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ミリアム・マーゴリーズ
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ミリアム・マーゴリーズ(Miriam Margolyes, OBE, 1941年5月18日 - )は、イギリス出身の映画女優、声優である。
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来歴
1941年にイギリスのオクスフォードで生まれた。母親は不動産投資家で、父親は医師だった。ちなみに家系はベラルーシからのユダヤ系移民である。地元のオクスフォード高校を卒業後に、ケンブリッジ大学のニューナム・カレッジで学んだ[2]。在学中に演劇に目覚めた彼女は、ケンブリッジの学生たちが運営する劇場でコメディー劇をいくつか経験。持ち前のコメディーセンスや独特の声を活かして、頭角を現していった。
1965年にジュディ・デンチなども出演していたテレビシリーズ『Theatre 625』でテレビデビュー。その後も母国イギリスで主にテレビで活躍。1970年代に入ると徐々に映画界へも進出。また同時に声優としてもキャリアを重ね、堺正章が孫悟空を演じた「西遊記」や中村敦夫主演の歴史ドラマ『水滸伝』の英語吹替版にも参加した。年が経つにつれ、イギリスのみならずハリウッド作品にも顔を出し始め、1980年代に入ると脇役ではあるが、バーブラ・ストライザンドが主演・製作・脚本・監督を務めた意欲作『愛のイエントル』やリック・モラニス、スティーヴ・マーティン、ビル・マーレイら出演のミュージカルコメディー『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』にも参加した。本国イギリスにおいてはローワン・アトキンソン主演のコメディー番組『ブラックアダー』への出演でも知られている。
1990年代に入ると、出演作品も話題作や大作などが増え始めた。1993年に出演したマーティン・スコセッシ監督の『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』では見事英国アカデミー賞 助演女優賞を獲得。その後もクセのある役柄やコミカルな役柄を喜々として演じ、中でもスティーヴ・ブシェミと共演したホラーコメディー『ボディ・クッキング/ 母・体・蘇・生』では、死から蘇るブシェミの母親役を不気味に演じている。これまでの出演作品は130本を越え、映画やテレビにおけるバイブレーヤーとして精力的に活動を続けている。その功績が称えられ、本国イギリスからは大英帝国勲章が授与された。アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアに居を構え、それぞれの国において活動。ベストセラー小説の映画化でもある「ハリー・ポッターシリーズ」におけるポモーナ・スプラウト役としても知られている。映画以外ではオーストラリアやロンドン、そしてブロードウェイの舞台でも活動している。
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人物
同性愛者であることを公にしている[3]。パートナーとは40年来の交際だという[4]。
2013年にオーストラリア国籍を取得[1]。
出演作品
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テレビシリーズ
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声の出演
- 水滸伝 Water Margin (1977) ※英語吹替
- 西遊記 Saiyûki (1978) ※英語吹替
- The Princess and the Cobbler (1993)
- リベレーション 自由と解放 終戦を迎えて Liberation (1994) ※ナレーション
- ベイブ Babe (1995)
- バルト Balto (1995)
- ロング ウェイ ホーム 遥かなる故郷 イスラエル建国の道 (1997) ※ナレーション
- ムーラン Mulan (1998)
- ベイブ/都会へ行く Babe: Pig in the City (1998)
- ひとりぼっちのショーン The First Snow of Winter (1998)
- マウス・タウン ロディとリタの大冒険 Flushed Away (2006)
- ハッピー フィート Happy Feet (2006)
- ガフールの伝説 Legend of the Guardians: The Owls of Ga'Hoole (2010)
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テレビアニメ
- The Princess and the Cobbler (1993)
- ラグラッツ Rugrats (1998)
舞台
- ウィキッド - マダム・モリブル役
- 真面目が肝心 - ミス・プリズム役
- 三文オペラ - 娼婦役
- 勝負の終わり - ネル役
- 屋根の上のバイオリン弾き - 仲人役
- ロミオとジュリエット
- カンタベリー物語 - バースの女房役
脚注
外部リンク
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