。
概要
最優秀悪役賞や最優秀キスシーン賞などユニークな賞が注目される映画祭である[2]。1992年に第1回MTVムービー・アワードとして設立され、毎年4月に開催されている。以前は6月に開催されていた。2013年まではユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのギブソン・アンフィシアターで行われたが、同シアターの閉鎖により2014年からはノキア・シアターで開催されている。一般の視聴者の投票によって決められる。毎年、その年にヒットした映画のパロディが披露される。またミュージシャンによるパフォーマンスもある。2017年の第26回からは、映画だけでなくテレビでの作品も表彰するため、「MTVムービー&TVアワード」に改称された[1]。
この賞は伝統的に、映画業界の夏の超大作シーズンの始まりと結びついており、テレビ賞の開始とともに、映画界での賞シーズンの始まりでもある。ノミネート作品はMTVのプロデューサーや幹部によって決定され、受賞者は一般の人々によって決定される。現在[いつ?]、投票はMTV Movie & TV Awardsの公式投票サイトでのみ行われている[3]。受賞者には、ニューヨークのSociety Awards社製の「ゴールデン・ポップコーン」像が贈られる[4]。
投票者の年齢層が若いため、他の映画賞と比較して、若者向けのアクション映画やコメディ映画が受賞することが多い。
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制作過程
通常は生放送で行われるMTVビデオ・ミュージック・アワードとは異なり、MTVムービー&TVアワードの授賞式は、その歴史のほとんどにおいて、後で放送するために録画されていたが、生放送を収録してそのまま放送するライブ・トゥ・テープではなく、適切な編集を加えながら時系列で放送する形をとっていた。これは、つまり授賞式の収録において最初に司会者が登場するシーンを全て収録し、続いて音楽演奏、そして賞の発表と授与という順番で収録されていることを意味する。このとき、ノミネートされたアーティストや俳優は、自分の受賞部門のためだけに留まり、自らが関係する部門の発表後にその場を出発することができるだけでなく、その前後にシートフィラーでもって席を埋めることができた。2006年以降、『サバイバー』のプロデューサーであるマーク・バーネット(2007年のアワードでジョエル・ギャレンから職務を引き継いだ)が制作を担当するようになってから[5]、ほとんどの年で生放送されるようになったが、2017年以降は1日または2日遅れで放送されるように収録され、編集せずに生放送を収録したものをそのまま放送している。
2007年以降、いくつかの賞の投票は、MTVのウェブやソーシャルメディアのプレセンスを通じて行われている。
COVID-19のパンデミックの影響で、2020年のアワードについては、ノミネートや授賞式の日程に関する情報はなかった。MTVネットワーク側では、授賞式を12月に恒久的に移動させ、ゴールデン・グローブ賞の前の授賞式シーズンの一番初めに位置づけることが検討されていた[6]。
2020年12月6日、MTVは、ヴァネッサ・ハジェンズが司会を務める1回限りのスペシャル番組「MTVムービー&TVアワード: Greatest of All Time」が放送され、この番組では、1980年代以降の映画やテレビの名場面や、過去の授賞式での名場面が紹介された。同ネットワークは、2021年にはより大規模な週末のセレモニーを目指すことを表明していた[7]。MTVは2021年3月11日、2021年MTVムービー&TVアワードを5月16日と17日に開催することを発表した。セレモニーの第2夜のタイトルは「MTVムービー&TVアワード: Unscripted」(司会:ニッキー・グレイザー)と題し、リアリティ番組のみに焦点を当てることとした[8]。
2023年は直前に発生した全米脚本家組合による大規模ストライキにより、本イベントの司会を担当する予定だったドリュー・バリモアを始め、複数の出演予定者が同組合の行動を支持し、イベントへの出演をボイコットしたため、急遽リモート並びに事前収録に切り替えられた[9][10]。
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受賞部門
廃止された部門
特別功労賞
生涯業績賞
Silver Bucket of Excellence
ジェネレーション賞
- 2005年 - トム・クルーズ
- 2006年 - ジム・キャリー
- 2007年 - マイク・マイヤーズ
- 2008年 - アダム・サンドラー
- 2009年 - ベン・スティラー
- 2010年 - サンドラ・ブロック
- 2011年 - リース・ウィザースプーン
- 2012年 - ジョニー・デップ
- 2013年 - ジェイミー・フォックス
- 2014年 - マーク・ウォルバーグ
- 2015年 - ロバート・ダウニー・Jr
- 2016年 - ウィル・スミス
- 2017年 - ワイルド・スピードシリーズ
- 2018年 - クリス・プラット
- 2019年 - ドウェイン・ジョンソン
- 2021年 - スカーレット・ヨハンソン
トレイルブレイザー賞
- 2012年 - エマ・ストーン(23歳と6か月28日)
- 2013年 - エマ・ワトソン(22歳と11か月30日)
- 2014年 - チャニング・テイタム(33歳と11か月13日)
- 2015年 - シェイリーン・ウッドリー(23歳と4か月28日)
- 2018年 - リナ・ウェイス(34歳と30日)
- 2019年 - ジェイダ・ピンケット・スミス(47歳と8か月28日)
Comedic Genius Award
- 2013年 - ウィル・フェレル
- 2015年 - ケヴィン・ハート
- 2016年 - メリッサ・マッカーシー
- 2021年 - サシャ・バロン・コーエン
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各年主要部門
司会者と会場
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映画パロディ
要約
視点
1993年以降、主にその年に最も人気のあった映画(テレビ番組や古い映画から選ばれることもある)から、その映画のワンシーンがパロディ化されている。これには、サウンドやビデオのモンタージュ、オリジナルキャストの一部を他の俳優(一般的には、各年の番組のホスト)に置き換えて、その映画のシーンを一般的に真似てからかうこともある。そのパロディの形式は、対話形式のもの(2005年など)から戦闘やアクションシーケンスを含むいくつかの長いシーン(2003年)まで、多岐にわたる。
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各年概要
要約
視点
2002年
- 司会:ジャック・ブラック、サラ・ミシェル・ゲラー
- 最優秀映画 (Best Movie):ロード・オブ・ザ・リング
- 最優秀男優 (Best Male Performance):ウィル・スミス(ALI アリ)
- 最優秀女優 (Best Female Performance):ニコール・キッドマン(ムーラン・ルージュ)
- 最優秀新人男優 (Best Breakthrough Performance Male):オーランド・ブルーム(ロード・オブ・ザ・リング)
- 最優秀新人女優 (Best Breakthrough Performance Female):マンディ・ムーア(ウォーク・トゥ・リメンバー)
- 最優秀チーム (Best On-Screen Team):ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー(ワイルド・スピード)
- 最優秀悪役 (Best Villain):デンゼル・ワシントン(トレーニング デイ)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス (Best Comedic Performance):リース・ウィザースプーン(キューティ・ブロンド)
- ベスト・キス (Best Kiss):ジェイソン・ビッグス&ショーン・ウィリアム・スコット(アメリカン・サマー・ストーリー)
- ベスト・ファイト (Best Fight):ジャッキー・チェン&クリス・タッカー VS 香港ギャング(ラッシュアワー2)
- 最優秀アクション・シーン (Best Action Sequence):攻撃シーン(パール・ハーバー)
- 最優秀ミュージカル・シーン:ニコール・キッドマン&ユアン・マクレガー(ムーラン・ルージュ)
- 名ゼリフ:"Oh, I like your outfit too, except when I dress up as a frigid bitch, I try not to look so constipated" - リース・ウィザースプーン(キューティ・ブロンド)
- ベスト・カメオ:スヌープ・ドッグ(トレーニングデイ)
- ベスト・ドレッサー:リース・ウィザースプーン(キューティ・ブロンド)
- 最優秀新人監督 (Best New Filmmaker):クリストファー・ノーラン(メメント)
2003年
- 司会:ショーン・ウィリアム・スコット、ジャスティン・ティンバーレイク
- 最優秀映画:ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
- 最優秀男優:エミネム(8 Mile)
- 最優秀女優:キルスティン・ダンスト(スパイダーマン)
- 最優秀新人男優:エミネム(8 Mile)
- 最優秀新人女優:ジェニファー・ガーナー(デアデビル)
- 最優秀チーム:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、アンディ・サーキス(ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔)
- 最優秀悪役:デイヴィー・チェイス(ザ・リング)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:マイク・マイヤーズ(オースティン・パワーズ ゴールドメンバー)
- ベスト・キス:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト(スパイダーマン)
- ベスト・ファイト:クリストファー・リー VS ヨーダ(スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃)
- 最も優れたアクション・シーン:ヘルム峡谷での戦闘シーン(ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔)
2004年
- 司会:リンジー・ローハン
- 最優秀映画:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
- 最優秀男優:ジョニー・デップ(パイレーツ・オブ・カリビアン)
- 最優秀女優:ユマ・サーマン(キル・ビル Vol.1)
- 最優秀新人男優:ショーン・アシュモア(X-MEN2)
- 最優秀新人女優:リンジー・ローハン(フォーチュン・クッキー)
- 最優秀チーム:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア(50回目のファースト・キス)
- 最優秀悪役:ルーシー・リュー(キル・ビル Vol.1)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:ジャック・ブラック(スクール・オブ・ロック)
- ベスト・キス:オーウェン・ウィルソン、カルメン・エレクトラ、エイミー・スマート(スタスキー&ハッチ)
- ベスト・ファイト:ユマ・サーマン VS 栗山千明(キル・ビル Vol.1)
- 最優秀ダンス:ショーン・ウィリアム・スコット(アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦)
- 最も優れたアクション・シーン:ゴンドールでの戦闘シーン(ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還)
- 最優秀カメオ出演:サイモン・コーウェル(最‘狂’絶叫計画)
2005年
- 司会:ジミー・ファロン
- 最優秀映画:ナポレオン・ダイナマイト(ナポレオン・ダイナマイト)[2]
- 最優秀男優:レオナルド・ディカプリオ(アビエイター)[2]
- 最優秀女優:リンジー・ローハン(ミーン・ガールズ)[2]
- 最優秀新人男優:ジョン・ヘダー(ナポレオン・ダイナマイト)
- 最優秀新人女優:レイチェル・マクアダムス(ミーン・ガールズ)[2]
- 最優秀チーム:リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、レイシー・シャベール、アマンダ・セイフライド(ミーン・ガールズ)[2]
- 最優秀悪役:ベン・スティラー(ドッジボール)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:ダスティン・ホフマン(ミート・ザ・ペアレンツ2)
- 最優秀ミュージカル・パフォーマンス:ジョン・ヘダー(ナポレオン・ダイナマイト)
- ベスト・キス:レイチェル・マクアダムス、ライアン・ゴズリング(きみに読む物語)
- ベスト・ファイト:ユマ・サーマン VS ダリル・ハンナ(キル・ビル Vol.2)
- 最も優れたアクション・シーン:ロサンゼルスの破壊シーン(デイ・アフター・トゥモロー)
- 最も優れた恐怖演技 (Best Frightened Performance):ダコタ・ファニング(ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ)
ローハンが主演した『ミーン・ガールズ』は、ローハンの最優秀主演女優賞を手始めに、最優秀チーム賞、最優秀新人女優賞(レイチェル・マクアダムス)、最優秀悪役賞と、最多4部門にノミネートされた[2]。
ニコール・キッドマンがプレゼンターを務め、トム・クルーズはケイティ・ホームズとともにプレゼンターを務めた。ローハンは、憧れていたサンドラ・ブロックと対面し、興奮のあまり、「彼女に夢中なのよ」と絶叫した。1980年代のジョン・ヒューズの青春映画『ブレックファスト・クラブ』の出演者が全員集合する企画もあり、エミリオ・エステベスを除く、モリー・リングウォルド、アリー・シーディ、アンソニー・マイケル・ホール、ジャド・ネルソンらが出席した[2]。
2006年
- 司会:ジェシカ・アルバ
- 最優秀映画:ウエディング・クラッシャーズ
- 最優秀俳優:ジェイク・ギレンホール(ブロークバック・マウンテン)
- 最優秀新人:アイラ・フィッシャー(ウエディング・クラッシャーズ)
- 最優秀チーム:ヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソン(ウエディング・クラッシャーズ)
- 最優秀悪役:ヘイデン・クリステンセン(スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:スティーヴ・カレル(40歳の童貞男)
- ベスト・キス:ジェイク・ギレンホール、ヒース・レジャー(ブロークバック・マウンテン)
- ベスト・ファイト:アンジェリーナ・ジョリー VS ブラッド・ピット(Mr.&Mrs. スミス)
- ベスト・ヒーロー:クリスチャン・ベール(バットマン・ビギンズ)
- 最も優れた恐怖演技:ジェニファー・カーペンター(エミリー・ローズ)
- 最もセクシーな演技:ジェシカ・アルバ(シン・シティ)
2007年
- 司会:サラ・シルヴァーマン
- 最優秀映画:パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
- 最優秀俳優:ジョニー・デップ (パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト)
- 最優秀新人:ジェイデン・スミス (幸せのちから)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:サシャ・バロン・コーエン (ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習)
- 最優秀悪役:ジャック・ニコルソン (ディパーテッド)
- ベスト・キス:ウィル・フェレル&サシャ・バロン・コーエン (タラデガ・ナイト オーバルの狼)
- ベスト・ファイト:ジェラルド・バトラー VS The Uber Immortal (300 〈スリーハンドレッド〉)
2008年
- 司会:マイク・マイヤーズ
- 最優秀映画:トランスフォーマー
- 最優秀男優:ウィル・スミス (アイ・アム・レジェンド)
- 最優秀女優:エレン・ペイジ(JUNO/ジュノ)
- 最優秀新人:ザック・エフロン (ヘアスプレー)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:ジョニー・デップ (パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド)
- 最優秀悪役:ジョニー・デップ (スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
- ベスト・キス:ブリアナ・エヴィガン&ロバート・ホフマン (Step Up 2 the Streets)
- ベスト・ファイト:ショーン・ファリス vs カム・ジガンデ (Never Back Down)
- サマー・ムービー賞:アイアンマン
2009年
- 司会:アンディ・サムバーグ
- 最優秀映画:トワイライト〜初恋〜
- 最優秀男優:ザック・エフロン (ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー)
- 最優秀女優:クリステン・スチュワート(トワイライト〜初恋〜)
- 最優秀新人男優:ロバート・パティンソン (トワイライト〜初恋〜)
- 最優秀新人女優:アシュレイ・ティスデイル (ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:ジム・キャリー (イエスマン “YES”は人生のパスワード)
- 最優秀悪役:ヒース・レジャー (ダークナイト)
- 最優秀映画音楽賞 (Best Song From a Movie (Best musical performance)):マイリー・サイラス / ザ・クライム (ハンナ・モンタナ ザ・ムービー)
- ベスト・キス:クリステン・スチュワート&ロバート・パティンソン (トワイライト〜初恋〜)
- ベスト・ファイト:キャム・ギガンデット vs ロバート・パティンソン (トワイライト〜初恋〜)
- 最優秀WTF(What the fuckの略)賞:エイミー・ポーラー (ベイビー・ママ)
- ジェネレーション賞:ベン・スティラー
サシャ・バロン・コーエンがワイヤーアクション中にエミネムに直撃するハプニングが起こった[29]。エミネムは激怒し直後に退席してしまったが、後にエミネムとサシャが仕掛けたイタズラであったことが判明した[30]。
2010年
→詳細は「MTVムービー・アワード2010」を参照
2011年
→詳細は「MTVムービー・アワード2011」を参照
2012年
→詳細は「MTVムービー・アワード2012」を参照
2013年
→詳細は「MTVムービー・アワード2013」を参照
2014年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2014」を参照
2015年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2015」を参照
2016年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2016」を参照
2017年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2017」を参照
2018年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2018」を参照
2019年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2019」を参照
2020年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2020」を参照
2021年
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→詳細は「MTVムービー・アワード2021」を参照
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参照
- List of American television awards
出典
References
外部リンク
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