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上笠田駅

かつて三重県いなべ市にあった三岐鉄道の駅 ウィキペディアから

上笠田駅map
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上笠田駅(かみかさだえき)は、三重県いなべ市員弁町上笠田にあった三岐鉄道北勢線。2006年(平成18年)4月1日に廃駅となった。

概要 上笠田駅, 所在地 ...
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曲線改良前の上笠田駅跡(線路曲線部分左側:旧ホーム位置)

歴史

  • 1916年大正5年)8月6日:北勢鉄道の駅として開業(後に列車行き違い設備設置)。
  • 1934年昭和9年)6月27日:社名変更により北勢電気鉄道の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)2月11日:会社合併により、三重交通の駅となる。
  • 1964年(昭和39年)2月1日:事業譲渡により三重電気鉄道の駅となる。
  • 1965年(昭和40年)4月1日近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し近鉄の駅となる。
  • 1977年(昭和52年)12月6日:列車行き違い設備・場内信号機を使用停止(後日撤去)の上、1号線のみを使用した1線扱いとする。
  • 1982年(昭和57年)1月12日:駅舎取り壊し。
  • 1984年(昭和59年)3月8日:便所取り壊し。
  • 2003年平成15年)4月1日:事業譲渡により、三岐鉄道の駅となる。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月1日:廃止。
    • 7月12日:旧構内軌道を直線化、供用開始(曲線改良工事による)。
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駅構造

単式ホーム1面1線をもつ地上駅であった。過去には、列車行き違い設備を有しこれを常用することで30分間隔運転を行っていたが、1977年(昭和52年)に北勢線の自動閉塞化工事進展に伴い列車行き違い設備(北側の線路)が撤去されてしまい(代わりに楚原駅に列車行き違い設備を設置)、40分間隔運転に減便された。2006年(平成18年)に当駅が廃止され、阿下喜駅2線化設備が供用開始されることで、楚原 - 阿下喜間27分間隔運転が実現している。2006年度(平成18年度)中に、旧ホーム・駐輪場の撤去および旧駅構内の線路の直線化工事が行われ、駅があった名残はなくなってしまった。

利用状況

  • 主として通学・通勤用に利用された。
  • 上笠田駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
    • 朝夕の通勤通学時間帯を含め上笠田駅利用者は極めて少なく、ラッシュ時以外の発着の列車は乗降客がいない事の方が多かった。
さらに見る 年 度, 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 ...
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駅周辺

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明智川拱橋(めがね橋)を渡る電車(2021年4月)

その他

  • 当駅周辺はネコが非常に多く、列車のいないホームにネコが佇んでいる光景がよく見られた。

隣の駅

三岐鉄道
北勢線
楚原駅 - 上笠田駅 - 麻生田駅

脚注

関連項目

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