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上野東宝劇場・上野宝塚劇場

東京都台東区にあった映画館(1954-2003) ウィキペディアから

上野東宝劇場・上野宝塚劇場
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上野東宝劇場・上野宝塚劇場(うえのとうほうげきじょう・うえのたからづかげきじょう)は、東京都台東区上野公園に存在した東宝系列の映画館

概要 上野東宝劇場・上野宝塚劇場Ueno Toho/Ueno Takarazuka, 情報 ...
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概要

1954年12月13日開業。1階に邦画上映の上野東宝劇場(定員684人・2階席あり)、地下1階に洋画上映の上野宝塚劇場(定員522人)の2館を要した。開業当時の上野方面は、戦前の下谷区時代から存在していた上野日活館[注 1]の他、1951年新東宝のロードショー館だった上野パーク劇場[2]大蔵映画直営の上野公楽座(現:上野オークラ劇場)、1952年に公楽座と同じ大蔵映画系列の上野スター座(後の上野スタームービー)、1953年松竹系の上野松竹映画劇場(後の上野セントラル)が相次いでオープンしており、当館開業から3年後の1957年には東急系列の洋画ロードショー館・上野東急がオープン。ニュース劇場などを含めて13スクリーンの映画館が上野方面に存在していた[注 1]

細谷隆広(元アルゴ・ピクチャーズ勤務)は小学1年の頃に、岡本喜八監督の「どぶ鼠作戦」(1962年)を観たことを、『映画芸術』のインタビューで語っている[3]

有楽町渋谷と並ぶ東宝系の基幹劇場[注 2]として長らく親しまれたが、築49年を経て老朽化が進んだこともあり2003年8月31日に惜しまれつつ閉館となった[注 3]

1971年6月1日に上野宝塚劇場、東映映画封切館になる。

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上野東宝・上野宝塚跡地に建てられた上野バンブーガーデン(2015年撮影)

2005年4月、跡地に上野東宝ビルが新築完成するが映画館は作られず、飲食施設『上野バンブーガーデン』がオープンした。その後2017年11月4日松坂屋上野店などが入居する上野フロンティアタワー[4]7階 - 10階に『TOHOシネマズ上野』[5]がグランドオープン。14年ぶりに上野方面に東宝系映画館が復活した。

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各館の特徴

要約
視点

上野東宝劇場

上野東宝劇場は684席で、主に日劇2系列の東宝邦画を上映していた。最終興行には、アニメ「ポケットモンスター」シリーズの劇場版である、「七夜の願い星ジラーチ」が上映された。

単独上映作品

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シリーズ作品

ゴジラ』シリーズ(『ゴジラ』から『ゴジラ×メカゴジラ』まで、『GODZILLA』も)、『ドラえもん』シリーズ(『のび太の恐竜』から『のび太とふしぎ風使い』まで)、たのきんトリオスーパーヒットシリーズ(全6作)、『刑事物語』シリーズ(全5作)、『 うる星やつら』シリーズ(『オンリー・ユー』、『2 ビューティフル・ドリーマー』、『4 ラム・ザ・フォーエバー』)、『モスラ』(3部作)

上野宝塚劇場

上野宝塚劇場は522席の劇場で、主に日劇1で上映される洋画大作が封切られていたが、ムーブオーバーとして日劇2系列、日比谷スカラ座系列の東宝邦画も封切っていた。一時期は東映系封切館だったこともあった。

単独上映作品

シリーズ作品

エイリアン』(2から4)、『スター・ウォーズ』(エピソード1エピソード2)、『インディ・ジョーンズ』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(全3作)

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脚注

外部リンク

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