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一関市立厳美中学校
岩手県一関市にある中学校 ウィキペディアから
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一関市立厳美中学校(いちのせきしりつ げんびちゅうがっこう)は、岩手県一関市厳美町にある公立中学校。略称は厳中(げんちゅう)。
前身の旧厳美中学校についても記載する。
概要
一関市内の教育機関では最も西に位置しており、厳美地域では唯一の中学校である。厳美渓がある地区の中心部から南に進んだ丘に位置し、厳美小学校が隣接する。
校歌は渡辺皓介が作詞し、佐藤啓司が作曲した。制定されたのは開校翌年の1975年3月で、校章と同時である。歌は2番まであり、「須川峰」(=栗駒山)や「磐井川」といった地域性を表す語句が盛り込まれている。また、生徒数の減少により2024年度に1番が合唱から斉唱へと変更された。校章は左右対称のデザインで、白・赤・緑の3色が使われている。中央部には、中学校を表す「中」という文字を大きく配置している[2]。
沿革
要約
視点
現行の厳美中学校は、1974年に旧厳美中学校、山谷(やまや)中学校、達古袋(たっこたい)中学校を統合したのが起源である[3]。3校は厳美地域の中学校で[注 1]、いずれも第二次世界大戦後の学制改革によって設立された[5]。厳美中学校は厳美第一中学校として開校し、現在地に校舎を設けるまでは厳美小学校に併設していた[6]。本寺地区との中間部にあった山谷中学校は、厳美中学校の分校として開校し、閉校するまで山谷小学校に併設していた[7]。厳美地域の南西部にあった達古袋中学校は、萩荘第二中学校の分室として開校し、1952年に分離独立した[8]。こちらも同じく校舎を持たず、達古袋小学校に併設していた[5]。
年表
旧・厳美中学校
現行
- 1974年(昭和49年)4月 - 旧厳美中学校・山谷中学校・達古袋中学校を統合し、新制の一関市立厳美中学校として開校[9][3]。旧一関市域では初の学校給食を開始[10]。
- 1975年(昭和50年)3月 - 校章と校歌(作詞:渡辺皓介、作曲:佐藤啓司)を制定。校旗樹立式を挙行[2]。
- 1982年度(昭和57年度)- 郷土芸能「鶏舞」の伝承活動を開始[11]。
- 1983年(昭和58年)
- 1995年(平成7年)4月 - 特別支援学級「いつくし学級」を開設[9]。
- 1996年(平成8年)12月 - 新校舎を落成し、移転[12][9]。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)1月 - 岩手県環境衛生優良校に指定[9]。
- 2003年(平成15年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)4月1日 - 一関市立本寺中学校(一関市厳美町)を編入統合[9][16]。
- 2021年(令和3年)4月1日 - 特別支援学級(情緒障がい)を開設[9]。
- 2023年(令和5年)4月1日 - 新制服を制定[9]。
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教育目標
理想に燃え、たくましい生徒よく学び、よく考える生徒
明るく、心豊かな生徒
特色ある教育活動
- 教育の公共性と教育者としての使命感、専門性を自覚し、誠意と責任を持って学校教育目標の実現をめざし、課題解決のため創意と活力に満ちた学校経営を推進する。
出典:[9]
学校活動
主な学校行事[17]。
1学期
- 4月 - 新任式、始業式、入学式、対面式、家庭訪問
- 5月 - 運動会
- 6月 - 一関地方中総体
- 7月 - 社会体験、宿泊研修(2年生)、福祉体験、終業式(夏季休業)
2学期
- 8月 - 始業式、地区駅伝大会
- 9月 - 一関地方児童生徒独唱大会、わたしの主張県大会、一関地方新人戦
- 10月 - 一関地方中文祭、修学旅行(3年生)、県新人大会前期
- 11月 - 児童生徒音楽発表会、県新人大会後期、県中文祭
- 12月 - 期末面談、終業式(冬期休業)
3学期
- 1月 - 始業式
- 2月 - なし
- 3月 - 卒業式、修了式(年度末休業)、離任式
部活動
運動部
2023年度からは休日の活動を地域へ委託している[9]。
- 野球部 - 男女混合
- 卓球部
- バレーボール部(女子)
- ソフトテニス部(女子)
廃止した部活動
- 男子ソフトテニス部(2005年度以降)[18]
施設概要
主な施設を掲載。
- 校舎(2,901 m2[1]) - 1996年竣工の鉄筋コンクリート造2階建て[10][12]。
- 体育館(1,162 m2[1]) - 1997年竣工の鉄骨造平屋建て[10][12]。
- 校庭(11,650 m2[1])
- テニスコート
プールは厳美小学校と共用している。

生徒・学級数
2000年度以降の生徒数と学級数の推移。
2000年度以降に関しては、2002年度の129人をピークに減少傾向にある。2010年代は80人前後で推移していたが、2021年度には70人となり、2023年度には2002年度の半分にまで減少した。
2024年度の生徒数は53人で、市内の中学校では舞川中学校(39人)、川崎中学校(51人)に次いで3番目に少ない[19]。そのうち新入生は17人で、3年連続の10人台となった[19][20]。
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学区
厳美小学校の学区と同一。
- 一関市厳美町
出典:[33]
進学前小学校
- 一関市立厳美小学校(一関市厳美町)[33]
アクセス
鉄道
バス
- 「厳美小学校前」停留所(一関市営バス)から徒歩で約4分
自動車
- 一関市中心部から国道342号経由で約15分
周辺
- 一関市立厳美小学校
- サハラガラスパーク
- 厳美渓
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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