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全羅線
韓国の鉄道路線 ウィキペディアから
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全羅本線(チョルラほんせん)は、大韓民国全北特別自治道益山市にある益山駅から全羅南道麗水市にある麗水エキスポ駅までを結ぶ韓国鉄道公社の鉄道路線である。
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路線データ
概要
益山駅にて湖南線から分岐して少しの間東へ進み、やがて南寄りに向きを変え、全北特別自治道の中心都市である全州にはいる。そこからさらに任実・南原・谷城と全羅道東部の内陸部の市・郡を結びながら南下して全羅南道東部の主要都市である順天にて慶全線と接続する。そこから麗水半島を縦断して半島東端に近い麗水エキスポ駅に至る。路線距離は約185km。
日本統治時代の1937年に全線開通した。益山(当時は裡里) - 順天間の開通を目指していた時期には慶全北部線と称したが、開通と同時に、当時松麗線と呼ばれていた松汀里 - 順天 - 麗水港間のうち、順天 - 麗水港間を線区換え(松汀里 - 順天間は現在の慶全線)し、裡里 - 順天 - 麗水港間を全羅線とした。
1981年には全州駅が、それまでの市街地に近い場所(現在の全州市庁所在地)から北東の外郭地へと移転した。長らくローカル線の雰囲気の漂う沿線風景を形成してきたが、近年は大規模な電化や線形改良を実施し、高速運転にも対応するようになった。
旅客列車は、殆どの列車が湖南線もしくは湖南高速線に直通し、線内完結列車はムグンファ号上下各3本のみとなっている。また、貨物列車の運行も多い。
2011年10月5日から高速鉄道KTXが乗り入れを開始し、龍山駅 - 麗水エキスポ駅間が3時間40分で結ばれるようになった。2012年5月1日には、高速化事業完成により最速3時間23分に短縮された。なお、全羅線内のKTXの最高速度は230km/hとなっている。
2012年5月12日 - 8月12日に開催された麗水国際博覧会開催期間中は、普段よりも列車が増発され、KTXのうち下り1本は最速の3時間2分で運転された。
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歴史
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駅一覧
- ●:全列車停車、▲:一部列車停車、|:全列車通過
廃駅
- 春浦駅 - 東益山駅と参礼駅との間に存在した。2011年5月13日電化・複線化により廃止。
- 徳津駅 - 北全州駅と全州駅との間に存在した。1981年5月25日廃止。
- 松川駅 - 東山駅と全州駅との間に存在した。2011年5月9日廃止。
- 牙中駅 - 全州駅と新里駅との間に存在した。2011年5月9日廃止。
- 五柳駅 - 任実駅と鳳泉駅との間に存在した。旧線の鳳泉駅は無人駅であり、新線上の鳳泉駅開業に際しては旧五柳駅から駅員が移動した。2004年8月5日鳳泉駅に統合され廃止。
- 上洞駅 - 南原駅と周生駅との間に存在した。1977年3月1日廃止。
- 寝谷駅 - 谷城駅と鴨緑駅との間に存在した。1944年6月15日に廃止されたが、2004年4月に蟾津江汽車村の観光列車の駅として再開業。
- 東順天駅 - 東雲駅と順天駅との間に存在した。2006年6月23日廃止。
- 新豊駅 - 栗村駅と徳陽駅との間に存在した。2011年4月5日順天駅 - 麗水駅間の線路移設により廃止。
- 美坪駅 - 麗川駅と麗水駅との間に存在した。2011年4月5日順天駅 - 麗水駅間の線路移設により廃止。
- 万聖駅 - 麗川駅と麗水駅との間に存在した。2011年4月5日順天駅 - 麗水駅間の線路移設により廃止。
- 麗水港駅 - 麗水駅の更に南に存在した。1943年12月1日廃止。
- 麗水埠頭駅 - 麗水駅の更に南に存在した。1945年8月15日廃止。
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