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内閣総理大臣の配偶者
日本の内閣総理大臣の配偶者 ウィキペディアから
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(ないかくそうりだいじんのはいぐうしゃ)は、日本の内閣総理大臣の妻または夫のことを指す。特に初代の伊藤博文から第102・103代の石破茂までの歴代首相65人は全員男性であり、その配偶者はみな女性であったことから(ないかくそうりだいじんふじん)と呼称されてきた。この場合の英語の通称は、ファーストレディ(First Lady)。
2025年10月21日、憲政史上初の女性首相として高市早苗が第104代内閣総理大臣に就任したことに伴い、高市の夫である山本拓(髙市拓)が男性としては日本史上初の内閣総理大臣の配偶者となり、英語名称におけるファースト・ジェントルマン(First Gentleman)またはファースト・ハズバンド(First Husband)となった。
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概説
内閣総理大臣夫人は(男性の)内閣総理大臣の配偶者である。その人物が私人である場合でも、首相の外遊への随行や、災害被災地の慰問、文化事業の視察、運動競技の参観、来賓の歓迎行事や晩餐会などへの随伴、また首相の名代として参加することがある。しかし内閣総理大臣夫人は公職ではなく、その公的活動の根拠となる法律も存在しないため、日本を代表して公的行事に参加することに対しては議論がある。
日本では首相夫人の活動をサポートする予算や法律は特に存在しないが、公的な活動にかかる費用については「国家公務員等の旅費に関する法律」等の法律に基いて財務省が定めた運用方針に従い拠出される。
第1次安倍内閣では、首相官邸を拠点に活動する安倍晋三首相と首相公邸を拠点に「ファーストレディ」として積極的な活動を見せた昭恵夫人との連絡調整を主な任務とする「首相公邸連絡調整官」が設けられ、首相夫人をサポートする体制が整えられた。次の福田内閣(福田康夫首相・貴代子夫人)にて廃止されたが、第2次安倍内閣が発足すると内閣総理大臣夫人付として復活した。
日本では総理夫人の活動が大きく報道されることは少ないが、公的な活動に積極的に参加する首相夫人も少なくはなく、「ジャパンズ・ファーストレディ(Japan's first lady)」の呼称とともにメディアに露出する機会も増えつつある。
第3次安倍内閣では、2017年3月に「『内閣総理大臣夫人』は、公人ではなく私人であると認識している」とする答弁書を閣議決定した[1][2]。
1989年の宇野内閣以降は内閣総理大臣夫人も資産公開制度の対象となっている。
2025年10月21日、日本初の女性内閣総理大臣に高市早苗が就任したことで、初の男性の内閣総理大臣の配偶者(高市拓)が誕生した。
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内閣総理大臣の配偶者の一覧
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存命中の内閣総理大臣の配偶者経験者の一覧
要約
視点
2025年(令和7年)10月21日現在、現職者の山本拓(高市拓)を除く存命中の内閣総理大臣の配偶者経験者は、以下の16名である。
ギャラリー
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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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