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八戸ノ里駅

大阪府東大阪市にある近畿日本鉄道の駅 ウィキペディアから

八戸ノ里駅map
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八戸ノ里駅(やえのさとえき)は、大阪府東大阪市小阪三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線である。駅番号はA09

概要 八戸ノ里駅, 所在地 ...
さらに見る 八戸ノ里駅 配線図 ...
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歴史

年表

駅名の由来

「八戸ノ里」の駅名の由来は、この地域の開発が始まった江戸時代初期に入植した豊臣家旧臣達の家の数が8戸であったことに由来する。しかし、この地域は古代、河俣御厨(かわまたみくりや)の一部(現在も駅の北側には御厨の地名が残存している)で、室町時代には近隣の若江(若江岩田駅南)に河内国守護畠山氏の居城である若江城があり、戦国時代にはカトリック宣教師によって若江城およびその城下の繁栄が記されているなど比較的早い時期から開発されていたと思われる。近年の研究では、大坂の陣の際に淀川堤防が決壊し、この地域も一時的に沼地と化したとされることから、この時期に以前にこの地にいた住民は他所へ移り、その後、沼地となったこの地域を開発したのが上記の8戸の家々であった可能性が指摘されている。

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駅構造

Thumb
ホーム

島式2面4線のホームを持つ待避可能な高架駅。ホーム有効長は6両(ただし、回送に備え、待避線自体の有効長は10両)。改札コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は1ヶ所のみ。

布施駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)、自動券売機(特急券および定期券対応)[5] が設置されている。かつては当駅を管理駅として奈良線河内永和駅 - 当駅間を管轄する駅長が当駅に配置されていた。

のりば

さらに見る のりば, 路線 ...

内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。なお、4番のりばからは非常渡り線を使用して奈良方面への出発も可能である。2025年2月22日からは停車列車の発着番線が1番線と4番線に統一され、2番線と3番線は通過列車のみが使用する。

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利用状況

要約
視点

2023年11月7日における1日乗降人員26,217人である。これは奈良線において、準急・区間準急が通過する駅では最多となっている。

近年における1日乗降人員の推移は下表の通り。

さらに見る 年度, 特定日利用状況 ...

駅周辺

1950年代半ばまでは辺り一面何もない田園地帯であったが、今では住宅や中小ビルが立ち並び、雑然とした町並みで、再開発の動きもない。

東花園車庫が出来る1967年まで、八戸ノ里に車庫があった。河内小阪駅にあった車庫を1950年に移転させたものである。東花園駅への再移転後、跡地は近鉄によりマンションが建設された。

また、1952年から1982年までは、当駅と東隣の若江岩田駅の中間に玉川工場があり、奈良線・京都線車両の重要部検査・全般検査の業務を行っていた。五位堂検修車庫の完成で廃止され、跡地は「近鉄ハーツ」となったが2010年に閉鎖された。同地にはその後2011年ニトリモール東大阪が開業した。

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バス路線

近鉄バスが乗り入れている。ロータリーは南口にある。

駅改札内にはバス発車時刻案内表示装置(LED式)が設置されている。2015年3月21日よりバス乗り場が変更されている。

また、駅北口西側にも乗り場があり、以下の路線が乗り入れている。

  • 15番:小阪駅前行

かつて吹田八尾線が運行していた頃は京阪バス阪急バス、さらに国鉄バスも乗り入れていた。

隣の駅

近畿日本鉄道
A 奈良線
快速急行・急行・準急・区間準急
通過(但し当駅付近に学校が多い為、試験日等の要請で準急・区間準急の一部が臨時停車する場合が有り)
普通
河内小阪駅 (A08) - 八戸ノ里駅 (A09) - 若江岩田駅 (A10)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

関連項目

外部リンク

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