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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (1986年の映画)

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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(Little Shop of Horrors)は1986年制作のアメリカ映画。1960年に制作された同名映画のミュージカルの映画化。

概要 リトル・ショップ・オブ・ホラーズ, 監督 ...

ストーリー

みなしごのさえないシーモアは、ムシュニク店長に拾われ育てられて以来、恋人の歯医者の暴力から逃れられないオードリーといっしょに花屋で働いている。そのシーモアが、ある日、中華街で奇妙な植物の鉢を買ってきた。それを店先に飾ったところ、客が興味をひかれて押しかけてきた。店長は、その植物を絶対に枯らすな、と命じるが、しかしその植物は、シーモアの血を吸う宇宙植物だった。

キャスト

※括弧内は日本語吹替(BDのみ収録)

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製作経緯

ロジャー・コーマンの1960年公開の同名映画が、アラン・メンケンハワード・アッシュマンのコンビによって、1982年にオフブロードウェイでミュージカル化され、大ヒットした。このミュージカルをフランク・オズが映画化した。したがって、映画のリメイクというより、ミュージカルの映画化である。

エピソード

この作品も、元のコーマンの映画、ミュージカルと同様に、悲劇で終わるよう撮影された。しかしながら、公開直前のスニークレビューにおいて、結末に不満が出た。このため、急遽、最後の10分が追加再撮影され、現在のものとなった。そして、その後の舞台においても、この映画のハッピーエンドバージョンの方が上演されることが多い。

このミュージカル映画の成功により、メンケンとアッシュマンのコンビは、ジェフリー・カッツェンバーグが指揮する新ディズニーの長編アニメーション部門に抜擢され、『リトル・マーメイド』に始まるディズニー・ルネサンスの作品群を築く。 しかしオリジナルを製作・監督したロジャー・コーマンによると、「内容はさておき、予算に3000万ドルなんて掛けすぎ。収益率が悪くなるだけだ」とビジネス面においてのみ批判している(元作品の予算は12,000ドル、撮影日数2日だった)。

映画の中で出てくるコーラス隊は、ミュージカルの要素を引き継ぎ、かつストーリーの展開を助け進行役をつとめる10代3名(DVDの特典ギャラリー内では「古代ギリシャ劇のコロス」と記載されている)は、オーディションがニューヨーク、シカゴ、デトロイト、ワシントンDC、ロンドンで行われ有望な1,000名の中から選ばれた。3名ともニューヨーク在住で同じ学校、以前からの顔見知りだった。[2]

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脚注

外部リンク

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