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世田谷代田駅

東京都世田谷区代田にある小田急電鉄の駅 ウィキペディアから

世田谷代田駅map
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世田谷代田駅(せたがやだいたえき)は、東京都世田谷区代田二丁目にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号OH 08

概要 世田谷代田駅*, 所在地 ...
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歴史

年表

当駅 - 京王井の頭線新代田駅間には、第二次世界大戦 - 戦後にかけて井の頭線に車両を運び込むための連絡線代田連絡線)が敷設されていた。地上駅であった頃上りホーム裏側に連絡線跡地が残っていたが、複々線化工事に伴い痕跡は消滅、完成後は駐輪場となっている(#駅周辺参照)。

駅名の由来

開設時の「世田ヶ谷中原」は、駅所在地の地名である代田村の小字こあざから。その後、1946年に「代田村」が細分化されたため、「世田谷代田」に改称する。

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駅構造

要約
視点

地下2階の緩行線上に島式ホーム1面2線を有する地下駅。その直下(地下3階)をホームのない急行線が通過している。ホームにはホームドアが設置されており、ホームと地上間は階段の他、エレベーターエスカレーターで連絡している。

地上部に駅施設があり、改札口はコンコースの両側に設置されているが、地下化工事に伴って現在の駅舎が設置された当時は西側(有人改札)のみであった。2021年3月に設置された東側改札はICカード専用無人改札である(精算機・ICカードチャージ機未設置)。コンコース及びホームにはそれぞれ天窓が設置されている。地上のコンコースには2017年3月24日に、小田急電鉄の環境保全対応や当駅付近地下化工事紹介(模型など)を展示した「小田急環境ルーム」が設置された[14](2021年5月時点では設置されていたが[15]、後に撤去)。

トイレ多目的トイレを併設した男女別の水洗式で、小田急環境ルームの隣に設置されている。また、多目的トイレはオストメイト対応型と子供用便器併設型(オストメイト非対応)が1室ずつ、合計2室の設置となっている。

改札横にはストリーマーコーヒーカンパニーの店舗が入居している[16]

のりば

さらに見る ホーム, 路線 ...

変遷

地下化工事前

相対式ホーム2面2線を有する地上駅であった。改札は下りホームに直結したものだけであるが、2009年7月24日までは臨時改札口(無人)が上りホーム上にあった。ホーム間は跨線橋で結ばれていたが、天気が良い日には富士山を見ることが出来たことから「富士見窓」と言う名前の窓が設置されていた。この窓は仮駅舎にも引き継がれていた。

また、プラットホームは古くからの駅構造がそのまま残っている箇所が多かった。駅の柱や車両増結に伴いホームを延伸して行った様子、木造のホーム壁面と一体になっているベンチなど、2000年代の駅においてはあまり見かけられなくなったものも見られた。

工事前の駅舎(2004年1月3日)

急行線工事完了前

小田急は東北沢駅 - 梅ヶ丘駅間で連続立体交差化(地下化)および複々線化工事に着手し、2006年3月26日 - 2013年3月22日までは仮設橋上駅に移設され、同時に下りホーム側の改札口も従来より20 m程新宿寄りに移動された。2009年7月24日までは上りホームの臨時改札口も設置されていたが、翌日より1か所に統合された。

工事中の仮駅舎(2007年10月8日)

緩行線工事完了まで

2013年3月23日に地下3階を通過する急行線が先行開通し、この線路沿いに仮設の相対式ホーム(8両編成対応)が設置された。地下化から2015年8月28日までは、地下2階の緩行線ホーム予定地に改札口を始めとする仮の駅施設が置かれた。地下化時点では地上から地下2階の改札口まで106段の階段が仮設された[18]

2015年8月29日、地上部の駅舎が供用開始となり、改札・駅事務室が移設された。この時点で地上と地下2階の間にはエスカレーター階段エレベーターが設置されたが、地下2階とホーム間にはエレベーター・階段のみで、エスカレーターは設置されていなかった[19]

2018年3月3日の複々線化工事完成に伴い、地下2階の緩行線ホーム(10両編成対応)が使用開始された。同時に地下3階の急行線仮設ホームは廃止され、ホームなどの旅客用設備は撤去された。

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利用状況

要約
視点

2024年度(令和6年度)の1日平均乗降人員9,582人である[小田急 1](小田急線全70駅中63位)。

近年の1日平均乗降乗車人員推移は以下の通り。

さらに見る 年度, 1日平均 乗降人員 ...
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駅周辺

代田地区は下北沢代沢)周辺から続く低層住宅地で、大規模な商業施設や公共施設は存在しない。下北沢や新宿に近いこともあり、近年は住宅地としての人気が高まり、住宅の販売価格や家賃が上昇している。

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世田谷代田駅前広場

かつて存在していた施設

「代田四丁目」は現在、環七通り上のバス停となっており、東急バス森91系統が発着している(2013年3月31日までは都営バスの宿91系統も発着していた)。
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ドラマ作品

  • silentフジテレビ 2022年
    • 放映中より「ゆかりの地」として訪問する客が増え、2022年11月定期乗車券を除く乗降客数は放映開始前の9月より22.7%も増加した[26]。小田急電鉄では、2022年4月より車両や駅構内のロケーションサービスを開始し、本作についてはテレビ局側の「下北沢付近」という要望に対して「ロケーションが良くてきれいで、乗降客が意外と少ない」という理由から当駅を候補地の1つに提案したと報じられている[27]。放映期間中には駅構内でドラマのBGMや主題歌を放送するタイアップも行われた[26]。2023年4月には小田急電鉄が制作したロケ地マップ(限定4万部)が、小田急線全駅と当駅の周辺施設で配布された[28]

隣の駅

小田急電鉄
OH 小田原線
快速急行・通勤急行・急行・通勤準急・準急
通過
各駅停車
下北沢駅 (OH 07) - 世田谷代田駅 (OH 08) - 梅ヶ丘駅 (OH 09)

脚注

関連項目

外部リンク

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