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三室川ダム
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三室川ダム(みむろがわダム)は、岡山県新見市にある高梁川水系西川支流の三室川に建設されたダムである。

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概要
岡山県備中県民局の高梁川ダム統合管理事務所が管理する重力式コンクリートダムであり、100年に1回発生する規模の洪水を想定した洪水調節、流水の正常な機能の維持、上水道供給、水力発電を目的とした多目的ダムである。ダムによって形成された人造湖は、ダム建設地の三室峡がシャクナゲの自生地であることからしゃくなげ湖と命名された。
歴史
三室発電所
三室発電所は、三室川ダムの利水放流を活用して発電を行う県営のダム式発電所である。
発電所の概要
- 所在地:岡山県新見市神郷油野
- 出力:最大460kW
- 使用水量:最大1.10m3/s
- 有効落差:最大56.2m
- 発電開始:2006年4月
たたら遺跡
中国山地では古くから砂鉄を原料にしたたたら製鉄が盛んに行われてきた。三室川ダムの水没地区でも、鎌倉時代から明治時代にかけて砂鉄採取とたたら製鉄場として発展した「大成山たたら」があった。このうち、製鉄場でできた鉄を包丁鉄という製品に仕上げる大鍛冶場2基がダム左岸に移設・保存されている。
周辺
- しゃくなげ展望台(毎年5月に三室峡シャクナゲまつりが開催される)
関連項目
- ダム
- 日本のダム - 日本のダム一覧
- 重力式コンクリートダム - 日本の重力式ダム一覧
- 多目的ダム - 日本の多目的ダム一覧
- 都道府県営ダム
- 人造湖 - 日本の人造湖一覧
外部リンク
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