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伊豆クレイル
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伊豆クレイル(いずクレイル、IZU CRAILE)は、かつて東日本旅客鉄道(JR東日本)が運行していた臨時快速列車(のってたのしい列車)[1]、ならびに同列車で使用された車両の愛称である。
概要
2016年(平成28年)7月16日に運行を開始。小田原駅 - 伊豆急下田駅間で土休日に運用(1日1往復)、全車両グリーン車指定席の快速列車で運用された。一部座席は、食事サービスとセットの旅行商品として販売された[2]。
列車愛称の「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」は、
- Cresciuto(クレッシュート、イタリア語で「大人、成長した」の意)
- train(トレイン)
- ile(イル、接尾辞の「〜に適した」)
の造語であり、「大人に適した列車」の意味となる。表記は、C(クール)+RAIL(レール)+E(エレガント)で「CRAILE」である。
ロゴマークは、IZUのIとCRAILEのC、伊豆ゆかりの桜を組み合わせたものとなっている。
車両の老朽化により、通常の臨時列車としては2020年(令和2年)3月29日[3]で設定を終了し、4月4日に静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーンのオープニング列車として運行した後、6月28日の同キャンペーンのクロージング列車をもって運行を終了する予定であったが[4]、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、4月4日の運行ならびに6月28日のラストランの運行については中止となった[5][6]ため、3月29日が事実上の最終運行となった。運行期間は約4年弱であった。
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運行概況
土休日を中心に1往復運転されていた。
快速列車だが、全車グリーン車指定席のため、定期券や青春18きっぷ、北海道&東日本パスの利用はできなかった[7]。全車グリーン車で構成される「のってたのしい列車」は、本列車が唯一である[8]。
「踊り子」などと同様に、伊豆急行線内のみのグリーン券発売も可能であった。
停車駅

使用車両

K206編成(前寄り4両)
大宮総合車両センター所属651系1000番台OM301編成4両(元勝田車両センター所属K206編成)を再改造したIR01編成が使用された。外観は従来の白をベースに薄いピンク色の塗装を追加。配置は国府津車両センター[2]であり、2016年4月13日付で大宮総合車両センターから転属している[9]。
運行終了後の2020年10月8日から9日にかけ、長野総合車両センターへ廃車回送された[10]。
車内設備
- 651系1000番台IR01編成 車内設備[2]
1・3号車は食事・ドリンクをセットにした旅行商品として販売、4号車のみ一般客向けとして乗車券・グリーン券のみで乗車できる。
1・3号車で提供される食事は、往路がランチセットとして弁当、復路はアフタヌーンカフェセットとしてライトミールとスイーツ。いずれも東京都目黒区にあるフレンチレストランのオーナーシェフが監修を担当した。
ラウンジカーには専任のオーナーシェフが乗務し、オリジナルフードを提供する。また、専任アテンダントも乗務し、接客の業務を担当する[12]。
脚注
関連項目
外部リンク
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