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長項線
韓国の鉄道路線 ウィキペディアから
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長項線(チャンハンせん)は、大韓民国忠清南道天安市にある天安駅と全北特別自治道益山市にある益山駅までを結ぶ、韓国鉄道公社(KORAIL)の鉄道路線である。
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概要
ソウルのベッドタウン化が進む天安市から、温陽温泉を経て南西に向かい、忠清南道西南部の黄海沿岸地域を通り、湖南線・全羅線が接続する益山駅までを結ぶ。
沿線には温泉地として名高い温陽温泉、道高温泉があるほか、南部の沿線地域には海水浴場が点在する(長項線自体はほとんど海岸沿いを通らない)。
2008年12月15日、天安駅から新昌駅まで19.7kmの区間が電化・複線化の上、首都圏電鉄1号線の乗り入れが開始された。また2009年6月1日、200000系特急形電車によるヌリロの運行が始まった。
2016年12月現在、一般列車はセマウル号が一日5往復、ムグンファ号が一日10往復運行され、全列車が京釜線龍山駅からの直通列車である。
歴史
要約
視点
天安 - 長項間は、日本統治時代に私鉄の朝鮮京南鉄道により、忠南線として1931年に全通した(なお、朝鮮京南鉄道は安城線も運営していた)。光復後、米軍政期の1946年の法令により、当時民営だった忠北線、京春線などと共に国有化され、1955年に長項線と改称された。
群山 - 益山間は、群山港への貨物輸送を目的に、朝鮮総督府鉄道局の群山線として1912年に開通した。
2008年1月1日に、錦江を隔てた長項駅と群山線大野駅の間に新線が開業し、群山線が長項線に編入され、天安から益山までのひとつの路線となった。この際、長項駅と群山駅は新線上に移設され、旧駅へ続く旧路線はそれぞれ長項貨物線・群山貨物線として貨物専用となった。
天安 - 長項間(旧・長項線)
群山 - 益山間(旧・群山線)
統合後(現・長項線)
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駅一覧
広域電鉄区間(天安 - 新昌)
温陽温泉 - 益山
- ●:全列車停車、▲:一部列車停車、|:全列車通過
廃駅
- 細橋駅 - 天安駅と排芳駅との間に存在した。1974年6月1日廃止。
- 鶴城駅 - 新昌駅と道高温泉駅との間に存在した。2008年1月1日廃止。
- 仙掌駅 - 新昌駅と道高温泉駅との間に存在した。2008年1月1日廃止。
- 吾可駅 - 礼山駅と挿橋駅との間に存在した。2008年12月15日廃止。
- 新谷駅 - 新城駅と広川駅との間に存在した。1974年6月1日廃止。
- 舟橋駅 - 周浦駅と大川駅との間に存在した。2008年1月1日廃止。
- 玉西駅 - 藍浦駅と熊川駅との間に存在した。1992年5月2日廃止。
- 艮峙駅 - 熊川駅と板橋駅との間に存在した。2020年8月13日廃止。
- 珠山駅 - 熊川駅と板橋駅との間に存在した。2006年6月23日廃止。
- 温洞駅 - 熊川駅と板橋駅との間に存在した。
- 奇洞駅 - 板橋駅と舒川駅との間に存在した。2006年6月23日廃止。
- 三山駅 - 舒川駅と長項駅との間に存在した。2006年6月23日廃止。
- 九切駅 - 舒川駅と長項駅との間に存在した。
- 臨陂駅 - 大野駅と益山駅との間に存在した。2020年8月13日廃止。
- 五山里駅 - 大野駅と益山駅との間に存在した。2020年8月13日廃止。
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使用車両
一般列車
客車
ディーゼル機関車
広域電鉄
過去の使用車両
電車
気動車(ディーゼル動車)
ディーゼル機関車
気動車
脚注
関連項目
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