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ジャレコ

かつて存在した日本のゲーム開発会社 ウィキペディアから

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株式会社ジャレコ(JALECO LTD.)は、かつて存在した日本のゲーム開発会社。

概要 種類, 市場情報 ...

概要

要約
視点

旧:ジャレコ

1974年10月3日株式会社ジャパンレジャーとして東京都渋谷区で創業。創業者は金沢義秋1945年11月12日 - )。1983年4月1日に株式会社ジャレコに社名変更[1]

ハドソンナムコタイトーコナミカプコンとともにファミリーコンピュータの初期サードパーティー6社の一角で、任天堂はこれら6社を優遇していた。

1988年3月にコーポレートアイデンティティを導入した。国際科学技術博覧会でシンボルマークをデザインした田中一光によるもので、三本の波線が入ったロゴとなっている。この波線は「エンタテインメント」「テクノロジー」「クリエイティビティ」を表している[2]。なお、2004年に社名を「PCCW Japan」からジャレコに戻してからはロゴが度々変更されたが、シティコネクションが権利を取得してからのジャレコ関連製品は波線ロゴを使用している。

かつてはアーケードゲームの開発販売やアミューズメント施設ギャレッソ」「you&you」の運営、一般家庭向けのビアサーバーJAQNOブランドでのアクアリウム用品も製造販売しており、最盛期には世田谷区新町(国道246号線沿い)に直営店「MIZUKUSA倶楽部」を構えていた。これらはいずれも現在は撤退、業務移管済みである。

2000年8月10日に香港のパシフィック・センチュリー・サイバーワークス(PCCW, 電訊盈科)がジャレコを買収したことを発表し[3]2000年11月1日に社名を「パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン株式会社」(略称:PCCW Japan)に変更した[4]

2004年1月26日にゲーム事業を中核事業に据えていることを明確にする目的で、「株式会社ジャレコ」に社名を戻した[5][6]2005年には、主要株主が香港のPCCWからSandringham Fund SPC Limited(サンドリンガム)に変更。

ジャレコ(2代目)

2006年7月3日付けで、従来の株式会社ジャレコ(初代、旧ジャレコ)がゲーム事業について会社分割簡易分割)を行い、「2代目」株式会社ジャレコ(代表取締役社長 本杉進也)を新設。旧ジャレコは株式会社ジャレコ・ホールディングに社名変更して、持株会社制へ移行。なお、ジャレコ・ホールディングは、引き続きJASDAQに上場(銘柄コード:7954)した。また、ジャレコ・ホールディングの経営陣は、旧武富士、旧ライブドア関係者が多数集結しており[7]、不動産業、金融業(証券、FX取引)といった投資関係の業務がメインだった。

2009年1月15日、早期経営改善が見込めないことからジャレコの全株式が1円でジャレコ・ホールディングから提携先のゲームヤロウ株式会社に売却され、ゲームヤロウの完全子会社となった[8]。この際、ジャレコ・ホールディングは、ジャレコに対する貸付金16億9000万円のうち9億9000万円を放棄している。つまり、ゲームヤロウはジャレコの7億円の負債を引き継ぐ代わりに名目上1円で全株式を購入したという事である。なお、ジャレコ・ホールディングはその後の2009年4月、EMCOMホールディングスに社名変更している。

2013年には事実上の事業停止状態となる。公式ウェブサイトも閉鎖。

2014年5月21日、親会社であるゲームヤロウが、東京地方裁判所において破産手続き開始。負債総額は約22億4000万円と報道されている[9][10]。これに伴いジャレコは名実共に消滅した。

現在の動向

2013年夏ごろ、株式会社シティコネクションがジャレコ製タイトルの知的財産権(ライセンス)を継承[11]。その後、シティコネクション社が他社にライセンスを貸与する形で、ジャレコIPタイトルの家庭用ゲーム機・スマートフォンのアプリケーションなどへの移植が行われている。

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沿革

旧:ジャレコ

ジャレコ(2代目)

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業務用(アーケード)ゲーム作品

家庭用(コンシューマ)ゲーム作品

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オンラインゲーム作品

モバイルゲーム作品

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脚注

関連項目

外部リンク

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