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伊賀忍術伝 五神の書
1988年のジャレコのビデオゲーム ウィキペディアから
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『伊賀忍術伝 五神の書』 (いがにんじゅつでん ごじんのしょ) は、ジャレコが1988年9月に発売した業務用ビデオゲーム[3]。奪われた巻物を取り戻すため、忍者の若者が世界各地を転戦する横スクロールアクションゲームである[3]。
ジャレコのシステム基板「メガシステム1」の第4弾ソフトとして発売された[3]。
海外でのタイトルは『NINJA KAZAN』。
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ゲーム内容
奪われた密書「五神の書」を取り戻すという使命を負った忍者カザンを操作し、世界各地で戦うアクションゲームである[5]。
カザンは武器と忍法を操って敵と戦う[6]。最初は一つの忍法しか使えないが、各ステージのボスを倒して密書を取り戻すことによって、より強力な忍法が使用可能となる[5][6]。
1レバーと2ボタンで主人公、「カザン」を操作。レバーでカザンを動かし、Aボタンで攻撃、Aボタン長押しで忍法を発動、Bボタンでジャンプする。ジャンプは押す長さにより高度を変え、また空中制御もきく。ジャンプ中にレバーを斜め上に入力すると回転ジャンプとなり、またジャンプ中に下+攻撃ボタンで下突きを繰り出す。
ステージの特定箇所では老人から武器を貰う事ができ、初期装備の刀から、手裏剣→鎖鎌→くないとパワーアップしていく[5]。ただし、くないを所持している状態の時にダメージを受けると鎖鎌にパワーダウンし、ミスをすると武器は初期装備の刀へと戻る[6]。
全6ステージのライフ、残機併用制で、ライフが無くなる、または制限時間が無くなると1ミス、戻り復活制で、ミスした場合は特定地点からの再開となる。残機が全て無くなるとゲームオーバー、クレジットを投入しコンティニューすると特定地点からのゲーム再開となる。
忍法
忍法はAボタン長押しで溜めて放すと発動し、長く押すほどより上位の忍法を使う事ができる。また、忍法で敵をまとめて倒すと入るスコアに倍率が掛かる。
- 火炎玉 - 1番目の忍法。最初から使用可能。一直線に火の球を放つ。やや射程は短い。
- 風雪波 - 2番目の忍法。ROUND 2から使用可能。一直線に上下に広がる攻撃を放つ。「火炎玉」より射程が長い。
- 火山道 - 3番目の忍法。ROUND 3から使用可能。上下左右の4方向に攻撃する。射程は長く画面端まで届く。
- 爆風電 - 4番目の忍法。ROUND 4から使用可能。自機の周りの敵を爆発で攻撃する。
- 地神龍 - 5番目の忍法。ROUND 5から使用可能。画面上の敵を攻撃する。
アイテム
アイテムはステージ中に置いてある宝箱を開けたり、赤い法師姿の敵を倒すと出現する。
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ストーリー
伊賀の里で代々受け継がれていた、忍法を記した5つの密書「五神の書」が何者かによって奪われてしまった[6]。日本各地の伊賀忍者による必死の捜索によって、なんとか密書を1冊取り戻し、残りの密書の手がかりとなる世界地図も発見できた[6]。そして、残りの密書を探すため、伊賀忍者の若者「カザン」が世界地図を頼りに旅に出た[3][6]。
ステージ構成
- ROUND 1 アメリカ
- ネイティブ・アメリカン達と戦う。ボスは大岩を投げてくる男。
- ROUND 2 アフリカ
- 現地の原住民達と戦いを繰り広げる。ボスはトーテムポールのようなもので、下段、中段、上段と計3体を相手取る。
- ROUND 3 ギリシア
- 鎧姿の闘士や、有翼人、鳥が襲ってくる。ボスはケンタウロス。人、爬虫類、竜のような顔と形態が3つあり、それぞれ攻撃手段も異なる。
- ROUND 4 インド
- 象や妖怪が襲ってくる。ボスは阿修羅のような敵で、3つの攻撃形態を駆使してくる。
- ROUND 5 日本
- 忍者や、ROUND 3に現れた鳥が登場する。ボスは鬼の面を付けた赤い装束の忍者。ボスとの戦闘中ひっきりなしに鳥が襲ってくる。
- ROUND 6 日本
- 引き続き日本が舞台。雑魚敵もROUND 5と同じものが出現する。ボスは2人組の禿げ頭の忍者。これを倒すとラストボスである骸骨姿の敵が登場する。
移植版
関連作品
- ラッシング・ビート乱 複製都市(1992年) - プレイヤーキャラクターとして本作の主人公と同名のキャラクターが登場する(そちらでは「華斬」と表記されている)。
脚注
外部リンク
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